『キングズ・ギルド(The King's Guild)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | キングズ・ギルド(The King's Guild) | ||
特徴 | キングズ・ギルドは、最も影響力のあるギルドを確立するためにプレイヤーが競う戦略ボードゲームです。 強力な装備を作成し、宝物を獲得するためにクエストに英雄を送り込み、ユニークなキャラクターと部屋を配置してギルドを拡大して、ギルドを繁栄に導いてください。 | ||
プレイ人数 | 1 - 6 人 | プレイ時間 | 33 分 |
ゲームデザイナー | Matthew Austin | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Laura Bevon | 戦略 | 4 |
エディター | Mirror Box Games | 運 | 3 |
発売日 | 2018 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
キングズ・ギルド(The King’s Guild)とは?
キングズ・ギルドは、最も影響力のあるギルドを確立するためにプレイヤーが競う戦略ボードゲームです。
強力な装備を作成し、宝物を獲得するためにクエストに英雄を送り込み、ユニークなキャラクターと部屋を配置してギルドを拡大して、ギルドを繁栄に導いてください。
キングズ・ギルド(The King’s Guild)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ゲームボード(1枚)
・プレイヤーボード(6枚)
・ギルドタイル(6枚)
・ギルド紋章トークン
・資源
・クエストカード
・評議会への貢ぎ物カード
・王の葬儀カード
・4 player reference cards
・King’s Statue & Shrine room tiles
・Common room tiles – 4 Warehouses, 4 Libraries, 3 Magic Arcaenums & 3 Gem Workshops
・Chamber room tiles (double-sided) – 6 Great Hall|Barracks, 6 Bedchamber|Kitchen
・14 Master room tiles
・Treasure cards – 28 each of Blue, Red & Yellow
・Specialist cards – 12 each of A, B, & C
・Coins & Tokens –
・Scoring Pad
準備
❶ | |
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❸ | |
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❺ | |
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❼ | |
❽ |
1.ゲームボードがテーブル中央に配置します。
2.マスタールームタイルをシャッフルした後、プレイ人数+3枚のマスタールームタイルが引かれ、表向きで置かれます。残りはこのゲームでは使いません。王の彫像タイルもそばに置きます。
3.プレイ人数によって、以下の通りに共通部屋タイルがボードに置かれる。残ったタイルはこのゲームでは使いません。
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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・倉庫 ・図書館 | 1 | 2 | 3 | 3 | 4 |
・宝石工房 ・魔法研究室 | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 |
4.専門家カードが種類別(A、B、C)に分けられた後シャッフルされます。その後、各種類のカードがプレイ人数に応じて裏向きで用意されます。残ったカードはこのゲームでは使いません。
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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用意される枚数 | 5枚 | 7枚 | 8枚 | 9枚 | 10枚 |
用意された専門家カードは一番下にCのカード、その上にBのカード、その上にAのカードが重ねられて山札となり、ボードに置かれます。その後、この山札から5枚の専門家カードが惹かれ、表向きにして並べられます。
5.コインがストックとしてボード中央に置かれます。
6.プレイヤー人数に応じて、以下の通りに資源コマがボードに置かれます。残った資源コマはこのゲームでは使いません。
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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布、革、金属、木材 | 5個 | 6個 | 7個 | 8個 | 8個 |
宝石、魔法 | 3個 | 4個 | 5個 | 6個 | 6個 |
7.プレイヤー人数と同じ枚数の寝室/厨房タイルと大ホール/兵舎タイルがそれぞれボードに置かれます。残ったタイルはこのゲームでは使いません。
8.クエストカードが種類別に分けられた後、それぞれシャッフルされます。その後、プレイヤー人数に応じて、以下の通りにカードが引かれ、裏向きに用意されます。残ったカードはこのゲームでは使いません。
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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布、革、金属、木材 | 5枚 | 7枚 | 8枚 | 9枚 | 10枚 |
宝石、魔法 | 8枚 | 12枚 | 14枚 | 17枚 | 19枚 |
時代1のクエストカードすべてが1つの山にされた後、シャッフルされます。その後、クエストカード山札が次のように作られます。一番下に評議会への貢ぎ物カード、その上に時代2のクエストカード、その上に王の葬儀カード、その上に時代1のクエストカードが置かれます。
9.クエストカードの山札から5枚のカードが引かれ、表向きにしてゲームボードの空のスロットに置かれます。5~6人プレイの場合には6枚のクエストカードが置かれます。
10.宝物カードが色別にシャッフルされ、ゲームボードに置かれます。
11.プレイヤーボードがシャッフルされ、各プレイヤーに1枚が配られます。残ったプレイヤーボードはこのゲームでは使いません。
12.スタートプレイヤーがランダムに決定され、最初の手番順に応じて以下の通りにコインを受け取ります。
手番順 | 1番手 | 2番手 | 3番手 | 4番手 | 5番手 | 6番手 |
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コイン | 3枚 | 4枚 | 5枚 | 5枚 | 6枚 | 6枚 |
13.ギルドタイルがシャッフルされ、各プレイヤーに1枚と、それに応じたギルド紋章トークンが配られます。ギルドタイルはプレイヤーボードのそばに置かれます。残ったギルドタイルと紋章トークンはこのゲームでは使いません。スタートプレイヤーから手番順に、各プレイヤーはギルドタイルに描かれている初期ボーナスを受け取ります。そして、スタートプレイヤーが最初の手番を行い、以降、手番順に手番を行います。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の基本アクションを1つ選択して実施します。
基本アクション
基本アクションは以下の3つのアクションがあります。
・収集
・作成
・拡張
フリーアクション
以下は自分の手番中、好きな回数任意で実施することができます。
・宝物カードを使用する
・宝物カードを売却する
以下のいずれかの方法で場から資源を獲得し、自分の保管エリアに置きます。
・同じ種類の資源3個までを取る
・異なる種類の資源2個までを取る
保管エリアの資源が上限を超えた場合、上限に収まるまで資源を選んで捨てます。
・ストックに無い資源を取ることはできません。
・宝石(緑)は、『宝石工房』が無ければ取ることはできません。
・魔法(紫)は、『魔法研究室』が無ければ取ることができません。
場のクエストカードに書かれているアイテム(1~2種類)を1つ選択して作成します。
アイテムを作成するには書かれているコストの資源を支払い、報酬のコインを獲得します。
アイテムが1種類のクエストの場合
アイテムが1種類のクエストのアイテムを作成した場合、クエスト完成となります。
アイテムが2種類のクエストの場合
アイテムが2種類のクエストのアイテムを作成した場合、まだ誰もアイテムの作成を行っていない場合は、自分のギルド紋章トークンをアイテムの上に配置します。
もう1つのアイテムも作成された時にクエスト完成となります。
1人でクエストの完成を行った場合
このプレイヤーはクエストカードに示されている宝物カードを引きます。そして、このクエストカードを取って、自身のプレイヤーボードの左隣に表向きで置きます。
2人でクエストの完成を行った場合
このクエストカードに最初にギルド紋章トークンを置いたプレイヤー(最初にアイテムを作製したプレイヤー)がクエストカードを取り、このプレイヤーのプレイヤーボードの左隣に表向きで置かれます。
このクエストカードに最後にギルド紋章トークンを置いたプレイヤー(最後にアイテムを作製したプレイヤー)が宝物カードを引いて内容を確認した後、そのうち1枚を取ります。残りの1枚は最初にギルド紋章トークンを置いたプレイヤーに渡します。
クエストが完遂されたらギルド紋章トークンは元のプレイヤーの手元に戻ります。最後に、空いたスペースにクエストカードが補充されます。
宝物カードは手札として6枚まで持つことができます。
6枚を超える場合、即座に宝物カードを売却して6枚まで減らさなければなりません。
図書館タイルや専門家カードの効果によってこの手札上限枚数は増えます。
※宝物カードは基本的に黄色はコイン、青は資源、赤は勝利点寄りの効果が出やすくなっています。
以下のアクションを任意の順序で両方、もしくはどちらか1つを実施します。
・部屋1つの建築
・専門家1人の雇用
部屋1つの建築
1. コストを支払い、部屋タイルを獲得する
部屋タイル1つを選び、建築コスト(左上)を支払い、プレイヤーボードに配置します。
・ | 特別室タイルの場合はどちらの面を使用するかも選び |
・ | 部屋タイルを付け加える際は、同じ向きで、上下左右のどれか1辺が他のタイルに接するようにしなければなりません。 |
・ | 自身のプレイヤーボードに十分なスペースが無いならこのアクションを実行することはできません。 |
・ | なお、「同名の部屋タイルを2枚以上建築することはできない」という制限があります。 |
・ | マスタールームを選択することもできます。マスタールームはゲーム終了時に得点をもたらします。 |
・ | ※BGAでは「マスタールームを表示・隠す」をクリックして切り替えます。 ※BGAでは特別室の寝室⇔厨房、大ホール⇔兵舎をクリックで切り替えられます。 |
・ | |
・ |
2. ボーナスを獲得する
プレイヤーボードに描かれているボーナスマーク上に部屋タイルを置いた時、ストックからコインか資源を獲得します。
専門家1人の雇用
専門家の雇用は以下の流れで実施されます。
1. コストを支払い、専門家カードを獲得する
場に配置されている専門家カード1枚を選択し、左上に書かれている雇用コスト(コイン)を支払って、プレイヤーボードの特別室タイル上、またはギルドの外側にある4スペースの空いているいずれか1スペースに置きます。
これらの空きスペースが無い場合にはこのアクションは実行できません。
2. 獲得した位置の右側にある専門家カードにコインを1枚ずつ配置する
専門家カードを獲得した後、獲得した専門家カードの右側にあるカードの上にコインを1コインずつ配置します。
コインが置かれている専門家カードは置かれたコイン分だけコストが低くなります。ただし、コストが0になった専門家カードはゲームから取り除かれます。
3. 専門家カードを補充する
専門家カード列に空きが出たら、詰めるようにして残りのカードを右にスライドさせた後、空いたスペースに新たな専門家カードが補充されます。
王の葬儀
Ⅰのクエストカードから「王の葬儀」カードが引かれたら、競りを行います。
各プレイヤーは王の彫像タイルに対して入札する金額を秘密裏に選択します。
その後、すべてのプレイヤーが同時にこれを公開します。
最高値を付けたプレイヤーがその金額分のコインを支払い、自身のプレイヤーボードのギルドに付け加えます(部屋タイルのように)。
「王の葬儀」カードは4名声点となります。
他のプレイヤーはコインの支払いを行いません。
最高値を付けたプレイヤーが複数の場合、誰もコインを支払うことなく、また、王の彫像タイルは獲得されません。
最後に、空いたスペースにクエストカードを補充します。
評議会への貢物
Ⅱのクエストカードから「評議会への貢ぎ物」カードが引かれたらゲームは終了に向かいます。
各プレイヤーは1回ずつ追加の手番を行います(評議会への貢ぎ物カードを引いたプレイヤーも含む)。
各プレイヤーは、最後の追加手番を消費して、評議会への献上をすることができます(つまり、最後の追加手番で通常のアクションを実行する代わりに評議会への献上アクションを行える)。
これを行う場合には、自身のギルド紋章トークンを評議会への貢ぎ物カードに置きます。
ゲーム終了時のコインや資源数によって追加の名声点を獲得できます。
ただし、自身のギルド紋章トークンが2つとも別のクエストカードに置かれている場合には、これを実行することができません。
ゲーム終了条件
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
「評議会への貢ぎ物」カードが引かれた後、各プレイヤーが1回ずつ手番を行ったら(もしくは評議会への献上を行ったら)ゲームは終了します。
各プレイヤーは自身のギルド紋章トークンが置かれているすべてのクエストカードを取り、自身のプレイヤーボードの左隣に置きます(ただし、これらのクエストカードによって宝物カードを取ることはありません)。そして、得点計算が以下の通りに行われます。
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合、コインを多く持っている方のプレイヤーが勝利になります。
得点計算方法
得点項目 | 得点 |
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護符 | 手札にある護符によって、カードに示されている数字分の名声点(2または3点)を得ます。最も多くの護符カードを持つすべてのプレイヤーは追加の3名声点を得ます。 |
遺物 | 手札にある異なる種類の遺物カード1枚ずつのセットによって、次のように名声点を得ます。 セットに含まれる種類数1/2/3/4/5/6で2/5/9/13/17/22名声点。 複数の遺物カードセットから名声点を獲得できますが、1つの遺物カードを複数のセットに組み込むことはできません。 |
クエストカード | 獲得したクエストカード1枚につき1名声点を得ます。 |
専門家カード | 獲得した専門家カードに示されている数字分の名声点を得ます。 |
部屋タイル | 部屋タイルに示されている数字分の名声点を得ます。 星マークが描かれている部屋タイル(マスタールーム)は記されている条件に応じて名声点を得ます。 マスタールームは獲得したクエストカードの英雄アイコンを参照する場合が多くあります。 特別室タイルからはそこに専門家カードが置かれている場合にのみ名声点を得ます(もしくは貴族の荷物トークン)。 |
献上品 | 最後の追加手番を実行しないで評議会への献上を行った場合、名声点2に加え、ゲーム終了時に持っている3コインごとに1名声点、資源2個ごとに1名声点を追加で得ます(端数切捨て)。 |
※補足
宝物カードの山札が尽きたら、その種類の宝物カードの捨て札山にある巻物カードをゲームから取り除きます。その後、捨て札がリシャッフルされ、新たな山札となります。宝物カードの捨て札はいつでも確認できます。非常に稀なことですが、捨て札山も宝物カードが無い場合にはその種類の宝物カードを引くことはできません。他の任意の色の宝物カードを代わりに引きます。
マスタールーム貯蔵庫:評議会への献上で得点計算に使用した資源もこのタイルの得点計算に使用できます。
マスタールーム金庫室:このタイルによる得点計算で使用したコインを評議会への献上による得点計算の対象にはなりません。