『マイティ(Mighty)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | マイティ(Mighty) | ||
特徴 | マイティは韓国の大学生によって考案されたトリックテイキングゲームで、日本のトリックテイキングゲームであるナポレオンに似ています。 各ラウンドで、最も大きなビッドをしたプレイヤーがパートナーを1人選び、この2人のプレイヤーはビッドを成立させるために十分な得点カード(A、K、Q、J、10)を得ようとします。 | ||
プレイ人数 | 3 - 7 人 | プレイ時間 | 41 分 |
ゲームデザイナー | 複雑さ | 3 | |
アートワーク | Adrian Kennard, Nicu Buculei | 戦略 | 4 |
エディター | 運 | 1 | |
発売日 | 1965 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
マイティ(Mighty)とは?
マイティ(Mighty)は、韓国の大学生によって考案されたトリックテイキングゲームであり、日本のトリックテイキングゲームであるナポレオンに似ています。
各ハンドでは、最も高い入札者がカードをコールしてパートナーを選びます。そして、この2人のプレイヤーは、入札を達成するためにスコアリングカード(A、K、Q、J、10)を十分に取ることを目指します。
マイティ(Mighty)の遊び方
ゲームの準備
このゲームはジョーカーを含めた53枚のトランプカードを使用します。
プレイ人数によってカードを取り除き、手札を均等に配り、残ったカードは伏せて置きます。
プレイ人数 | 取り除くカード | 手札 | 伏せるカード |
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3人プレイ | 2~6 | 10枚ずつ | 3枚 |
4人プレイ | 2~4(♣3♠3を除く) | 10枚ずつ | 3枚 |
5人プレイ | – | 10枚ずつ | 3枚 |
6人プレイ | – | 8枚ずつ | 5枚 |
7人プレイ | – | 7枚ずつ | 4枚 |
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで実施されます。
1. 入札
2. 宣言者は手札を交換し、パートナーを決める
3. トリックテイキング
4. 得点計算
1. 入札
各プレイヤーは順番に得点の宣言、またはパスを行います。
宣言する場合、数字とスートを宣言します。
(この時のスートがラウンドの切り札スートとなります)
スートを指定しない、または20の場合、得点が2倍になります。
他のプレイヤーが宣言した場合、次のプレイヤーはそれよりも高い数字であれば宣言することができ、他のプレイヤー以外が全員パスしたら、宣言者が決まります。
10、J、Q、K、Aの5枚のカードが得点カードとなります。
パートナー(※)と2人で得点カードを何枚集められるのかを宣言します。
※パートナーは、次のフェイズでパートナーの条件を決めます。
(1人で得点カードを取ることもできます)
2. 宣言者は手札を交換し、パートナーを決める
宣言者は手札の不要なカードを3枚選び、伏せられたカードと交換します。
その後、パートナーとなるプレイヤーの条件を決めます。(※4人プレイ以上の場合)
パートナーの条件は以下の内から選択できます。
・マイティ(※)
・ジョーカー
・最初のトリック
・特定のカード
※♠A、切り札が♠の場合は♦A
条件を満たされたプレイヤーがパートナーとなります。
(カードの場合は持っているプレイヤー)
パートナーを指定しない場合、得点が2倍になります。
プレイ人数が6人以上の場合、5人になるまで手札の交換・パートナー条件を決める前に宣言者は持っていないカードを選択します。
選択したカードを持っているプレイヤーは、このラウンドには参加できません。
手札を伏せているカードに加えて、他のプレイヤーに均等に配ります。
3. トリックテイキング
宣言者が最初のリードプレイヤーとなり、トリックテイキングを行っていきます。(マストフォロー)
カードの強さ
2<3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A
❶リードプレイヤーは好きなカードを1枚出す(リードカード)
❷他のプレイヤーは順番にリードカードと同じスートのカードを出す
(同じスートがなければ、好きなカードを出す)
❸カードが最も強いプレイヤーがトリックを獲得し、次のリードプレイヤーとなる
手札がなくなるまで❶~❸を繰り返す
切り札のスートが出ている場合
切り札スートの中から最も強いランクのカードを出しているプレイヤーが勝利
切り札のスートが出ていない場合
リードカードと同じスートの中で最も強いランクのカードを出したプレイヤーが勝利
・マイティ(♠A、♠が切り札の場合♦A)
最も強いカードで、切り札・ジョーカーにも勝利します。
・ジョーカー
ジョーカーはマイティの次に強いカードで切り札に勝ちます。(ジョーカーコールの場合を除く)
・♣3
♣3は、ジョーカーコールと呼ばれます。
このカードがリードされた場合、ジョーカーを持っているプレイヤーはそれを出さなければならず、ジョーカーの能力は無効化されます。
ただし、マイティとジョーカーの両方を持っていれば、ジョーカーではなくマイティを出すことができる。
・最初のトリックのリードの制約
最初のトリックのリードには制約があり、切り札やマイティ、ジョーカー、ジョーカーコールは出してはならない(ただし、この制約にひっかからないカードを持っていない場合は、切り札を出してもよい)。
・ジョーカーの制約
ジョーカーは最初と最後のトリックで出してはならない。それ以外はいつでも出して構わない。ジョーカーをリードした場合は、ジョーカーを出した競技者がリードのスートを指定する。
4. 得点計算
宣言者とパートナー以外のプレイヤーが獲得した点数カードの枚数を合計し、20からその数を引いたものが宣言者とパートナーの獲得になります。(つまり、宣言者が捨てた3枚の中にある点数カードは、宣言者側の得点になります)
得点は「宣言した枚数-12」が勝ち点となります。
宣言者
勝ち点×2点を獲得する
パートナー
勝ち点分の得点を獲得する
他のプレイヤー
勝ち点分の得点を減点する
宣言者
勝ち点×2点を減点する
パートナー
勝ち点分の得点を減点する
他のプレイヤー
勝ち点分の得点を獲得する
ゲームの終了条件
規定数のラウンド数を行った後にゲーム終了です。
最も得点が獲得できたプレイヤーが勝利となります。