『ミュー(Mü)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ミュー(Mü) | ||
特徴 | A tactical, trick-taking game for 4-6 players (best with 5). Mü is regarded by many as one of the best offerings in the trick-taking genre. Players reveal cards to declare their bids: the highest bidder becomes the Chief and the second highest bidder is the Vice. Both the Vice and Chief choose a trump (either number or suit), and then players try to capture tricks to score the most points. The Chief chooses a partner and tries to cover the bid to score bonus points, while the Vice and remaining players seek to stop the Chief from reaching his goal. The deck consists of 60 cards in 5 different colored suits. Each suit contains cards numbered from 0 to 9, with two of each the 1 and 7 cards. Cards also have 0, 1, or 2 triangles printed on them to show the point value of that card. | ||
プレイ人数 | 4 - 6 人 | プレイ時間 | 73 分 |
ゲームデザイナー | Doris Matthäus, Frank Nestel | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Doris Matthäus | 戦略 | 3 |
エディター | Doris & Frank | 運 | 2 |
発売日 | 1995 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ミュー(Mü)とは?
Müは4〜6人向けの戦略的なトリックテイキングゲームです。
(5人プレイがおすすめです)
5つの異なる色のカードが60枚あり、各色には0から9までの数字のセットが12枚ずつあります。また、1と7のカードが各2枚ずつ含まれています。各カードには0、1、または2個の三角形が描かれており、それがカードの得点値を示しています。さらに、4つの異なる色の木製マーカーが24個含まれています。
ミュー(Mü)の遊び方
ゲームの準備
スートが5つで各12枚のカードがあります。
カードの数字:0・1・1・2・3・4・5・6・7・7・8・9。
合計60枚のカードが各プレイヤーに均等に配られます。
各カードに描かれている三角形の数は、そのカードをトリックで獲得したときの得点を示しています。(0~2点)
ゲームの流れ
このゲームは以下の流れで行われます。
1. 入札/役割(チーフ/バイス)を決める
2. 切り札/ボーナスを決める
3. パートナーを決める
4. トリックテイキング
5. 得点計算
1. 入札/役割(チーフ/バイス)を決める
順番にビッド(入札)を行います。
手札を1枚以上選択して自分の前に公開、またはパスを行います。(※パスした場合、次の手番が回ってきたら再度入札できます)
この時、公開できる枚数は場に出ている最大枚数+1枚までになります。
入札フェーズで使用されたカードは他のプレイヤーに見える状態になりますが、トリック中は手札の一部として扱われます。
入札により、チーフがトリックで獲得する目標得点が変わります。
下に表示されている表から確認することが出来ます。
例:5人プレイ、6枚の入札でチーフになった場合
チーフとパートナーの2人で39点以上獲得すれば『入札成功』、それ未満の場合、『入札失敗』となります
プレイヤーが連続してパスして1巡したら入札は終了となります。
出した入札枚数により、『チーフ』と『バイス』のプレイヤーが決定します。
最も多くの枚数、カードを公開しているプレイヤーはチーフとなります。(※BGAでは”C”のアイコンで表されています)
2番目に多くの枚数、カードを公開しているプレイヤーはバイスとなります。(※BGAでは”V”のアイコンで表されています)
公開している枚数が同じ場合、出しているカードの数字が大きい方がバイスになります。
最も多くの枚数、公開しているプレイヤーが複数いる場合、入札フェイズでラウンドが終了となり、引き分けたプレイヤーの中で、一番最後にカードをプレイしたプレイヤーは-40点となり、他の引き分けた他のプレイヤーは+20点となります。
2. 切り札/ボーナスを決める
『バイス』『チーフ』により、切り札となる色と数字を決めていきます。
『バイス』が色か数字を指定し、その後『チーフ』は『バイス』が指定しなかった方を指定します。
※切り札を指定する場合、自分が公開しているカードにその要素が含まれていなければなりません。
バイスが指定した切り札よりもチーフの指定した切り札の方が強力です。
色と数字が切り札に指定された場合、その両方を兼ね揃えているカードは『ダブルトランプ』となり最も強いカードとなります。
チーフが決めた切り札カードにより、入札に成功した時のボーナス点が決まります。
例:切り札をチーフが”7″を設定し、入札枚数が”5″の場合
入札成功時に獲得できるボーナス点は60点となります。
3. パートナーを決める
チーフになったプレイヤーは、バイス以外のプレイヤーの中から、パートナーを選択します。
パートナーとなったプレイヤーは”P”のアイコンが渡されます。
4. トリックテイキング
チーフがスタートプレイヤーとなり、以下の流れで場に公開したカードと手札が全て無くなるまでトリックテイキングを行います。(※場に公開しているカードは公開したまま出します)
❶スタートプレイヤーがリードカードを1枚場に出す
❷他のプレイヤーは順番にリードカードと同じスート(色)のカードを1枚場に出す。
同じスートがない場合は、好きなカードを出します。
❸最も強いカードを出した勝者がトリックを獲得し、次のスタートプレイヤーとなります。
・切り札カードが出されている場合
切り札カードの中で最も高い数字を出しているプレイヤーが勝利
・切り札カードが出されていない場合
リードカードのスートの中から最も高い数字を出しているプレイヤーが勝利
・同じ強さのカードが複数ある場合(数字の切り札カードが複数)
同じ強さのカードが複数ある場合、最初に出されたカードが勝利
5. 得点計算
個人の得点・チームの得点の合計点が得点となります。
個人の得点
各プレイヤーは個別に獲得したトリックの得点(獲得したカードの▲の数)を計算して得点となります。
チームの得点
チーフとパートナーの個人得点を合計し、入札に成功/失敗かを確認します。
前述しましたが、切り札・入札枚数により目標得点とボーナス点が決まっています。
・目標点数
目標得点を超えている場合『入札に成功』、超えていない場合に『入札に失敗』となります。
・ボーナス点
『入札に成功』した時に獲得できるボーナス点を確認できます。
チーフとパートナーは、ボーナス得点を獲得できます。
バイスチームは加点/失点はありません。
チーフとパートナーの合計得点で到達できている入札枚数を確認します。
チーフは『入札枚数 – 到達できている入札枚数 ×10点』を失い、
バイスチームは『入札枚数 – 到達できている入札枚数 ×5点』を獲得します。
パートナーは加点/失点はありません。
ゲームの終了条件
いずれかのプレイヤーが200点を超えた時、ゲーム終了となります。