遊び方

『ネクストステーション:パリ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『ネクストステーション:パリ(Next Station: Paris)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルネクストステーション:パリ(Next Station: Paris)
特徴パリ史上最高の地下鉄路線網の 立案者になりましょう。 立体交差を活かして 首都の代表的な記念碑をつなぎつつ、 中央のターミナル駅を結ぶ最適な鉄道網を目指しましょう!
プレイ人数 1 - 4 人プレイ時間 9 分
ゲームデザイナーMatthew Dunstan複雑さ2
アートワークMaxime Morin戦略2
エディターBlue Orange2
発売日2024やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ネクストステーション:パリ(Next Station: Paris)とは?

パリ史上最高の地下鉄路線網の 立案者になりましょう。
立体交差を活かして 首都の代表的な記念碑をつなぎつつ、 中央のターミナル駅を結ぶ最適な鉄道網を目指しましょう!

ネクストステーション:パリ(Next Station: Paris)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・個人シート(プレイヤー人数分)
・ペン(4本:オレンジ、青、緑、紫)
・駅カード(11枚:黄色6枚、青色5枚)
・目標カード(5枚)
・市門カード(8枚)

準備

1. 各プレイヤーは個人シートを受けとります。
2. 各プレイヤーは別の色のペンを1本ずつ受け取ります。
3. 駅カードを全てシャッフルして山札を作ります。
4. 目標カードを2枚公開します。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

ラウンド終了条件が満たされるまで、以下のアクションを繰り返し実施します。
(※全プレイヤー同時に実施します)

1. 山札から『駅カード』が公開される(全プレイヤー共通)
2. 駅カードと同じマークの駅に路線を繋ぐ

1. 山札から『駅カード』が公開される(全プレイヤー共通)

山札から『駅カード』が、1枚公開されます。

『駅カード』は青色と黄色の2種類あり、マークが書かれています。(※BGAでは、出たカードのマークに×印が書かれます)

2. 駅カードと同じマークの駅に路線を繋ぐ

ペンの色と同じ駅にから線路を伸ばすように『駅カード』と同じマークの駅に路線を繋ぎます。

路線を引くルール

・線路の両端のどちらかから点線をなぞって新しい駅に線を引く。
(スイッチカードが出ていない場合、分岐するように線を引くことはできません)
・途中で曲折することはできない。
・他の駅を跳び越えることはできない。
(例:A-B-Cが一直線上にあるとき直接AからCへ向かう)
・既に書かれている線路を交差することはできない。
・既に同じ路線の一部になっている駅を経由して戻ることはできない。
・既に書いている線路に再度線を引くことはできない。

パリ版の特別ルール

以下は、他のバージョンにはないパリ版で登場した要素になります。

中央プラットホーム(中央の大きな丸)

中央に4つのマークが書かれている大きな駅があります。

この駅には好きな位置から好きなマークで駅に繋げることができ、好きな位置から路線を引くことができます。

この駅は各色の路線は1回ずつしか通過できません。

この駅は、ゲーム終了時の『2/3/4種類の路線が接続する駅(×2/5/9点)』の駅の1つとしても適用されます。

パリの記念碑(トゲ丸中に十字)

パリの地図にはパリの記念碑が8個あり、この記念碑には、好きなマークで線路を敷くことができます。

路線に接続されている各記念碑は、ラウンド終了時に2点を獲得します。

立体交差(線路の交わる箇所にある交差)

パリの地図には立体交差点が8個あり、立体交差では2つの線路が交差することができます。(同じ色でも可)

特殊な『地下鉄カード』のマーク

ワイルドカード

駅カードには、黄色と青色でワイルドカードが1枚ずつ存在します。

ワイルドカードが引かれたターンは路線を引くルールに則る限り、どのマークにでも繋げることが出来ます。

ワイルドカードを使用して、『パリの記念碑』に路線を引いた場合、『パリの記念碑』から好きなマークへ追加で路線を引くことができます。

スイッチカード

スイッチカードが引かれた場合、追加でカードをもう1枚引かれます。

追加で引かれたマークに線を引く際に、路線の両端ではなく、路線の途中の好きな駅から分岐して路線を引くことができます。

ラウンド終了条件

『青い駅カード』が5枚全て引かれた場合、そのターン終了時にラウンド終了で、このラウンド中に獲得した得点(以下の内容)を得点シートに書き込みます。

『区域の数』×『区域内の駅の数(最大数)』+『繋いだ記念碑の数(×2)』

その後、各プレイヤーは次の色のペンを受け取り、次のラウンドを実施します。

ゲームの終了条件

全4ラウンドが終了した時、ゲーム終了となります。

得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、1つの路線で最も高い得点を獲得した該当プレイヤーが勝者となります。

得点計算

以下の得点項目の得点を合計した値が得点となります。

①各ラウンドの得点

各ラウンドで、以下の内容で獲得した得点。

『区域の数』×『区域内の駅の数(最大数)』+『繋いだ記念碑の数(×2)』

②立体交差の得点

立体交差を1本の線路を通していれば各2点。
2本(同色でも可)通していれば各6点を獲得する。

③複数の路線が通っている駅の得点

2/3/4種類(色が異なる)の路線が接続する駅1つにつき、2/5/9点を獲得する。

④目標カードの得点

達成した目標カード1枚につき、10点を獲得する。

変更可能ルール

効果の種類(デフォルト:なし)

効果の種類は、以下の4種類から設定することができます。

・なし
・ペンの効果
・特殊駅によるペンの効果
・市門

ペンの効果

各色のペンに効果がランダムで追加されます。

各プレイヤーは1ラウンドに1回だけ、任意のタイミングでペンの効果を実施することができます。

ペン効果効果
この効果を使うと、地下鉄路線を引いた駅と同じマークの駅に地下鉄路線を引く。
注:オールマイティカードの時にこの効果を使うなら、最初に路線を引いた駅と同じマークの駅に路線を引く。
このラウンド中に好きなときに、今回の路線上の好きな1駅を選ぶ。この駅は、この路線の得点を計算する際、2駅として扱い、その地区の接続駅を増やす。
乗換駅とみなし路線上の途中の駅からでも、このマークの駅に支線が引ける。(マークがなければ、好きな時に1回この効果が使える)
全てのマークの駅につなげられる上、(2路線まで)複線もできる。(マークがなければ、好きな時に1回この効果が使えるが、複線はできない)

特殊駅によるペンの効果

毎ラウンド、駅のマークと一緒に特殊駅の効果が公開されます。
(公開されている情報は全プレイヤー共通)

指定マークの駅カードが公開された場合、特殊駅の効果を実施できます。

特殊駅効果
通常通り駅をつないだ後、直線上にある次の駅につなげられる。
通常通り駅をつなぎ、その駅を2駅として数える。(マークがなければ好きな時に1回、この路線でつないだ駅を選び、この効果が使える)
乗換駅とみなし路線上の途中の駅からでも、このマークの駅に支線が引ける。
(マークがなければ、好きな時に1回この効果が使える)
全てのマークの駅につなげられる上、(2路線まで)複線もできる。
(マークがなければ、好きな時に1回この効果が使えるが、複線はできない)

市門

シート上の四隅の角の駅に効果が追加されます。

四隅の駅に路線を引くことができれば、そのタイミングで効果を実施できます。

市門効果
この地区は2地区として数える。他の路線は効果なし。
注:目標カードの1路線で7地区つなぐ。は1地区として数える。
二重駅:この路線でつないだ駅を1駅選ぶ、その駅を2駅として数える。他の路線は効果なし。
注:特殊駅は不可。
乗換駅と支線:この駅につないだら、路線でつないだ好きな駅を乗換駅にして、支線が引ける。
二重無料敷設:この駅につないだときに、路線の端から好きな2駅に路線を引く。

共通目標(デフォルト:ON)

共通目標をOFFにすることで、目標カードを使用せず、遊ぶことが出来ます。
(※初心者と一緒にするときは、遊び方に慣れるようにOFFにするのも良いです)

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア