『ナイアガラ(Niagara)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ナイアガラ(Niagara) | ||
特徴 | |||
プレイ人数 | 3 - 5 人 | プレイ時間 | 26 分 |
ゲームデザイナー | Thomas Liesching | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Victor Boden | 戦略 | 2 |
エディター | Zoch Verlag | 運 | 1 |
発売日 | 2004 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ナイアガラ(Niagara)とは?
『ナイアガラ』は、美しい川と滝を舞台にした冒険的なボードゲームです。プレイヤーはカヌーに乗り、宝石を集めながら激流を巧みに乗り越えるスリリングな体験を楽しめます。
しかし、川の流れに油断すると滝に飲み込まれる危険も!行動カードを駆使してタイミングを計り、競争相手より先に宝石を集めるか、戦略的に妨害するかの選択が鍵となります。
シンプルなルールながら、運と戦略が絶妙に絡み合うゲームで、家族や友人と盛り上がること間違いなしです。
ナイアガラ(Niagara)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | ゲームボード(1枚) |
・ | パドルカード(35枚:5色で7枚ずつ) |
・ | 天候カード(1枚) |
・ | 宝石トークン(40個:5種類8個ずつ) |
・ | カヌー駒(10個:5色2個ずつ) |
・ | 川ディスク(12個) |
・ | 救命具トークン(1個)※スタートプレイヤーマーカー |
準備
❶ | 箱の上下を、それぞれ開いた面を下にして並べ、台を作ります。 |
❷ | ゲームボードをその台の上に置き、図2のように片端が滝のようになるよう配置します。 |
❸ | 発見場所に対応する色の宝石をそれぞれ7個置きます。各色の8個目の宝石は、紛失した場合に備えた予備です。 |
❹ | 透明な川ディスク9個を川床に配置します。最上部の川ディスクは、川を横切るロープの下に配置します。最上部の川床スペースは空けておきます(図2を参照)。残りの透明な川ディスク3個はゲームボードの隣に置きます。 |
❺ | 雨を呼ぶマーカー(雲)を、ゲームボードの天候トラックの「O」のマスに置きます。 |
❻ | 各プレイヤーは、自分の色のカヌー2つとパドルカード7枚を受け取ります。カードは秘密裏に保持し、カヌーを桟橋近くの1つまたは両方の浜辺に置きます(図2を参照)。 |
❼ | 各プレイヤーは、自分が最も到達しやすいボード上の丸型と長方形のスペースのペアを選びます。 |
❽ | プレイヤーたちは第1ラウンドの開始プレイヤーを選び、そのプレイヤーは救命浮き輪を受け取り、それをゲームボード上の自分の丸型スペースに置きます(図3aを参照)。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで行われます。
1. カード選択フェイズ
2. アクションフェイズ
3. 川の流れフェイズ
1. カード選択フェイズ
各プレイヤーは自分の手札からパドルカードを1枚選択して伏せて配置します。
使用したパドルカードは次の手番で使用できなくなり、全てのカードを使い切ったら手札を全て回収して、再度使用できるようになります。
数字のパドルカードを選んだ場合、次のフェイズでその数字分のパドルポイントを使用してアクションを行ないます。
雲カードを選んだ場合はアクションは実施できませんが、天候を変更できます。
2. アクションフェイズ
スタートプレイヤーから順番に手元のカードを公開してアクションを実行していきます。各アクションでは、パドルカードの数字(パドルポイント)を使用して、以下のいずれかを実施します。
・カヌーを移動する(1マスにつき、1パドルポイント消費)
・宝石を積む/降ろす(1個につき、2パドルポイント消費)
移動と宝石を積むのを組み合わせるのも可能ですが、使いきる必要があります。
カヌーを移動する場合、パドルポイントの数だけカヌーを上流もしくは下流に移動します。
1手番の間に上流もしくは下流のどちらかにしか移動できません。
(※途中で方向を変えることはできません)
1つのエリアに同時にいられるボートは4隻までです。
略奪
カヌーを上流み移動した後、他のプレイヤーと同じ位置に止まった場合、宝石を積んでいなければ、他のプレイヤーから宝石を略奪することができます。
カヌーを宝石の獲得位置にいる場合、2パドルポイントを使用することで、宝石をカヌーに積むことができます。
移動途中は不可で、移動する前もしくは後に実施できます。
宝石の獲得位置にいる場合、2パドルポイントを使用することで持っている宝石を積み下ろすこともできます。(異なる宝石の位置でも可)
同ラウンドで荷物を積み下ろすのと積むのを同時にはできません。
宝石が2種類置かれている場合、積む際にどの宝石を積むのかを選択できます。
雲カードを使用した場合、天候を+1もしくは-1することができます。
(※これにより川の流れの速度が変更されます)
カヌーが両方が陸地にある場合
1隻のカヌーに対してのみ、パドルポイントの数だけ、アクションを行います。
カヌーが両方が川にある場合
2隻のカヌーに対して、パドルポイントの数だけ、アクションを行います。
(※振り分けではなく、両方とも同じパドルポイント分を実施します)
カヌーが片方が川、片方が陸地にある場合
川のカヌーに対して、パドルポイントの数だけ、アクションを行い、陸地のカヌーはアクションを実施しても良いし、しなくても大丈夫です。
動かす場合は、両方とも同じパドルポイント分を実施します。
3. 川の流れフェイズ
全プレイヤーのアクションが終了したら、全員の出したパドルカード(雲カードは除く)のうち、最小の数字分だけ川が上流から下流に流れます。
この際、天候の影響を受けて川が流れる量が増減(+2~-1)します。
川の分岐点からは流れる量が半分になり、最初は上に流れ、次は下、次は上・・・のように交互に流れていきます。
川の流れによって、川の端にカヌーが流れてしまった場合、そのカヌーは取り除かれてしまいます。落下したカヌーが宝石を積んでいた場合は、その宝石はゲーム開始時にその宝石が置かれていたマスに戻ります。
次の手番から獲得した宝石を支払って、カヌーを取り戻せます。
2隻とも落ちてしまった場合、次の手番で必ずカヌーを取り戻されなければいけません。
2隻落ちたのに宝石を1個も持っていない場合、1隻のみは無料で戻せます。
ゲームの終了条件
誰かが以下の条件を満たした場合、そのラウンドでゲーム終了となります。
・異なる色の5つの宝石を獲得した場合
・同じ色の4つの宝石を獲得した場合
・いずれかの7つの宝石を獲得した場合
ゲーム終了条件を満たしたプレイヤーが勝利となります。
同ラウンドでゲーム終了条件を達成したプレイヤーが複数いる場合には、集めた宝石の得点が高い方が勝利となります。
アメジスト | ダイアモンド | 琥珀 | サファイア | ルビー |
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1点 | 2点 | 3点 | 4点 | 5点 |