『オリジン(Origin)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | オリジン(Origin) | ||
特徴 | オリジン(Origin)はAndrea Maininiによってデザインされ、Matagotによって発行されたゲームです。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 32 分 |
ゲームデザイナー | Andrea Mainini | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Carole Carrion | 戦略 | 2 |
エディター | Matagot | 運 | 3 |
発売日 | 2013 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
オリジン(Origin)とは?
人間の生誕<起源>を背景に、世界の大陸が描かれたボードの上に自分の部族を繁栄させ、ポイントを集め最終的な勝利点を競うゲームです。
オリジン(Origin)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | メインボード(1枚) |
・ | 報酬ボード(1枚) |
・ | 部族コマ(36個) |
・ | 村マーカー(36個) |
・ | イノベーションタイル(30枚) |
・ | 狩猟トークン(6個) |
・ | 海峡トークン(11個) |
・ | カード(48枚) |
アクション(黄色):14枚 パーマネント(オレンジ):14枚 目標(紫):20枚 |
準備
❶ | メインボードと報酬ボードの配置 メインボードをテーブルの中央に配置し、その隣に報酬ボードを配置します。 |
❷ | 部族コマの配置 箱の底に36個の部族コマを斜めに配置し、部族コマが見えやすく取りやすいようにします。 (2~3人プレイの場合、中型のコマ1個ずつ取り除き、27個のコマを使用します) |
❸ | 初期の部族コマ配置 任意の色の一番低く細い部族コマを示された地域に配置します。 |
❹ | プレイヤーカラーの選択 各プレイヤーはプレイヤーカラー(部族コマの色ではない)を選び、対応する村マーカーを9個受け取ります。 |
❺ | アクションカードの配置 アクションカード(黄色)をシャッフルし、報酬ボードの対応するスペースに裏向きで山積みにします。 同様に永続効果カード(オレンジ)もシャッフルして配置します。 |
❻ | 目標カードの配布 目標カード(紫)をシャッフルし、各プレイヤーにランダムに3枚配布します。 各プレイヤーはこの3枚から1枚を選び、残りの2枚を山札に戻します。 目標カードを再度シャッフルし、報酬ボードの対応するスペースに裏向きで山積みにします。 |
❼ | 技術革新タイルの配置 技術革新タイルをランダムに選び、報酬ボードの対応するスペースに表向きで配置します。 使用しないタイルは裏向きにして予備として保持します。 |
❽ | 海峡トークンの配置 海峡トークンをランダムに選び、メインボードの11個の海峡に表向きで配置します。 |
❾ | 狩猟トークンの配置 狩猟トークンをランダムに選び、メインボードの各緑の領域に表向きで配置します。 使用しないトークンは箱に戻し、このゲームでは使用しません。 |
❿ | 最初のプレイヤーの決定 一番小さいプレイヤーが最初のプレイヤーとなり、時計回りに進行します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. アクションフェイズ
2. 報酬フェイズ
*. カードを使用する
1. アクションフェイズ
自分の部族コマを大陸のマスに置くことにより、1ターンに1つだけ領土を獲得することが出来ます。
・進化:新しい部族コマとその村をボード上の空いている領域に配置します。
・移住:部族コマとその村を空いている領域に移動させます。
・交換:部族コマとその村を他のプレイヤーの部族コマの方へ移動させます。
既に配置している部族コマに隣接するマスに、部族コマ1個を自分の色の村マーカーを付けて配置します。
・ | 既に配置している部族コマに隣接するマスに配置できます。 |
・ | 既に配置しているコマと属性(色・速さ・強さ)が1つだけ異なる部族コマを配置できます。 |
・ | 強さ・速さの属性を変更する場合は、1段階上げた部族コマを配置できます。(※1段階下げる、2段階上げることはできません) |
・ | 自分の村マーカーの数だけ配置できます。 |
部族コマの種類
部族コマには、「黒・白・茶」、「1-3の速さ」、「1-3の強さ」のそれぞれ3段階の属性があります
属性 | コマの種類 | ||
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色 | 黒 | 白 | 茶 |
速さ (高さ) | 速さ1 | 速さ2 | 速さ3 |
強さ (太さ) | 強さ1 | 強さ2 | 強さ3 |
自分の部族コマ1個を『速さ(コマの高さ)』の値だけ、自分の部族コマを空いているマスに移動させる。
自分の部族コマ1個を『速さ(コマの高さ)』の範囲内にいる相手の部族コマと交換します。
ただし交換できるコマは、自分の部族コマの『強さ(コマの太さ)』が相手の部族コマよりも高い必要があります。
2. 報酬フェイズ
獲得した領土の色で以下の報酬を受けられます。
・黄/紫/オレンジのマス
・茶色のマス
・緑色のマス
これらの報酬は共通で、2つのうちからどちらかを選びます。
・[マスの色]のカードを3枚引いて2枚戻す
・[マスの色]のカードを1枚引き、[マスの色]の技術革新タイルを獲得する
[マスの色]のカードを3枚引いて2枚戻す
部族コマを置いたマスの色のカードを3枚引き、1枚を選んで手札に加えます。
残った2枚のカードは山札の一番下に戻します。
[マスの色]のカードを1枚引き、[マスの色]の技術革新タイルを獲得する
部族コマを置いたマスの色のカードを1枚引いて手札に加え、そのマスの色の技術革新タイルを1枚獲得します。
山札に技術革新タイルが残っている場合は、タイルを補充します。
これも、2つのうちからどちらかを選びます
・報酬ボードから「技術革新タイル」1枚を獲得する
・報酬ボードから茶色の「技術革新タイル」2枚を獲得する
報酬ボードから「技術革新タイル」1枚を獲得する
報酬ボードにある、好きな位置から、技術革新タイルを1枚獲得します。
山札に技術革新タイルが残っている場合は、タイルを補充します。
報酬ボードから茶色の「技術革新タイル」2枚を獲得する
報酬ボードにある、茶色の位置から、技術革新タイルを2枚獲得します。
山札に技術革新タイルが残っている場合は、タイルを補充します。
緑色のマスに「狩猟トークン」が残っている場合は、狩猟トークンを獲得できます。
緑色のマスを獲得したときに取得出来ます。それぞれのマスに1枚しかないので早い者勝ちです。
革新技術タイルは、オレンジ色の永続カードを出す際に必要になります。
レベル2以上の技術タイルは1つ下のレベルのタイルを所持する必要があり、1つ下のレベルのタイルの枚数より多くのタイルは所持できません。
各タイルは1枚につき1点、レベル5のタイルは5点を獲得できます。
各海峡ごとに海峡トークンが1枚ずつ配置しています。
海峡(海にある点線)を同じプレイヤーの部族コマが挟んだ時に取得出来ます。
*. カードを使用する
手札のカードは、手番中好きなタイミングで使用できます。(手札枚数に上限はなし)
ただし、各色のカードはそれぞれ1手番中に1枚ずつしか使用できません。
カード | 効果 |
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オレンジのカード(永続効果) 書かれた技術革新レベルを達成していれば、無条件で使用出来ます。 出すことができれば、その効果を永続的に適応されます。 | |
紫のカード(目的) このカードに書かれた目的を達成している状態で使うと、勝利点を獲得できます。 目的カードの手札上限は2枚です。達成すると新たな1枚が引くことができます。 | |
黄色のカード(アクション) 1度だけ使用出来るカードで、使うと捨て札に移動します。 最後まで手札に残ったカードは一枚につき勝利点1点となります。 |
ゲームの終了条件
以下のいずれかを満たした場合、最後に各プレイヤーの手番を一巡して、ゲーム終了します。
(最終手番では、好きな数の「目的カード」を使用できます)
・カードの山札が全て無くなった場合
・全ての部族コマが配置された場合
・全ての技術革新タイルがなくなった場合
・全てのプレイヤーの村マーカーが全て無くなった場合
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合、手札枚数が最も多いプレイヤーが勝者です。
得点計算方法
以下の得点項目の内容を全て合計した数がプレイヤーの得点となります。
得点項目 | 得点 |
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目的カード | 自分が使用した目的カードによって獲得した点数を獲得する。 |
手札のカード | 手札に残っているカード1枚につき1点を獲得する。 |
狩猟トークン | ゲーム終了時に持っている狩猟トークンの点数を獲得する。 |
海峡トークン | ゲーム終了時に持っている海峡トークンの点数を獲得する。 |
革新技術タイル | ゲーム終了時に持っている革新技術タイル1枚につき1点。レベル5の革新技術タイルは1点ではなく5点を獲得する。 |