遊び方

『パークス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『パークス(PARKS)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルパークス(PARKS)
特徴パークスでは、プレーヤーは4つの季節にわたって異なるトレイルをトレッキングするときに、2人のハイカーの役割を果たします。トレイルにいる間、これらのハイカーは行動を起こし、ハイカーが訪れた場所の思い出を収集します。これらの思い出は、山、森、野生生物などのさまざまな資源トークンによって表されます。これらの思い出をセットに集めることで、プレイヤーは各ハイキングの終わりに国立公園を訪れ、それらを交換することができます。 各旅は1年の季節を表しており、シーズンごとに旅の模様は変化し、着実に長い道のりになります。タイルで表された旅路は、各シーズンの間にシャッフルされ、次のラウンドでは新しくレイアウトされます。誰かがすでにハイカーを置いている場所(自分を含め)は配置できなくなりますが、キャンプファイヤーを使用すると、他のハイカーと空間と時間を共有できます。水筒とギアを使用して、ゲームを通じて資源へのアクセスを改善することもできます。 PARKSへようこそ!
プレイ人数 2 - 5 人プレイ時間 63 分
ゲームデザイナーHenry Audubon複雑さ2
アートワークFifty-Nine Parks Print Series戦略3
エディターKeymaster Games2
発売日2019やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

パークス(PARKS)とは?

パークスでは、プレーヤーは4つの季節にわたって異なるトレイルをトレッキングするときに、2人のハイカーの役割を果たします。トレイルにいる間、これらのハイカーは行動を起こし、ハイカーが訪れた場所の思い出を収集します。

これらの思い出は、山、森、野生生物などのさまざまな資源トークンによって表されます。これらの思い出をセットに集めることで、プレイヤーは各ハイキングの終わりに国立公園を訪れ、それらを交換することができます。 各旅は1年の季節を表しており、シーズンごとに旅の模様は変化し、着実に長い道のりになります。

タイルで表された旅路は、各シーズンの間にシャッフルされ、次のラウンドでは新しくレイアウトされます。誰かがすでにハイカーを置いている場所(自分を含め)は配置できなくなりますが、キャンプファイヤーを使用すると、他のハイカーと空間と時間を共有できます。水筒とギアを使用して、ゲームを通じて資源へのアクセスを改善することもできます。 PARKSへようこそ!

パークス(PARKS)の遊び方

ゲームの準備

内容物

内容物名称・効果
旅の始まりタイル
名所タイル
旅の終わりタイル
パークカード
国立公園のイラストが描かれており、ゲーム終了時に獲得できるポイント(勝利点)と訪問に必要なコストが示されています。
ギアカード
所持することでリソースの入手にボーナスが得られたり、特殊なアクションが行えるようになる装備です。
水筒カード
シーズン毎に1度のみ、水トークンを置くことで何らかのメリットを得るカードです。  
年度カード
年度カードに書かれた条件を満たすことで、ゲーム終了時にパーソナルボーナスを得られます。  
シーズンカード
そのシーズンにおける”全体に影響を与える効果”と、シーズン中の”天気模様”が書かれています。  
ハイカー駒
名所タイルを移動するコマ。
動物トークン
トークン(水・太陽・木・山)
キャンプファイヤートークン
トークンを裏返すことで既にハイカーがいる名所に移動できるトークン。自分のハイカーのいずれかが旅の終わりタイルに到達すると、キャンプファイヤートークンは表に戻ります。
スタートプレイヤーマーカー
カメラトークン
写真タイル

準備

■ カードの準備

・パークデッキの上から3枚引き、共通のゲームボード上部に公開します。
・ギアデッキの上から3枚引き、共通のゲームボード下部に公開します。
・各プレイヤーに、水筒デッキからランダムに1枚ずつカードを配ります。
 配られた水筒カードは自分のボードに表向きで置きます。
・年度カードは、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
 各プレイヤーはそのうちの1枚を自分のボードに置き、残りの1枚を裏向きに捨てます。
 年度カードはゲーム終了時まで他のプレイヤーに見せてはいけません。
・シーズンカードを1枚引き、共通のゲームボード左側に公開します。

■ トークンバンクの準備

・リソースとして利用される5種のトークン(森・山・太陽・水・野生動物)をトークンバンクに置きます。それぞれのトークンは個数が分かるように置かれています。

■ 各プレイヤーの準備

・各プレイヤーは『ハイカー駒』を2つ受け取り、『旅の始まりタイル』に配置する。
・各プレイヤーは『キャンプファイヤートークン』を受け取り、表面を上にして配置する
・スタートプレイヤーをランダムに決め、『スタートプレイヤーマーカー』を渡します。
・ラストプレイヤーとなるプレイヤーは、『カメラトークン』を受け取ります。

■ 旅路のセットアップ

・旅ボード上に旅路を作ります。
※1シーズン目は、『旅の始まりタイル』と『旅の終わりタイル』の間に『全ての基本名所+ランダムな特別名所1枚』がランダムな順番で配置されます。(具体的な手順は以下)

・一番左側に『旅の始まりタイル』を配置します。
・5つの基本名所タイル(森、山、谷、海、景勝地) と、4つの特別名所タイルを分けます。(4~5人プレイの場合、基本名所タイルに滝の名所タイルを加えます)
・特別名所タイルからランダムな1枚を引き、基本名所タイルとシャッフルして名所デッキとします。
・名所デッキを全て、『旅の始まりタイル』の右側に1枚ずつ並べます。
・『旅の終わりタイル』を最後の名所タイルの右側に配置します。

最初の画面は以下の通りになります

ゲームの流れ

ゲームは4シーズン(ラウンド)で構成されています。
全てのハイカーが旅の終わりタイルに到達するとラウンドが終了し、シーズンが変わります。

1. 開始フェイズ
2. アクションフェイズ
3. 終了フェイズ

1. 開始フェイズ

シーズンカードに即時発動する効果が書かれている場合、その処理を行います。
また、シーズンカード右下に記された天気模様を確認し、名所タイルの上にトークンを配置します。
1番目の名所タイルには配置せず、2番目の名所タイルから順番に、記された天気模様の通りにトークンを1つ配置していきます。
天気模様が足りない時は最初から繰り返し、旅の終わりタイルの1つ手前のタイルに置くまで続けます。
(例:天気模様が「水・太陽」なら、「始まり・無し・水・太陽・水・太陽・水・終わり」と置きます)

2. アクションフェイズ

スタートプレイヤーから順番に以下のアクションを行ないます。

1. ハイカー駒を『名所タイル』または『旅の終わり』に移動する
2-a. 『名所タイル』の効果を実施する
2-b. 『旅路の終了』の処理を実施する
3. 12個以下になるようにトークンを戻す

『ハイカー駒』が2人とも『旅の終わりタイル』に到達したプレイヤーはパスになります。
全てのコマが『旅の終わりタイル』に到着したら終了フェイズに移動します。

旅路に残っているハイカーが最後の1人になったとき、そのハイカーのプレイヤーはその手番で旅の終わりタイルに移動させなければなりません。

1. ハイカー駒を『名所タイル』または『旅の終わり』に移動する

自分の『ハイカー駒』を選択し、『ハイカー駒』よりも右側にある『名所タイル』または『旅の終わり』に移動します。

天気模様によってトークンが置いてある『名所』に移動した場合、アクション実行前にそのトークンを獲得します。

移動ルール

・既に『ハイカー駒』がいる名所に移動することができません。
(※自分のハイカー駒であっても、同様です)

ただし、表向きのキャンプファイヤートークンを裏向きにすることで移動することができます。

・コスト不足やストック枯渇などの要因で移動先の名所でアクションすることができない場合、その名所に移動することはできません。

2-a. 『名所タイル』の効果を実施する

『ハイカー駒』が移動した名所のアクションを実行します。

タイル名称・効果
【基本名所】森
森トークンを1つ得る。
【基本名所】山
山トークンを1つ得る。
【基本名所】谷
太陽トークンを2つ得る。
【基本名所】海
水トークンを2つ得る。
【基本名所】景勝地
以下のどちらかを実施する。(※詳しいルールは後述)
・水筒カードを1枚引く
・トークンを2つ消費し、写真タイルとカメラトークンを獲得
【基本名所】滝(※4人以上のプレイでのみ使用)
太陽トークン1つと水トークン1つを得る。
【特別名所】野生動物
任意のトークンを1つ消費し、野生動物トークンを得る。
【特別名所】ロッジ
任意のトークン2つを、サプライにある別のトークン2つと交換する。
(野生動物トークンとは交換できません)
【特別名所】望楼
パークを予約するか訪問する。または、ギアカードを購入する。
【特別名所】川
水トークンを1つ消費し、別のハイカーがいる任意の名所タイルの効果を使用する。(旅の終わりタイルは名所タイルではありません)


景勝地のアクションについて
■ 水筒カードを1枚引く

『水筒カード』を獲得したとき、表面にして自分の前に配置されます。

『水筒カード』を持っている場合、『水トークン』を得たとき、『水筒カード』の上にトークンを置くことで、効果を発動することができます。

※水筒カードの上に置けるのは、その手番中に獲得した水トークンだけです。また、1つの水筒カードには1つの水トークンしか置けません。

水筒カードの上に置かれた水トークンはシーズンの終わりまでカード上に残り続け、別のアクションのために使用することはできません。

■ トークンを2つ消費し、写真タイルとカメラトークンを獲得

トークンを2つ消費して、『写真タイル』と『カメラトークン』を獲得します。

『カメラトークン』は1つしかないため、『カメラトークン』を持っているプレイヤーから受け取ります。

既に『カメラトークン』を持っている場合、トークンを2つではなく1つ消費して写真タイルを受け取ります。

シーズンの終わりにカメラトークンを持っているプレイヤーは、トークンを1つ消費して写真タイルを得ることができます。

ギアカードの中に、『写真タイル』を獲得できる効果のものがありますが、それらによって写真タイルを得たとき、カメラトークンは得られません。

2-b. 『旅路の終了』の処理を実施する

『ハイカー駒』が『旅の終わりタイル』に到達したとき、裏向きの『キャンプファイヤートークン』を表に戻します。

更に以下の3つのエリアのうち1つに『ハイカー駒』を移動させ、その効果を実施します。

・パークの予約
・ギアの購入
・パークの訪問

パークの予約

『山札』または『公開されている3枚のパークカード』から1枚、パークカードを受け取り、自分の場に横向きにして配置します。

場に公開されているパークカードから予約した場合、山札から1枚カードを公開して場札に補充します。

最初に『パークの予約』を行なったプレイヤーは、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。(※2番目以降のプレイヤーは獲得できません)

ギアカードの購入

ボード上にある3つのギアのうち1つを選択し、記されたコストに等しい太陽トークンを消費することでそのギアを獲得できます。

ギアカードを購入しておくことで、名所を訪れた時により高い効果が得られるようになったり、特定のパークカードを訪問しやすくなったりします。

すべてのギアは、ゲーム中永続的に有効な効果を持っています。また、いくつかのギアは購入した瞬間にだけ発動する即時効果を持ちます。獲得したギアは、手元に表向きで置いてください。

2・3人プレイ時は最初にギアの購入を行ったプレイヤー、4・5人時は2人目まで、太陽トークンを1個分少なく購入することができます。

パークの訪問

『予約しているパークカード』または『場に公開されている3枚のパークカード』の中から1枚選択し、そのカードに記されたコストを支払うことでパークカードを獲得します。(※記されている数字分が得点となります)

パークの訪問で獲得したカードは自分の場で縦に配置します。

場に公開されているパークカードを獲得した場合、山札から1枚カードを公開して場札に補充します。

3. 12個以下になるようにトークンを戻す

各プレイヤーは手番終了時、トークンを12個までしか所持できません。

手番終了時にトークンが12個以上になった場合、12個になるまでサプライに戻さなければなりません。

3. 終了フェイズ

全てのコマが『旅の終わりタイル』に移動した時、終了フェイズを行います。
『写真のタイルを獲得』の処理を行い、次のラウンドの準備を行います。

・写真タイルを獲得

シーズン終了時にカメラトークンを持つプレイヤーは、トークンを1つ消費して写真タイルを獲得できます。

次のラウンドの準備
・水トークンを戻す

『水筒カード』の上にある水トークンをサプライに戻します。

・旅路の準備

全てのハイカー駒を『旅の始まりタイル』に戻す。

旅路上の『名所タイル』を全て取り除き(旅の始まり/旅の終わりタイルを除く)、それらに新しい特別名所タイルをランダムに1枚加えシャッフルし、新しい旅路を作りなおします。

新しい旅路は1つ前のシーズンよりも名所タイル1つ分長くなります。

・シーズンカードの準備

現在のシーズンカードを裏向きでシーズンデッキの一番下に戻し、シーズンデッキの一番上のカードを新しく公開する。

ゲームの終了条件

全4ラウンド(シーズン)が終了した時、ゲームが終了となります。

全てのプレイヤーは年度カードを公開します。

パークカード、写真(1枚につき1ポイント)、年度カードから得られる得点を合計し、最後にスタートプレイヤーマーカーを持つプレイヤーは1点を獲得します。

最も得点が高いプレイヤーが勝利となります。
同点の場合には、最も多くの国立公園を訪問した該当プレイヤーが勝利します。

変更可能ルール

ナイトフォール拡張

テントトークンがある場所を訪れたとき、通常通り場所の効果を使うか、公開されているランダム3つと確定1つのキャンプ場の効果のうち1つを使うかを選択できる。
キャンプ場を訪れる場合は、カードに乗っているリソーストークンは獲得できません。
キャンプ場を訪れる際は、テントトークンをキャンプ場に移動させます。すでにテントトークンのあるキャンプ場は選択できません。新しいラウンドが始まるときこれらのトークンとキャンプ場を取り除き、新たなキャンプ場を3つ公開します。
即時アクションを持つ国立公園が登場。茶色い四角アイコンは任意のリソーストークンです。

ワイルドラブバリアント

野生生物を茶色の任意の資源シンボル2つ分として扱うことができる。

ABOUT ME
くり坊
Web系フリーランスエンジニア