『シュレーディンガーの猫(Schrödinger's Cats)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | シュレーディンガーの猫(Schrödinger's Cats) | ||
特徴 | シュレーディンガーの猫は、2-6人用の戦略的な不確定要素の疑似科学カードゲームです。ブラフ、演繹、かわいい猫の絵の、速くて楽しいゲームです! 不確実性は猫を殺しませんでした、しかしそれは死んでいないという意味ではありません。エルヴィン・シュレーディンガー博士とヴェルナー・ハイゼンベルクは私たちにそれを教えてくれました。私たちは皆、箱の中の猫の実験について聞いたことがありますし、その結果に興味があるかもしれません -- しかしそのような実験を試みることは、現実には非常識です!今なら罪のない子猫の命や放射性粒子の被爆を危険にさらすことなく、不確定性原理に挑戦することができます。ああ! シュレーディンガーの猫では、プレイヤーは実験をしたり、仮説を立てたり、お互いの研究を一歩リードしようとしたりします。プレイヤーは、アルバート・フェリネスタイン、サリー・プリライド、ニール・デグラス・タビーなどの猫の物理学者の役割を担います。各猫の物理学者は、自分の仮説を証明したり、少なくとも他の人の仮説を否定するのに役立つ特殊な能力を使って、シュレーディンガーの研究室にあるすべての箱の中で、生きている猫、死んだ猫、空の箱の最小数を決定しようとします。 仮説が正しいかどうかは定かではありませんが、猫、科学、ゲームが好きなら、シュレーディンガーの猫カードゲームもきっと好きになるでしょう! | ||
プレイ人数 | 2 - 6 人 | プレイ時間 | 8 分 |
ゲームデザイナー | Heather O'Neill, Christopher O'Neill, Heather Wilson | 複雑さ | 1 |
アートワーク | James Stowe | 戦略 | 3 |
エディター | 9th Level Games | 運 | 2 |
発売日 | 2015 | やり取り | 0 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
シュレーディンガーの猫(Schrödinger’s Cats)とは?
猫は好奇心旺盛な生き物ですが、猫物理学者はその倍です。宇宙の秘密を発見したいという彼らの欲求は、キャットニップの影響を受けた彼らの倫理観を覆します。エルヴィン・シュレーディンガーが留守の間、猫物理学者たちは…彼の研究室で…同僚たちと遊びます。
シュレーディンガーの猫では、プレイヤーは実験を行い、仮説を立て、お互いの研究成果を競い合います。 アルバート・フェリネシュタイン、サリー・プリライド、ニール・ドグラース・タビーなどの猫物理学者の力を借りながら、シュレーディンガーの研究室にいる「生きている猫」「死んでいる猫」「空っぽの箱」の合計数を決定するという科学的挑戦に挑み、自分の仮説を証明したり、少なくとも他人の仮説を否定したりします。
シュレーディンガーの猫(Schrödinger’s Cats)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 物理学者カード(10枚) |
・ | 研究カード(52枚) |
・生きている猫: 20枚 ・死んでいる猫: 20枚 ・空の箱: 8枚 ・ハイゼンベルグ(ワイルド): 4枚 | |
・ | 仮説ボード(1枚) |
・ | 仮説マーカー(1個) |
準備
❶ | 仮説ボードを中央に配置し、近くに仮説マーカーを配置します。 |
❷ | 各プレイヤーに物理学者カードをランダムで1枚ずつ配り、残りは捨て札に表向きで配置します。 (捨て札は一番上のカードのみ全体に公開されます) |
❸ | 研究カードを全てシャッフルし、各プレイヤーにプレイ人数の枚数分のカードを受け取ります。 その後、残ったカードは山札として配置されます。 |
❹ | ランダムでスタートプレイヤーを決め、ゲームを開始します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. 『仮説を宣言』もしくは『仮説を立証』を行う
2. 手札を公開し、手札を引く(任意)
*. 猫物理学者カードの効果を実施する(任意:ゲーム中1回のみ)
1. 『仮説を宣言』もしくは『仮説を立証』を行う
手番のプレイヤーは必ず、以下のいずれか一方を実施します。
・仮説を宣言
・仮説を立証
研究カード(生きている猫/死んでいる猫/空の箱)のいずれかが、全プレイヤーの手札の中に何枚以上あるかを予想し、仮説ボードにマーカーを置きます。(仮説を宣言)
・ピンクの数字 | 生きている猫の枚数を予想 |
・緑の数字 | 死んでいる猫の枚数を予想 |
・オレンジの数字 | 空の箱の枚数を予想 |
※ハイゼンベルグは全ての種類の枚数に含まれます
前のプレイヤーよりも高い数字(仮説マーカーの『右』もしくは『下の段』の数字)で宣言することができます。
前のプレイヤーの仮説が間違っていると思った場合、『仮説の立証』を実施します。
全プレイヤーは手札を公開し、仮説で宣言した研究カードの枚数を数えます。
(※ハイゼンブルグも枚数に含めます)
・宣言が正しかった場合(カード ≧ 宣言) |
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カード枚数が宣言した数字以上の場合、仮説を立証したプレイヤーは体力を-1します。 |
・宣言が間違っていた場合(カード < 宣言) |
カード枚数が宣言した数字より少ない場合、仮説を宣言したプレイヤーは体力を-1します。 |
その後、手札を配り直して、体力を失ったプレイヤーから次のラウンドを実施します。
体力が全て無くなったプレイヤーは脱落になり、次のラウンド以降はゲームに参加できなくなります。(※手札の枚数も少なくなります)
その場合、脱落しなかったプレイヤーから次のラウンドを実施します。
(※『仮説を宣言』もしくは『仮説を立証』を行ったプレイヤー)
2. 手札を公開し、手札を引く(任意)
現在の仮説と同じ種類のカードを手札から公開します。(任意)
(※公開したカードは、仮説を立証する際の数に含まれます)
手札に残っているカードを公開したカードの枚数まで捨てて、同じ枚数を引き直せます。
*. 猫物理学者カードの効果を実施する(任意:ゲーム中1回のみ)
自分の手番中、好きなタイミングで各プレイヤーに1枚ずつ配られている猫物理学者カードの効果を実施できます。
使用したカードは捨て札になり、この後は使用できなくなります。
(ゲーム中1回のみ。次のラウンドに行っても使用できません)
カード | 能力 | カード | 能力 |
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ミトンズ・ファラデー 公開されている全ての死んでいる猫を捨てる | スティーヴン・ポーキング このターン、あなたの仮説をスキップする | ||
アルバート・フェリネシュタイン 研究カードを捨て、同じ枚数だけデッキから引く | セシリア・ペインス この実験では生きている猫の発見は+2匹 | ||
ウィスカーズ・ファインキャット この実験ではハイゼンベルグを発見数に入れない | サリー・プライド このターン、捨札を見ることができる | ||
マリア・ゲッパート=ミャウアー この実験では空の箱の発見は+1 | ピュリー夫人 公開されている全ての生きている猫を捨てる | ||
アイザック・ミャオトン卿 研究デッキから追加でカードを2枚引く | ニール・ドグラース・タビー 捨て札にある表向きの猫物理学者の能力を使う |
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、ゲーム終了となります。
1人のプレイヤー以外が、全員脱落した場合
最後まで生き残ったプレイヤーが勝利となります。
変更可能ルール
ゲームの長さ(デフォルト:通常版)
この設定を変更することで、各プレイヤーの体力が変更されます。
・通常版:3人以下の場合は体力2、4人以上の場合は体力1で実施します。
・拡張版:全プレイヤー体力2で実施します。