『スカイチーム(Sky Team)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | スカイチーム(Sky Team) | ||
特徴 | Sky Team は 2 人専用の協力ゲームで、旅客機の操縦士と副操縦士としてプレイします。あなたの目標は、チームとして協力して飛行機を世界中のさまざまな空港に着陸させることです。 飛行機を着陸させるには、コックピット内の適切なスペースにサイコロを静かに割り当てて、飛行機の軸のバランスを取り、速度を制御し、フラップを展開し、着陸装置を伸ばし、管制塔に連絡して進路を確保する必要があります。コーヒーを少し飲むだけでも、サイコロの目が変わるほど集中力が高まります。 航空機が傾きすぎて失速したり、空港をオーバーシュートしたり、他の航空機と衝突したりすると、ゲームに負け、パイロットの免許も失い、おそらく命も失います。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 21 分 |
ゲームデザイナー | Luc Rémond | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Eric Hibbeler, Adrien Rives | 戦略 | 4 |
エディター | Le Scorpion Masqué | 運 | 3 |
発売日 | 2023 | やり取り | 4 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
スカイチーム(Sky Team)とは?
2人用協力ゲーム
相談フェイズとダイスを4個ずつ振ってボードに1つずつ交互に配置するフェイズを繰り返し敗北条件を満たさないように勝利条件を満たしていく。
スカイチーム(Sky Team)の遊び方
ゲームの目的
7ラウンド目の終了時に飛行機を無事空港に着陸させること
ゲームの準備
全体の準備
1. 中央にゲームボードを配置する。
(ボード上の各ライトが切れているようにしておきます)
2. 飛行機のディスクをゲームボードに水平になるように配置する。
3. スピードゲージの4/5の間に青マーカー、8/9の間に橙マーカーを配置する。
4. ブレーキトラックの2の左側に赤マーカーを配置する。
5. 高度トラックと空路トラックをボードに差し込み、初期位置までスライドする。
6. 高度トラックのアイコンが書かれている位置にリロールトークンを配置する。
7. 空路トラックの飛行機アイコンの数だけ飛行機トークンを配置する。
プレイヤーの準備
1. いずれかのプレイヤーは操縦士、副操縦士の役割を決めます。
2. 操縦士は青ダイス4個、副操縦士は橙ダイス4個を受け取ります。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
このゲームは7ラウンドでプレイされます。各ラウンドは3つのフェーズで行われます。
1. 相談フェイズ
2. 配置フェイズ
3. 終了フェイズ
各フェーズで異なるアクションや決定を行うことになります。ラウンドを進行する際には、各フェーズのルールと目標に従ってプレイします。
1. 相談フェイズ
相談フェイズでは、このラウンドの戦略について、話し合うことができます。
また、現在の高度トラックにリロールトークンがある場合は、それを受け取ります。
全員が『準備完了』を押せば、次のフェイズに進みます。
『2スペース進めたい』『こっちに傾けたい』などの状況把握を想定しています。
但し、『この目が出た場合ここに置いて!』など、ダイスの目や具体的な配置箇所に言及するような指示は禁止とされています。
2. 配置フェイズ
配置フェイズから、各プレイヤーの相談は一切禁止になります。
各プレイヤーは以下の流れでアクションを実施していきます。
1. ダイスを4個振る
各プレイヤーは、ダイスを4個ずつ振ります。
(※お互いの出目は確認することができません)
リロールトークンを使用することによって、全てのプレイヤーは指定したダイスを振り直すことができます。
2. 各プレイヤーは交互にダイス1個をスペースに配置する
高度トラックの矢印が書かれているプレイヤーから交互にダイスを1個ずつ、配置ルールに従って、各スペースに配置して処理を行います。
・ラウンド中に必ず『軸』『エンジン』にはダイスを配置する
(残り2個は好きな位置に配置でき、配置順は自由です)
・青色のスペースは操縦士、橙色のスペースは副操縦士しか配置できません。
(集中はどちらのプレイヤーは実施することができます)
・数が書かれているスペースはそのダイスの目でしか配置できません。
・矢印がある場合、前のスペースのランブが点灯してなければ次のスペースに配置できません。
各スペースは以下の7種類が存在します。
❶軸(必須)
❷エンジン(必須)
❸無線
❹降着装置
❺フラップ
❻集中
❼ブレーキ
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士、副操縦士(1スペースずつ)
使える出目
出目すべて
操縦士、副操縦士が1個ずつ、軸スペースに配置された場合、数字を比較して、差分の数だけ数字が高い方に飛行機が傾きます。
最終ラウンドを終了した時、飛行機を水平状態にする
スピン
軸の矢印がX(3)以上に傾いた場合、敗北となります。
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士、副操縦士(1スペースずつ)
使える出目
出目すべて
操縦士、副操縦士が1個ずつ、エンジンスペースに配置された場合、エンジンの強さによって飛行機を進行させます。
2個のダイスの合計値とエンジンスペースの上部『2~12』の青/橙のマーカーの値を確認して、飛行機を0~2だけ進行させます。
ダイスの合計値が青マーカーよりも低い場合
飛行機は進めることができず、その場に維持されます。
ダイスの合計値が青と橙マーカーの間の場合
飛行機を1マス進めます。
ダイスの合計値が橙マーカーよりも大きい場合
飛行機を2マス進めます。
最終ラウンド(高度が0)の場合、2個のダイスの合計値を青/橙マーカーの代わりにエンジンスペースの下部にあるブレーキの数値と比較します。
最終ラウンド、エンジンの合計値をブレーキよりも低い値にする
飛行機に衝突
現在の位置(空路)に飛行機トークンが置かれている場合、取り除く前に進行してしまった場合は飛行機に衝突して敗北となります。
オーバーシュート
空港が現在位置スペース内にある時、更に進行してしまった場合は空港を行き過ぎてしまって敗北となります。
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士(1スペース)、副操縦士(2スペース)
使える出目
出目すべて
置いたダイスの目に対応する飛行機トークンを取り除きます。
全ての飛行機トークンを取り除く
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士
使える出目
スペースに書かれている数字
❶⇒1/2 ❷⇒3/4 ❸⇒4/5
スペースにダイスを配置した時、下のランプを点灯させます。(順番は自由です)
その後、エンジンスペースの上にある青マーカーを1つ分上昇させます。
(空気抵抗が増えて前進できなくなる可能性が高くなります)
降着装置、フラップのライトを全て点灯させる
ダイスを配置できるプレイヤー
副操縦士
使える出目
スペースに書かれている数字
❶⇒1/2 ❷⇒2/3 ❸⇒4/5 ❹⇒5/6
スペースにダイスを配置した時、下のランプを点灯させます。ダイスは上から順番にしか配置できません。
その後、エンジンスペースの上にある橙マーカーを1つ分上昇させます。
(空気抵抗が増えて2マス前進がやりづらくなります)
降着装置、フラップのライトを全て点灯させる
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士、副操縦士
使える出目
出目すべて
ここにダイスを置くとコーヒートークンを獲得します。
コーヒートークンを3つ以上持つことはできません。
コーヒートークンは、使用することでダイスの値を±1できます。
(※6⇔1の変更を行うことはできません)
ダイスを配置できるプレイヤー
操縦士
使える出目
スペースに書かれている数字
❶⇒2 ❷⇒4 ❸⇒6
スペースにダイスを配置した時、下のランプを点灯させます。
また、ダイスは左側から順番にしか配置できません。
その後、エンジンスペースの下にある赤マーカーを配置した数字の右側に移動させます。
最終ラウンド、エンジンの合計値をブレーキよりも低い値にする
3. 終了フェイズ
終了フェイズは以下の流れで実施します。
1. 高度を下げる
ボードの右側にある高度トラックを下にズラします。
2. ダイスを全て手元に戻す
場に配置したダイスを全て手元に戻します。
最終ラウンド
高度が0になった時、空港まで進めていれば、最終ラウンドを行うことが出来ます。
最終ラウンドが終わった時、以下の勝利条件を全て満たしていた場合、勝利となります。
勝利条件A:全ての飛行機トークンを取り除く
勝利条件B:降着装置、フラップのライトを全て点灯させる
勝利条件C:最終ラウンドを終了した時、飛行機を水平状態にする
勝利条件D:最終ラウンド、エンジンの合計値をブレーキよりも低い値にする
ゲーム終了条件
最終ラウンドが終了した時、またはゲーム中に敗北条件を満たした場合はゲーム終了です。
勝利条件を全て満たしていた場合は勝利、それ以外の場合は敗北となります。