『春の大掃除(Spring Cleaning)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 春の大掃除(Spring Cleaning) | ||
特徴 | 春が来たのでご近所はみんな家を片付け出した。春の大掃除(Spring Cleaning)では、家(自分の手札)を整理して、オファー(寄贈場所)にアイテムを追加します。隣人にアイテムを提供することもできます。結局のところ、捨てる神あれば拾う神ありなのです。ただし注意してください。不要なアイテムはすぐに降ろさないとゴミ箱に捨てられ、無駄遣いとしてペナルティを受けることになる可能性があります! | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 36 分 |
ゲームデザイナー | Jonathan Cox | 複雑さ | 1 |
アートワーク | 戦略 | 2 | |
エディター | 運 | 3 | |
発売日 | 2024 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
春の大掃除(Spring Cleaning)とは?
トリックをプレイして、最も早くカードをなくすことを目指します。
春が来たのでご近所はみんな家を片付け出した。春の大掃除(Spring Cleaning)では、家(自分の手札)を整理して、オファー(寄贈場所)にアイテムを追加します。
隣人にアイテムを提供することもできます。結局のところ、捨てる神あれば拾う神ありなのです。ただし注意してください。不要なアイテムはすぐに降ろさないとゴミ箱に捨てられ、無駄遣いとしてペナルティを受けることになる可能性があります!
春の大掃除(Spring Cleaning)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・カード(63枚:1~9が7枚ずつ)
・ゴミトークン(20個:1~4が5個ずつ)
準備
カード全てをシャッフルして、山札を作成して中央に配置します。
ランダムにリードプレイヤーを決定して、ゲームを開始します。
各掃除フェイズの開始時に、山札から2枚のカードを引き、中立のオファーエリアに表向きで公開されます。
中立のオファーエリアのカードは全員の相手のオファーエリアと見なされ、場のカードが流されたタイミングで、毎回2枚になるように補充されます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の4つのフェーズで構成されます。
1. 配布フェイズ
2. 提供フェイズ
3. 掃除フェイズ
4. 得点フェイズ
1. 配布フェイズ
全てのカードをシャッフルして山札を作成し、各プレイヤーは山札から12枚ずつカードを引いて手札を作成します。(5人プレイの場合、11枚ずつ)
この時、手札の順番を変更することはできません。
2. 提供フェイズ
各プレイヤーは手札の中から1枚を選択して、オファーエリアに裏向きで配置します。
全プレイヤーが選択し終えたら、オファーエリアに配置したカードを公開します。
オファーエリアに置かれたカードは掃除フェイズで、全員が使用できるカードになります。
3. 掃除フェイズ
リードプレイヤーから順番に以下のいずれかを実施します。
(※リードプレイヤーは、カードを出すのみ実施できます)
・カードを出す
・山札からカードを引く
・オファーエリアのカードを引く
手札からカードの組み合わせ(シングル・ラン・セット)を選択して、場にカードを出します。
手札から複数カードを出す場合、隣り合っている必要があります。(離れているカードは使用できません)
場にカードがない場合(リードプレイヤー)
場にカードがない場合、好きな組み合わせでカードを出します。
この時、オファーエリアのカードは使用できません。
場にカードが出されている場合
以下のいずれかの条件でカードを出し、場のカードを上書きできます。
・同じ組み合わせでより強いカードの組み合わせでカードを出す
場のカードと同じ組み合わせでより強いカードの組み合わせで出すことが出来ます。
同じ数字カードを使用する場合、一番大きいカードで比較されます。
・場のカードの+1枚の組み合わせ(ラン・セット)でカードを出す
場のカードの枚数を+1したカードの組み合わせで出すことが出来ます。
この場合カードの強さは関係なく、ラン・セットのどちらでも出すことが可能です。
組み合わせとカードの強さについて
以下の組み合わせでカードを出すことが出来ます。
組み合わせ | 条件 | 例 |
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シングル | 1枚のカード | |
ラン | 昇順または降順の2枚以上のカード (1-2-3、3-2-1はOK、1-3-2はNG) | |
セット | 同じ値の2枚以上のカード |
[弱い] 1 < 2 < 3 < 4 < 5 < 6 < 7 < 8 < 9 [強い]
オファーエリアのカードを使用する(リードプレイヤー以外)
リードプレイヤー以外は、オファーエリアに置かれているカードを手札の好きな位置に加えて使用することができます。
例えば、手札から4-6-8を選択し、オファーエリアから”5″と”7″を選択することで、4-5-6-7-8のランの組み合わせを出すことができます。
手札が無くなった場合
カードを出して手札が無くなった時、自分のオファーエリアにカードが残っていれば、好きな順番で手札に加えて、ゲームが続行されます。
オファーエリアも0枚の場合、このフェイズが終了して得点フェイズに移ります。
山札または相手の提供エリアからカードを1枚引き、手札の好きな位置に加えます。
その後、手札からカード1枚(引いたカード含む)を選び、オファーエリアに公開する。
山札が無くなった場合、捨て札のカードを使って山札を作成します。
場のカードを流す
カードを出した後、場のカードが上書きされずに出したカードのまま、手番が回ってきた場合、場のカードを全て取り除きます。
その後、手番プレイヤーはリードプレイヤーとして手番を行います。
4. 得点フェイズ
誰かの手札とオファーエリアのカードが全て無くなった場合、得点フェイズを行います。
各プレイヤーは手札とオファーエリアに残っている全てのカードを数えて、カードの少ない順で、対応するペナルティ(ゴミトークン)を受け取ります。
カードの少ない順 | 1番目(0枚) | 2番目 | 3番目 | 4番目 | 5番目 |
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ペナルティ | – | 1ゴミ | 2ゴミ | 3ゴミ | 4ゴミ |
同点の場合、カードが0枚のプレイヤーに最も近い(時計回りの)同点プレイヤーが、順位が上(少ないカードを持つ)と見なされます。
ペナルティ(ゴミ)が最も多く獲得しているプレイヤーが、次のリードプレイヤーとなってラウンドを開始します。(同点の場合、前のラウンドで最も高いペナルティを受けたプレイヤー)
ゲームの終了条件
得点フェイズ終了後、誰かがが以下のゴミ数に達した時点でゲームが終了します。
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 |
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ゴミ数 | 3ゴミ | 5ゴミ | 7ゴミ | 9ゴミ |
最も受け取ったペナルティ(ゴミ数)が少ないプレイヤーが勝利です。
同点の場合は同点プレイヤーの内、最終ラウンドで受け取ったペナルティ(ゴミ)が少ないプレイヤーが勝利します。