『1号線で行こう (Streetcar)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 1号線で行こう (Streetcar) | ||
特徴 | Given a a secret set of stations and trolley line, players use tiles to build a common network of track. They attempt to build a path that travels from one terminal to the other while passing the required stations. After all their connections are made, a player may begin to race their trolley through the network. The first player to race their trolley from one terminal to the other and visit all their required stations wins. | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 30 分 |
ゲームデザイナー | Stefan Dorra | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Chris Vande Voort, Franz Vohwinkel | 戦略 | 3 |
エディター | Rigoler | 運 | 3 |
発売日 | 1995 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
1号線で行こう (Streetcar)とは?
「1号線で行こう」では、全プレイヤーが協力して路面電車のネットワークを築きます。
しかし、各プレイヤーの目的は異なります。
賢い軌道敷設者として、自分の2つの終点駅を最短でつなぐことが求められます。どの駅をつなげるべきか、また線路にどの特別な建物を組み込むべきかは、プレイヤー本人だけが知っています。
自分の線路が完成すると、開通記念の運行を行うことができます。最初に自分の目標駅にたどり着いたプレイヤーが勝者となります。
1号線で行こう (Streetcar)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | ゲームボード(1枚) |
・ | 線路タイル(126枚) |
・ | 停留所コマ(12枚) |
・ | 電車コマ(6個) |
・ | 停留所カード(2~3人用6枚、4~5人用6枚) |
・ | スタート駅カード(6枚) |
・ | ダイス(4個) |
・ | 袋(1つ) |
準備
❶ | ゲームボードの準備 ゲームボードをテーブルの中央に配置します。 |
❷ | 停留所コマの準備 各建物マスに対応する停留所コマ(A~M)を配置する。 |
❸ | 手札を受け取る 初期の線路タイル5枚(直線3枚・カーブ2枚)を受け取ります。 |
❹ | 線路タイルの準備 残りの線路タイルは袋に入れて、しっかりと混ぜる。 |
❺ | スタート駅カードを受け取る 各プレイヤーにスタート駅カードを1枚ずつ受け取り、自分のみ確認します。 (※記載されている番号が、自分が繋げる駅となります) |
❻ | 停留所カードを受け取る プレイ人数に対応した停留所カードを準備します。 ・2~3人プレイ:停留所3個のカード(6枚) ・4~5人プレイ:停留所2個のカード(6枚) その後、各プレイヤーに1枚ずつ受け取り、自分のみ確認します。 使用しなかったカードは中身を確認せずに箱に戻します。 (※記載されているアルファベットが、経由する必要のある停留所となります) |
❼ | 電車コマ、ダイスの準備 電車コマ、ダイスは後に使用するため、ゲームボードの横に置いておきます。 |
最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に自分のフェイズに対応した手番を行っていきます。
1. 線路敷設フェイズ
2. すごろくフェイズ
最初は全プレイヤーは『線路敷設フェイズ』から開始されます。
手番開始時、線路が完成したプレイヤーは、『路線フェイズ』から『すごろくフェイズ』に移行されます。
各プレイヤーごとに目的地の路線が異なるため、プレイヤーごとに実施するフェイズが異なる場合があります。
1. 線路敷設フェイズ

線路敷設フェイズでは、手札から線路タイル2枚をボード上のマスに配置します。
(隣接する位置でも、離れた位置にも配置可)
線路タイルは以下の2種類の方法で、場に配置することができます。
・新しい線路タイルを空きマスに配置する。
・既に配置されたタイルと交換する。
線路タイルの配置、交換する場合は、以下のルールに従います。
配置ルール
・ | 線路タイルは『空きマス』に配置することができます。 |
・ | 線路タイルは回転して配置することができます。 |
・ | 以下に該当するマスには、線路タイルを配置することはできません。 |
・道に矛盾(道が途切れる等)が発生するマスには配置できません。 (※ボードの端にも道がある場合があります) ・建物マスには配置できません。 ・建物に道を繋げることはできません。 |
交換ルール
・ | 以下の条件を満たす場合は既に配置しているタイルを交換できます。 |
・既に配置しているタイルと同じ線路が含まれている場合 (※元々の線路に加えて、分岐が増えるタイルなら交換可) ・既に配置しているタイルが茶色の線路タイルの場合 (※緑色のタイルは交換不可) | |
・ | 交換したタイルは手札に戻ります。 |
停留所の配置(建物の隣接マスに配置した場合)

建物マスには、停留所コマ(A~M)が置かれています。
停留所コマが置かれている建物マスに隣接(縦または横)するマスに線路タイルを配置した場合、停留所コマを線路タイルに配置します。
既に建物マス上の停留所コマが他の線路タイルに置かれている場合、特に何も起こりません。
この線路タイルが、線路を完成するために必要な停留所となります。
線路が完成した場合

各プレイヤーには、『駅番号』と『経由する停留所』が配られています。
(停留所の数は2~3人プレイなら3つずつ、4~5人プレイなら2つずつ)
指定の停留所を経由して、自分の駅同士を繋げれば、線路が完成となります
線路が完成すれば、次の手番からは『すごろくフェイズ』に移動できます。
遠回りでも完成していれば、すごろくフェイズに移動にできます。
一度、すごろくフェイズに移動すれば、線路敷設フェイズに戻りません。
タイルを配置した後、手札が5枚になるように線路タイルを袋から補充します。
他のプレイヤーで線路を完成したプレイヤーがいる場合、そのプレイヤーの手札が公開され、山札の代わりに完成したプレイヤーの手札から手札を補充することができます。
2. すごろくフェイズ

線路が完成後、いずれかの完成した駅(始点)に駅に対応した電車コマを配置できます。
その後、自分の手番になる度、以下の方法で自分の電車コマを完成した線路に沿って、もう一方の駅(終点)に向かって電車コマを移動させていきます。
ダイスを振って、選択した出目に従って移動する

ダイスを3個振り、その内1つを選択して、出目の効果で電車コマを進めます。
その後、『継続』または『パス』を選択します。
継続を選択した場合は、ダイスを1個減らして、同様に実施します。
(※ダイスが1個になるまで繰り返し継続できます)
パスを選択した場合は、手番を終了します。
ダイスの出目の種類
# | 出目の効果 |
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![]() | 青信号(2) 電車コマを2マス進む。 |
![]() | 青信号(1) 電車コマを1マス進む。 |
![]() | 赤信号(1) 電車コマを移動できない。 |
![]() | H 次の停留所(もしくは停留所が無い場合は終点)まで電車コマを進める。 ※間に別の駅や別の停留所がある場合も、その位置に止まります。 |
![]() | 道具(2面) 1つ前の停留所(もしくは停留所が無い場合は始点)まで電車コマを後退させる。 その後、手番が終了する。 ※間に別の駅や別の停留所がある場合も、その位置に止まります。 |
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、そのプレイヤーが勝利となってゲーム終了となります。
誰かが電車コマを終点まで到達させた場合