『タケノコ(Takenoko)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | タケノコ(Takenoko) | ||
特徴 | 昔、中国皇帝は日本の皇帝に平和の象徴としてジャイアントパンダを贈りました。あなたは、竹林を造りその世話をするという困難な使命を与えられました。 あなたは土地を耕し、水を引き、その場所で竹を育てなければなりません。しかし、その神聖な動物は不健康なまでの食欲のままに竹をむさぼるので注意してください... パンダのデリケートな食欲を満たしつつ、自分の区画を最大限に管理して、最も多くの竹を育てたプレーヤーがゲームに勝ちます。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 18 分 |
ゲームデザイナー | Antoine Bauza | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Nicolas Fructus, Yuio, Joël Picksel | 戦略 | 3 |
エディター | Studio Bombyx, Matagot | 運 | 2 |
発売日 | 2011 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
タケノコ(Takenoko)とは?
昔、中国皇帝は日本の皇帝に平和の象徴としてジャイアントパンダを贈りました。あなたは、竹林を造りその世話をするという困難な使命を与えられました。
あなたは土地を耕し、水を引き、その場所で竹を育てなければなりません。しかし、その神聖な動物は不健康なまでの食欲のままに竹をむさぼるので注意してください…
パンダのデリケートな食欲を満たしつつ、自分の区画を最大限に管理して、最も多くの竹を育てたプレーヤーがゲームに勝ちます。
タケノコ(Takenoko)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・区画(28)
・緑の竹の節(36)
・黄色の竹の節(30)
・ピンクの竹の節(24)
・用水路(20)
・進歩(9)
・「目標」カード(46)
・個別ボード(4)
・アクションチップ(8)
・天候ダイス(1)
・パンダ(1)
・庭師(1)
準備
・『池タイル』をテーブルの中央に置き、『庭師コマ』と『パンダコマ』を上に置きます。
・残りの『土地区画タイル』は、裏向きにして山札にします。
・『用水路』と『進歩(種類別に仕分け)』をサプライとして並べます。
・『帝』カードを傍らに置き、残りのカードをカテゴリ別(区画、庭師、パンダ)に
仕分けしてそれぞれシャッフルし、裏向きに3つの山札にします。
・各プレイヤーは自分の個別ボード、アクションチップ2枚、各カテゴリ毎に1枚ずつのカード(各プレイヤーはそれを他のプレイヤーに見せないようにします)を受け取ります。
・最も背の高いプレイヤーからゲームを開始します。
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下のアクションを行なっていきます。
1. 天候条件の決定
2. アクション実行と目標達成
1. 天候条件の決定
2回目のラウンドから天候ダイスを振り、出た目の気象条件の効果を適用します。
(※BGAでは、ダイスを振る動作はありません)
天候 | 説明 | 効果 |
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快晴 | 素晴らしい日光が竹林に降り注ぎます。 | プレイヤーは追加のアクションを得ます。このアクションは通常の2つのアクションとは異なるアクションでなければなりません。 |
雨 | 良い雨が若い筍に栄養を与えます。 | プレイヤーは水が引かれた任意の区画へ竹の節を1つ置くことができます。1つの区画につき置けるのは4つまでです。 |
風 | 心地よいそよ風が竹林を駆け抜けます。 | プレイヤーは同一のアクションを2回行う事が出来ます(異なる2つのアクションの代わりに)。これは強制ではありません。 |
荒天 | 空に雷鳴が轟き、落雷がパンダを飛び上がらせます。 | プレイヤーは任意の区画にパンダを置くことが出来ます。恐怖の余り、この臆病な動物は竹の節を1つ食べます。 |
雲 | 灰色の雲が空を暗くします。でもご心配なく、さぁ、事務作業をする時間ですよ。 | サプライから利用可能な進歩チップを1つ選びます。それを直ちに1つの区画へ置くか、自分の個別ボード上に保管します。 利用可能な進歩が無ければ、プレイヤーは任意の天気を選んで実行します(快晴、雨、風、荒天)。 |
? | – | 「?」の目が出たら、プレイヤーはこのターン、好きな天気を選びます:快晴、雨、風、荒天、曇。 |
2. アクション実行と目標達成
以下のアクションの中から2つを選択して実行します。
1. 区画 – 区画のタイルを3つ引き、1つを選択して配置する。
2. 用水路 – 用水路を1つ獲得します。
3. 庭師 – 庭師を動かし、停止した区画と隣接する区画の竹を成長させます。
4. パンダ – パンダを動かし、止まった区画に竹があれば、節を1つ食べます。
5. 目標– 3種類の目標カードから1つ選んで1枚引く。
また以下のアクションは自分の手番中、いつでも行うことが出来ます。
・進歩使用 –
・用水路の配置 – 区画の境界線上に用水路を配置する。
・目標達成 – 条件を満たしている目標を達成する。
プレイヤーは3枚の区画を引き、1枚を選んで他の2枚は裏向きのまま任意の順序で山札の底に戻します。
次に、選んだ区画を次のどちらか一方、又は両方のルールに従って場に置きます
・その区画が特別な「池タイル」に隣接する。
・その区画が既に置かれている2枚の区画に隣接する。
それぞれの区画は唯一、その色の筍のみを育成できます。
注意:特別な池の隣の区画、又は流域の進歩を持つ区画は、自動的に水が引かれます!竹の節が直ちに1つ追加されます。色に関係なく、いくつかの区画は初から進歩を持っています。
プレイヤーはサプライから用水路を1つ受け取ります。
用水路はすぐに使っても良いし、後のラウンド用にとっておいても構いません。
プレイヤーは任意の方向へいくつ分の区画でも、一直線に庭師を移動します。
庭師は区画上のみを移動することができ、区画の間の何も無い空間を移動することはできません。彼が移動を終了させた先の区画と、それに隣接する同じ色の区画について、彼は竹の節を1つ成長させます。
もし区画の竹の節の高さが4つなら、それ以上の節は追加されません。これは節4つが筍の最大の大きさだからです。
注意:庭師が到達した区画やその隣接した区画であろうと、竹の節は水が引かれている区画でしか成長しません。
プレイヤーは任意の方向へいくつ分の区画でも、一直線にパンダを移動します。
パンダは区画上のみを移動することができ、区画の間の何も無い空間を移動することはできません。
パンダは、自分が移動を終了させた先の区画の竹の節を1つ食べます。
プレイヤーはこの竹の節を自分の個人ボード上に保有します。
これはパンダの目標を達成するのに利用できます。
プレイヤーは任意のカテゴリの目標カードを1枚引いて手札に加えます。
注意:プレイヤーは最大5枚までしかカードを持てません。プレイヤーが手札を5枚持っている場合には、6枚目のカードを引くことはできません。
再度カードを引く前に、少なくとも1枚の目標を達成する必要があります。
進歩は区画に埋め込まれていたり(区画に印刷されている場合)、「曇」の天候条件によってプレイヤーが進歩チップを獲得している場合には区画に追加したりことができます。
プレイヤーが自分の保管場所に進歩を保有していた場合、自分のターン中いつでもそれを使うことができ、これはアクションとしては数えません。
進歩は竹を生やしていない区画にのみ追加できます(これはつまり、置かれた場合の区画や、水が引かれていない区画、パンダが全てを食べてしまったばかりの区画、などを意味します)。
各区画は1つしか進歩を持てず(埋め込まれているか、追加されたか)、後で変更することはできません。
囲い
囲いは区画の竹を守ります。パンダはここを横切ったりここに止まったりすることはで
きますが、ここの竹を食べることはできません。
肥料
肥料は区画の竹の育成を早めます。竹が生長する時、1つではなく2つの竹の節が追加されます(通常通り、最大4つまでです)。
水域
水域は区画の竹に、それが必要とする全ての水を供給します。この為、この区画には水を引く必要がなく、用水路に結びつく最初の成長の恩恵を自動的に受けます(用水路を参照)。
警告:水域は、用水路システムの新しい開始時点として使うことはできません。
あるプレイヤーが自分の保管場所に用水路を1つ持っている場合、それを自分のターン中にいつでも使うことができます。
用水路は2つの区画の境界線上に配置し、常に特別な「池タイル」の角から始まるネットワークを作ります。
特別な「池タイル」の横には用水路を置くことはできません。
区画が以下の条件のうちいずれか1つを満たす場合、水が引かれます。
1)特別な「池タイル」に隣接している。その場合、水は自動的に引かれる。
2)6つの縁のうち最低1つが用水路を持っている。
3)流域進歩を持っている。
区画に初めて水が引かれた時、その色の竹の節が1つ追加されます。
区画がこの初めての竹の節追加の対象となるのは一度だけです。
1つの用水路が同時に2つの区画に水を引いた場合、それぞれに1つずつ竹の節が追加されます。
自分のターン中ならいつでも、プレイヤーはカードの示す条件を満たした時に目標を達成することができます。
目標を達成するには、プレイヤーはそのカードを表向きで自分の前に置きます。
同一ターン中に複数の目標カードを達成することができます。
重要:ボード上の状況が変化したとしても、一度達成した目標は失われずそのままです。その目標が達成された時点でカードに示された条件を満たしていれば十分です。
区画の目標
これらのカードには、隣接する3つ又は4つの区画が描かれています。
この目標を満たすには、カード上に示される配置が竹林に反映されていなければなりません。
庭師の目標
これらのカードには、以下のいずれかが描かれています:
•特定の進歩を持つ、4つの節からなる筍。
•進歩を持たない、4つの節からなる筍。
•いかなる進歩制約も持たない、3つの節からなる筍のいくつかのグループ。
この目標を満たすには、このカード上に示される配置が竹林に反映されていなければなりません。
パンダの目標
これらのカードには、2つか3つの竹の節が描かれています。
この目標を満たすには、プレイヤーは要求される節を自分の個別ボード上に保有していなければなりません。
これらの節は目標が達成された後にサプライへと戻さなくてはなりません。
ゲームの終了条件
次の枚数の目標を達成したプレイヤーが現れたら、達成プレイヤー以外が1ターンずつ行いゲーム終了です。
・2人プレイ – 9枚の目標カード
・3人プレイ – 8枚の目標カード
・4人プレイ – 7枚の目標カード
最初に規定の枚数の目標カードを出したプレイヤーにはボーナス得点として2点与えられます。
トップが同点の場合はパンダの目標の合計点の多いプレイヤーが勝利となります。
パンダの目標の合計点が同じ場合は、同点優勝となります。