『君が僕を殺したあの時(That Time You Killed Me)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 君が僕を殺したあの時(That Time You Killed Me) | ||
特徴 | あなたと対戦相手は、お互いを歴史から消し去ろうとするタイムトラベラーのライバル同士です。 あなたがタイムトラベルの唯一の発明者であることを証明するには、その発明を使って時間内に対戦相手を見つけ、捕らえられる前に殺さなければなりません! | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 17 分 |
ゲームデザイナー | Peter C. Hayward | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Jor Ros | 戦略 | 5 |
エディター | Pandasaurus Games | 運 | 0 |
発売日 | 2021 | やり取り | 0 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
君が僕を殺したあの時(That Time You Killed Me)とは?
あなたと対戦相手は、お互いを歴史から消し去ろうとするタイムトラベラーのライバル同士です。
あなたがタイムトラベルの唯一の発明者であることを証明するには、その発明を使って時間内に対戦相手を見つけ、捕らえられる前に殺さなければなりません!
3枚のタイムボードのうち2枚からライバルのタイムトラベラーを消去すれば勝利です。
君が僕を殺したあの時(That Time You Killed Me)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ボード(3つ:過去・現在・未来)
・フォーカストークン(2つ:白、黒)
・プレイヤー駒(14つ:白7つ、黒7つ)
・各チャプターの箱(4つ)
準備
1. ボードの準備する
過去、現在、未来のボードを全て同じ向きで中央に並べて配置します。
2. プレイヤーの準備を行う
各プレイヤーは「白」または「黒」を選び、自分の色のプレイヤー駒(7つ)とフォーカストークンを受け取ります。
白のプレイヤー
各ボードの『1』の位置に自分の駒を配置する。
黒のプレイヤー
各ボードの『16』の位置に自分の駒を配置する。
各プレイヤーは残りの4つのプレイヤー駒を自分の手元に置いておきます。
3. スタートプレイヤーを決める
スタートプレイヤーをランダムで決めます。
スタートプレイヤーは過去のボードにフォーカストークンを置き、2番目のプレイヤーは未来のボードにフォーカストークンを置きます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは、順番に以下の流れで手番を行ないます。
1. 自分のコマを選択する
2. アクションを行なう
3. フォーカストークンを移動する
1. 自分のコマを選択する
自分のフォーカストークンが置かれているボード上の中から、自分の駒を1つ選択します。
選択できる駒が複数ある場合は、好きな駒を選択します。
(ただし、アクションを2回実行できる駒を優先します)
選択できる駒が無い場合、1~2のステップを飛ばして、フォーカストークンの移動のみを行います。
2. アクションを行なう
選択した自分の駒に対してアクション(移動/タイムトラベル)を2回行います。
同じアクションを2回、異なるアクションを1回ずつでもOKです。
ただし、同じ駒に対してのみ実施できます。
選択している自分の駒を縦/横に1マス移動します。
(※斜めには移動できません)
押す(Push)
相手の駒があるマスに移動したら、相手を同じ方向に1マス押し込みます。
自分の駒を押すことはできません。
押しつぶす(Squish)
相手の駒を壁やその他の動かない物体に押し込むと、相手の駒は潰されて取り除かれます。
相手の駒を相手の別の駒に押し込むと、両方とも潰されます。
相手の駒を自分の駒に押し込んだ場合は、連鎖で2つの駒が押されるだけで潰されません。(※その奥が壁や物体の場合は潰されます)
タイムトラベルを行う場合、隣のボードの同じ位置に駒を移動させることができます。
移動先のマスがプレイヤー駒や物体で占有されている場合、タイムトラベルできません。
時間に沿って移動する場合
時間に沿って(過去⇒現在、現在⇒未来)移動する場合、同じ位置に自分の駒を移動させます。
時間を逆行して移動する場合
時間を逆行して(未来⇒現在、現在⇒過去)移動する場合、同じ位置に自分の駒を移動させます。
その後、元に居た位置に手持ちの駒を配置します。
(手持ちに駒がない場合、逆行するタイムトラベルは行えません)
実行するアクションがまだ残っている場合、移動した先の駒でアクションを実行します。
3. フォーカストークンを移動する
フォーカストークンを他のボードの好きな位置に移動させます。
(※同じ位置のままにすることはできません)
ゲームの終了条件
自分のターン終了時、ボード3枚の内2枚以上を自分の駒のみにした場合、そのプレイヤーが勝利となって、ゲームが終了します。
自分の勝利判定は自分のターン終了時のみ行われます。
相手のターン終了時に条件を満たしていても、そのタイミングではゲームは続きます。
変更可能ルール(チャプター)
このゲームには、基本ゲームに加えて4つの追加チャプターが用意されています。
基本、チャプター1~4の順番でプレイすることをお勧めします。
チャプター1:成長
『チャプター1:成長』では、種、低木、木が追加されます。
低木、木について
低木
1つ前のボードで種を植えられた場合に低木が同じ位置に配置されます。
低木は動かせない物体であり、そこに押し込まれた駒は潰されます。
木
2つ前のボードで種を植えられた場合に木が同じ位置に配置されます。
木は押すことで、隣接するマスに倒すことができます。
(木は低木、壁、その他の動かない物体に倒すことはできません。また種の上に落ちた場合は種を取り除きます。)
倒れた先にプレイヤー駒があった場合は、プレイヤー駒が取り除かれます。
またその倒れた木はデッドゾーンとなり、そこに移動するプレイヤー駒は取り除かれます。
追加アクション
種を植える
プレイヤー駒のいる位置、または隣接する位置に種を植えます。
『種』を植えた場合、それ以降のボードの同じ位置に『低木』を配置し、さらにそれ以降のボードの同じ位置に『木』が配置されます。
・低木、木は、既にマスが埋まっている場合は配置されません。
・低木が配置できなかった場合、木は配置されません。
種を掘る
プレイヤー駒のいる位置、または隣接する位置の種を取り除きます。
また、その種によって生み出された低木、木を取り除きます。
チャプター2:影響
『チャプター2:影響』では、オレンジ色の彫像、白い彫像、黒い彫像が追加されます。
彫像について
ゲーム開始時、オレンジの彫像が各ボードの同じ位置に配置されます。
彫像はアクションにより、押したり引いたりして動かすことができます。
(彫像によって、プレイヤー駒を押すことも可能です)
彫像を動かした際、その時代以降の同じ種類の彫像も同時に同じ方向に移動します。
(例:現在の彫像を上に動かした場合、未来の彫像も上に動く)
過去の彫像を動かした際、現在の彫像が壁などで動かなかった場合、同様に未来の彫像は動きません。
追加アクション
彫像を押す/引く
彫像に移動した場合に彫像を押すことに加えて、彫像に隣接しているプレイヤー駒が彫像から離れると彫像を引くことができます。(※彫像を引くのは任意で行えます)
彫像を作る(ゲーム中1回のみ)
ゲーム中に1回、自分の駒の隣接したマスに彫像を構築できます。
彫像を構築した場合、自分の色の彫像を配置し、それ以降の時代のボードにも同じ位置に彫像を配置します。(※その時代以前のボードには配置されません)
以降の時代のボードの同じ位置が既に占有されている場合、占有している駒を彫像を作った方向に移動してから同じ位置に彫像を配置します。
ただし、移動できない駒で占有されている場合、代わりに彫像を配置方向とは反対の方向に移動して配置します。
チャプター3:記憶
『チャプター3:記憶』では、暗い象、明るい象、黒い帽子、白い帽子が追加されます。
追加アクション
象を訓練する
象を訓練した場合、それ以降のボード全ての象の頭に自分の色の帽子を被せます。
対象の象が相手の帽子をかぶっている場合は、被っている帽子を取り除いて自分の帽子を被せます。
訓練することによって、それ以降のボードで既に自分の帽子をもう一方の象に帽子を被せていた場合、その帽子を取り除いて新しく訓練した色の象に帽子を移動させます。
各時代で訓練できる象は1種類だけになります。
既にその時代で自分の帽子を被せている場合、『象を訓練する』のアクションは実施できません。
象アクション
象に帽子を被せることによって、そのプレイヤーは自分の駒同様、フォーカストークンがある位置の象を移動することができます。
移動する
象を縦/横に1マス移動します。
(※斜めには移動できません)
踏みつぶす
象を相手の駒に移動した時、押し出すのではなく、踏みつぶして相手の駒を取り除くことができます。
チャプター4: 収束
『チャプター4』では、チャプター1~3のルールを組み合わせて遊ぶことができます。
同時に複数のエフェクトがある場合は、最初にすべての削除が行われ、次にすべての配置が行われ、次にすべての移動が行われます。
『チャプター1:成長』+『チャプター2:影響』の場合
・種の上に彫像を建てることはできません。
・彫像が種が埋められているマスに移動した場合は、種を取り除きます。
・彫像を低木や倒木に押し込むことはできません。
・彫像を木に押し込むことができます。
・木を彫像に倒し、彫像を移動させることができます。
『チャプター1:成長』+『チャプター3:記憶』の場合
・象は種子、低木、倒木に移動することができ、象が移動した物体は除去されます。
・象は木に乗り込み、木が倒れることがあります
・木は象の上に倒れることはありません
『チャプター2:影響』+『チャプター3:記憶』の場合
・象は彫像を動かすことができる
・象は彫像を引っ張ることができる
・象の上に彫像は建てられない
・象の中に像を押し込むことはできない