『フォックス・イン・ザ・フォレスト:デュエット(The Fox in the Forest: Duet)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | フォックス・イン・ザ・フォレスト:デュエット(The Fox in the Forest: Duet) | ||
特徴 | 「The Fox in the Forest: Duet」は、2 人のチームメイトが協力してトリック テイキングを行うゲームです。各ラウンドでは、森の小道に沿って移動して宝石トークンを集めることができます。時間切れになったり、森で迷子になったりすることなく、協力してすべての宝石トークンを集めましょう。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 20 分 |
ゲームデザイナー | Foxtrot Games | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Roanna Peroz | 戦略 | 3 |
エディター | Renegade Game Studios, Foxtrot Games | 運 | 3 |
発売日 | 2020 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
フォックス・イン・ザ・フォレスト:デュエットとは?
「The Fox in the Forest: Duet」は、2 人のチームメイトが協力してトリック テイキングを行うゲームです。
各ラウンドでは、森の小道に沿って移動して宝石トークンを集めることができます。時間切れになったり、森で迷子になったりすることなく、協力してすべての宝石トークンを集めましょう。
フォックス・イン・ザ・フォレスト:デュエットの遊び方
ゲームの準備
内容物
・ゲームカード(30枚)
・森林ボード(1枚)
・宝石トークン (22個)
・森林トークン (4個)
・チームトラッカー(1個)
準備
❶ | 森林ボードの設置 森林ボードをテーブルの中央に置き、A面を上にしてプレイヤーの間に配置します。 ボードの向きはボード上のトラック端がそれぞれ各プレイヤーに向くように置きます。 (B面は難易度を上げるための設定が含まれています) |
❷ | 宝石トークンの配置 トラックに繋がっているスペースの決められた位置に宝石トークンを対応する個数配置します。 残りの宝石トークンはサプライとして脇に置いておきます。 |
❸ | 森林トークンの準備 森林トークン(4個)を近くに置きます。 |
❹ | チームトラッカーの配置 チームトラッカーをボード中央のスタート地点(丸で囲まれたスペース)に配置します。 |
❺ | 山札の準備 カード30枚をシャッフルし、山札を作成します。 |
❻ | リードプレイヤーを決める 最初のラウンドのディーラーとなるプレイヤーを選びます。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで実施されます。
1. 手札を配り、切り札を決定する
2. トリックテイキングを行う
3. ラウンド終了処理を行う
1. 手札を配り、切り札を決定する
各プレイヤーは山札からカードを11枚ずつ引きます。
その後、山札の一番上のカードが公開され、このラウンドでの法令(切り札スート)を決めます。
2. トリックテイキングを行う
手札が全てなくなるまで、トリックテイキングを行います。
両プレイヤーの手札が無くなるまで以下の流れで実施されます。
❶ | リードプレイヤーは、手札からカードを1枚出す。 (このカードはリードカードと呼ばれます) |
❷ | もう一方のプレイヤーは、リードカードと同じスートのカードを1枚出す。 同じスートのカードがない場合は、好きなカードを出す。 |
❸ | 出されたカードを比較して、トリックの勝者を決定する。 |
❹ | 勝者の方向へ、チームトラッカーを足跡の数だけ移動し、宝石を獲得する。 |
❺ | トリックの勝者が次のリードプレイヤーになり、次のトリックを実施します。 |
勝者の決め方
両者とも同じスートの場合、数字の強いカードを出したプレイヤーが勝利します。
異なるスートの場合は以下の流れで勝者を決めます。
・切り札スートがある場合、切り札スートを出したプレイヤーが勝利。
・切り札スートがない場合、リードカードを出したプレイヤーが勝利。
奇数カードが出された場合
奇数のカードは様々な効果を持っており、出された時に効果が適応されます。
薔薇 | 星 | 鳩 | 効果 |
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1:音楽家 このトリックの勝者は、チーム トラッカーを反対方向に動かすことを選択できます。 | |||
3:キツネ これをプレイするとき、プレイヤーを選択する。そのプレイヤーは切り札カードを自分の手札と交換してもよい。 | |||
5:ガゼル このトリックの勝者は、トリック内のカードの 1 枚の移動値を無視することを選択できます。 | |||
7:ギフト これをプレイすると、両プレイヤーは自分の手札からカードを 1 枚選択し、それらのカードを交換します。 | |||
9:王位継承者 これをリードするとき、あなたのチームメイトは任意のカードをプレイできます。 (スートに従う必要はありません。) |
チームトラッカーの移動
トリックの勝者が確定した時、各プレイヤーの出したカード2枚の足跡(数字の横)の合計値分、トリック勝者の方向にチームトークンを移動します。
カード | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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足跡数 | – | 3個 | 2個 | 1個 | 1個 | 2個 | – | 2個 | – | 3個 |
チームトラッカーが宝石トークンの置かれている位置に移動した場合、その宝石トークンを1枚獲得することができます。
チームトラッカーを中央に戻し、出てしまった位置に森林トークンを配置します。
森林トークンを配置した位置に宝石トークンが置かれている場合は宝石トークンを1つ内側のスペースに移動させます。
森林トークンが配置されたスペースには、チームトークンは移動できません。
(※森林トークンの手前のマスが道の端となります)
3. ラウンド終了処理を行う
各プレイヤーの全てのカードが無くなったら、ラウンド終了となります。
以下の流れでラウンド終了処理を行います。
1. 宝石トークンを追加する
各スペースの『+』が書かれている位置に宝石トークンを追加します。
2. 森林トークンを追加する
トラックの端の一方に森林トークンを配置します。
(既に配置されている場合は、両端の長さが均等になるように配置します)
森林トークンを配置した位置に宝石トークンが置かれている場合は宝石トークンを1つ内側のスペースに移動させます。
森林トークンが配置されたスペースには、チームトークンは移動できません。
(※森林トークンの手前のマスが道の端となります)
チームトラッカーは、ラウンド終了時の位置のまま次のラウンドを開始します。
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、勝利・敗北が決定してゲーム終了となります。
勝利条件
・プレイヤーが3ラウンド終了前にすべての宝石を集めた場合、勝利します。
敗北条件(いずれかを満たした場合)
・森林トークンが無い状態で『端から出る』もしくは『ラウンド終了』した場合
・3ラウンド目が終了した場合
敗北した場合は全て0点として記録され、勝利した場合は得点計算の内容で得点を獲得します。
勝利時の得点計算
以下の得点項目で、得点を獲得します。
得点項目 | 得点 |
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難易度 | 難易度1/2/3の場合は10/20/30点を獲得する。 |
手札 | 残っている手札1枚につき1点を獲得する。 |
ラウンド2 | ラウンド2までに勝利した場合は10点を獲得する。 |
森林トークン | 未配置の森林トークン1個につき3点を獲得する。 |
変更可能ルール
難易度(デフォルト:1)
難易度は以下の3段階(難易度1/2/3)で設定することができます。
難易度1
以下の条件でゲームを行います。
・ボード:A面
・宝石トークン:12個
・森林トークン:4個
難易度2
以下の条件でゲームを行います。
・ボード:B面
・宝石トークン:13個
・森林トークン:3個
難易度3
以下の条件でゲームを行います。
・ボード:B面
・宝石トークン:16個
・森林トークン:3個