遊び方

『タワーアップ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『タワーアップ(Tower Up)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルタワーアップ(Tower Up)
特徴Congratulations! Your architectural firm has been selected to renovate the city's downtown...but you're not the only ones. To pip your opponents at the post, you need to manage your resources and carefully plan your constructions. Be careful not to leave too many opportunities to your competitors! Each turn in Tower Up, you either: -Pick a card and take the corresponding resources, or -Use your resources to construct a new building: choose an empty spot, pay the cost to adjacent buildings, place a roof, and earn the corresponding points.
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 30 分
ゲームデザイナーFrank Crittin, Grégoire Largey, Sébastien Pauchon複雑さ2
アートワークNadège Calegari, Laurent Escoffier, Geoffrey Stepourenko戦略3
エディターMonolith Board Games1
発売日2024やり取り4

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

タワーアップ(Tower Up)とは?

市のダウンタウンの拡張が進み、あなたは超高層ビルの建設を任された建設会社のリーダーです。新しいビルを建て、ボーナスを獲得し、計画が順調に進めば莫大な富を手にすることができます。しかし、都市には厳しいルールがあり、ビルを建てるたびに隣接する建物の建設にも関与しなければなりません。さらに、隣り合う建物は同じ色にできないという規則もあります。加えて、ライバル会社との競争も激しく、慎重な計画と素早い判断が求められます。

ゲームの目的は、終了時に最も裕福なプレイヤーになることです。そのためには、資材を集め、10枚の屋根を適切なタイミングで配置することが重要になります。収入を得る方法は、高層ビルに自分の屋根を置くこと、都市計画の目標をできるだけ早く達成すること、そしてゲーム終了時により多くの屋根を配置することの三つです。

しかし、これらの要素が常にうまく噛み合うとは限りません。どこに重点を置くか、どのようにバランスを取るかが勝利の鍵となります。状況を見極め、ライバルの動きを考慮しながら、最適な戦略を立てましょう。

タワーアップ(Tower Up)の遊び方

ゲームの準備

内容物

ゲームボード(1枚)
ゲームボードには、市のダウンタウンが5つのエリアに分かれて描かれています。ボードの表面は3〜4人用ゲームに使用され、裏面の半分のボードは2人用ゲーム専用です。ボード上には、白い道路で繋がれた多数の四角い建設用地が配置されています。道路で直接繋がっている2つの建設用地は「隣接している」とみなされます。
フロア駒(120個:4色)
フロアは積み重ねられ、ゲーム内の建物を形成します。
屋根コマ(40個
各プレイヤーには固有の屋根の色があります。屋根は、自分のフロアがどの高さにあっても、その建物に関与していることを示します。
個人ボード(4枚)
都市計画の目標を達成すると、右側に各種ボーナスチップを1つずつ保管できるスペースがあります。
資材カード(44枚)
資材カードを使用することで、共通のストックからフロアを集め、自分の個人ストックに追加できます。
目標カード(10枚)
これらのカードには、市議会の現在の指示が示されており、チップの形でボーナスを獲得できる場合があります。
このうち3枚は「スタートカード」であり、右下にアイコンが表示されています。
ボーナスチップ(12個)
3つの異なる形状があり、それぞれ3種類の価値(7・5・3百万)を持っています。
車両マーカー(16個)
これらのマーカーは個人ボード上の専用トラックに配置されます。
コーンマーカー(4個)
個人ボードの下部に配置され、ゲーム終了時のボーナスを示します。

準備

ボードの配置
ボードをテーブルの中央に置きます。
2人プレイの場合はボードを折りたたみ、裏面の半分のボードを2人の間に配置します。
屋根の準備
全ての屋根を色ごとに分け、コンテナに入れてボードの横に置きます。
資材カードの準備
全ての資材カードをシャッフルし、山札を作成してコンテナの左側のスペースに置きます。
山札の上から3枚を公開し、コンテナの上に並べて「マーケット」を形成します。
初期フロアの配置
マーケットの3枚のカードを確認します。
各カードの一番下に表示された色と同じフロアを1つずつ取り、ボード上の3ヵ所に配置します。
もしカードの一番下のフロアが「複数色(任意の色)」なら、好きな色を選んで配置できます。
注意:同じ色のフロアが隣接しないように配置する。
個人ボードの準備
各プレイヤーは個人ボードを受け取って配置し、車両マーカーを対応するトラックの初期位置に配置します。
自分のボードの色と一致する10個の屋根を取り、横に置きます。
同じ色のコーンマーカーも取り、屋根の隣に配置します。
目標カードの準備
10枚の目標カードの中からランダムに3枚を選んで、公開します。(他は使用しません)
※最初のゲームの場合、決まった3枚の目標カードを配置します。
ボーナスチップの配置
ボーナスチップを、それぞれの形と価値(7M・5M・3M)に応じて専用スペースに配置します。
3人プレイの場合:各形の3Mチップを1つ除外して使用しません。
2人プレイの場合:各形の7Mチップと3Mチップを1つずつのみ使用します。
初期資材を受け取る
各プレイヤーは、各色のフロアを1つずつ取り、自分の個人ボードの前に置きます。
これがゲーム開始時の個人ストックになります。
スタートプレイヤーの決定
ランダムのプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

スタートプレイヤーから順番に以下の2つのアクションのうち1つを選んで実行します。

・カードを1枚取る
・新しい建物を建設する

カードを1枚取る

マーケットからカードを1枚選び、カードに描かれているアイテムを獲得します。
その後、そのカードは捨て札になり、山札からカードを1枚マーケットに補充します。

フロアアイコンの場合

同じ色のフロアをコンテナから取り、自分のストックに追加します。
フロアは以下の4色があります。

複数色のフロアアイコンの場合、好きな色を選択して獲得することができます。

車両アイコンの場合

対応する車両マーカーを1ステップ前進させます。
車両は以下の4色があります。

フロアの上限 に注意!

手番終了時に10個以上のフロアを持っている場合、超過分を選んでコンテナに戻す。

新しい建物を建設する

以下の流れで自分のストックからフロアを1つ選び、空いているスペースに配置します。

1. 空きスペースにフロアを配置する

以下のルールに従って、空きスペースにフロアを配置します。
(配置したフロアは『建物』となります)

2. 隣接する建物にフロアを置く

フロアを配置した後、隣接する建物にフロアを上に重ねる必要があります。
(※自分のストックのフロアを使用する)

3. 屋根を配置する

フロアを配置した後、以下のいずれかに自分の屋根を配置します。
(※配置できる屋根は1手番につき1つのみ)

・新しく建設した建物の上
・フロアを重ねた建物の上

4. スコア計算を行う

屋根を置いた建物の色に対応する車両マーカーを、建物の総フロア(屋根は含めない)の数だけ進めることができます。

トラック下のコーン駒は、一番上に置かれている自分の屋根の数を示しています。

本来であればゲーム終了時に移動させますが、BGAでは屋根の数に応じて、都度増減されます。

自分の全ての車両マーカーが『★マーク』の列に到達または通過した場合、追加で手番『カードを1枚取る or 新しい建物を建設する』を実施することができます。

ゲームの終了条件

以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了トリガーが引かれます。

誰かの屋根が全て配置された場合

他のプレイヤーも1手番ずつ実施して、ゲーム終了となります。
以下の流れで勝敗を決定します。

1. 屋根の数を数えて、コーンを移動する

各プレイヤーは、建物の上に置いている屋根の数を数えて、その数だけ自分のコーンを進めます。(最大7)

BGAでは、ゲーム中にコーンを動かされている状態になっています。

2. 最終得点を計算する

各プレイヤーは以下の得点項目の内容を合計して、最終得点を計算します。

得点項目得点
マーカー点各車両マーカー、コーンの上部にある数字が得点になります。
ボーナスチップ点目標達成時に獲得したボーナスチップの数字が得点になります。

最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

同点の場合は自分のストックにフロアが多く残っている方のプレイヤーが勝利。
それも同点の場合は勝利を分かち合います。

変更可能ルール

目標(簡単 – 最初のゲーム)

『ON』にすることで、簡単な目標カードでプレイすることができます。
使用しなければ、10枚の内ランダムの3枚の目標カードが選ばれます。

バリアントルール

プレイ人数に合わせて、初期のフロアが追加されます。

2~3人プレイの場合

最大7つの初期フロアを配置します。
(追加で材料カードを引き、それらをデッキに戻してシャッフルします)

4人プレイの場合

最大5つの初期フロアを初期フロアを配置します。
(追加で材料カードを引き、それらをデッキに戻してシャッフルします)

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア