遊び方

『トリック・オブ・ザ・レールズ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『トリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルトリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails)
特徴アメリカの鉄道時代の隆盛をテーマにしたトリック・オブ・ザ・レールズは、18XX系ゲームのような株式マネージメントとトリックテイキングのカードゲームを組み合わせたものです。プレイヤーは株券を集め、路線網を敷設することで会社の価値を高めていきます。 このゲームでは、株式公開ラウンドと会社運営ラウンドが交互に行われます。株式公開ラウンドでは、プレイしたカードがプレイヤーの株式となります。会社運営ラウンドでは、プレイしたカードが会社の路線になります。企業は機関車を手に入れ、それによって路線カードの枚数が決まり利益を得ます(機関車にはコストがかかるので、企業が全く利益を得られない場合もあります)。そして最後に、プレイヤーは自分の株の価値を数えて、最も高い価値のものが勝ちとなります。
プレイ人数 3 - 5 人プレイ時間 22 分
ゲームデザイナーHisashi Hayashi複雑さ2
アートワークRyo Nyamo, Ian O'Toole, Todd Sanders戦略3
エディターOKAZU Brand3
発売日2011やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

トリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails)とは?

鉄道をモチーフにしたトリックテイキングゲーム。

トリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails)の遊び方

ゲームの準備

内容物

●株式&路線カード
会社の株式もしくは路線を示すカード。
トリックテイキングの強さを表す数字と、駅価値を表す数字が書かれている。

●初期路線カード
初期配置として置かれる路線カード。
駅価値を表す数字が書かれている。

●交換用株式カード
ゲーム中、交換用に使われる株式カード。

●機関車カード
会社が所有する機関車を示すカード。
費用と移動距離が書かれている。

●都市カード
特殊な路線カード。5人プレイでは使用しない。
駅価値を表す数字が書かれている。

●株式予約カード
使用済の株式と交換するためのカード。

準備

・『初期路線カード』を各会社 1 枚ずつ縦1列になるように配置します。
各会社の横1列を会社の『路線』と呼びます。

・『株式&路線カード』をすべて裏向きにして良く混ぜ、プレイ人数に合わせた枚数を各プレイヤーに配ります。

3 人…15 枚、4 人…11 枚、5 人…9 枚

残った『株式&路線カード』は、順番にカードを確認して該当する会社の路線で『初期路線カード』の右側に順番に並べていきます。

・場に『トリックレーン』を、以下のように準備します。
(※人数によって、配置するカードが異なります)

ゲームの流れ

手札が無くなるまで、以下の流れでゲームを行っていきます。

1. 各プレイヤーは順番に手札のカードを出す
2. 勝敗の判定を行い、勝者を決める
3. トリックレーンの一番左のカードの処理を行う

1. 各プレイヤーは順番に手札のカードを出す

リードプレイヤーから順番に手札のカードを1枚出していきます。

この時、リードプレイヤーは好きなカードを出せますが、2番目以降のプレイヤーはリードプレイヤーが出したカードと同じ種類(同じ株式会社)のカードを出さないといけません。

手札にリードプレイヤーが出した種類のカードがない場合は、好きなカードを出してもOKです。

2. 勝敗の判定を行い、勝者を決める

全プレイヤーが1枚のカードを出したら、勝敗の判定を行います。

リードプレイヤーが出した会社のカードの中で、最も大きい数字を出したプレイヤーが勝利となります。

勝者は次のトリックのリードプレイヤーとなります。

3. トリックレーンの一番左のカードの処理を行う

勝者を決めたら、トリックレーンの一番左のカードの処理を行います。

交換用株式カード または 株式&路線カードの場合

勝者はトリックレーンの『交換用株式カード』もしくは『株式&路線カード』を受け取り、自身の株券として獲得します。

トリックレーンに株式予約カードが残っていたら、勝者がトリックで出したカードを株式予約カードと交換し、株式予約カードはゲームから取り除きます。

トリックレーンに株式予約カードが無い場合は、勝者がトリックで出したカードはゲームから取り除きます。

勝者以外のプレイヤーは自分の出したカードを自身の株券として獲得します。

機関車カードの場合

勝者は機関車カードをいずれかの会社の路線に配置します。
機関車カードは各会社に一枚ずつしか置けない。

その後、各プレイヤーはトリックで出したカードと同じ会社の路線の右端か左端にカードを置く。

都市カードの場合

勝者は都市カードをいずれかの会社の路線の右端か左端に置く。

その後、各プレイヤーはトリックで出したカードと同じ会社の路線の右端か左端にカードを置く。

ゲームの終了条件

全員の手札がなくなったらゲーム終了です。
各会社ごとに決算を行い、1番勝利点が高いプレイヤーが勝者となります。

同点の場合は同順位となります。

決算の方法

各会社に置かれた『機関車カード』の移動距離と各会社の「路線」の長さ(初期路線カードと株式&路線カードの枚数)を比較します。

『路線』の長さが『機関車カード』の移動距離以下の場合 または『機関車カード』の移動距離が「ALL」の場合

会社の「路線」の駅価値を全て足したものが、その会社の利益となります。

『路線』の長さが『機関車カード』の移動距離より大きい場合

会社の「路線」のなかで、『機関車カード』の移動距離分だけ連続した区間の駅価値を計算し、駅価値の合計が一番高いものがその会社の利益となります。

会社の利益から機関車カードに書かれた費用を引いた額がその会社の株価となる。
0未満になったら、その会社の株価は0として扱います。

各プレイヤーが持っている株券1枚ごとにその会社の株価と同じ勝利点が手に入る。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア