遊び方

『メトロ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『メトロ(Metro)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルメトロ(Metro)
特徴このゲームでは、プレイヤーはボード上に正方形のタイルを配置して線路を形成します。 ゲームの目的は、できるだけ長い線路を作ることです。 プレイヤーはボード上でいくつかの列車が鳴っている状態でゲームを開始します。 ただし、ボードの中央にある駅である都市接続の場合、プレイヤーは 2 倍の得点を獲得します。
プレイ人数 2 - 6 人プレイ時間 22 分
ゲームデザイナーDirk Henn複雑さ2
アートワークBarbara Henn, Franz Vohwinkel戦略3
エディターQueen Games3
発売日1997やり取り2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

メトロ(Metro)とは?

このゲームでは、プレイヤーはボード上に正方形のタイルを配置して線路を形成します。
ゲームの目的は、できるだけ長い線路を作ることです。

プレイヤーはボード上でいくつかの列車が鳴っている状態でゲームを開始します。
ただし、ボードの中央にある駅である都市接続の場合、プレイヤーは2倍の得点を獲得します。

メトロ(Metro)の遊び方

ゲームの準備

内容物

ゲームボード(1枚)
線路タイル(60枚)
得点マーカー(6個:黄、青、オレンジ、緑、紫、黒)
列車タイル(61枚:黄16枚、青16枚、オレンジ10枚、緑8枚、紫6枚、黒5枚)

準備

ゲームボードを中央に配置します。
各プレイヤーは1色を担当して、対応する列車タイルと得点マーカーを受け取ります。
各プレイヤーは、受け取った列車タイルをゲームボードの指定位置に配置します。
得点マーカーを得点トラックの初期位置に配置します。
(※BGAでは得点トラックは非表示で、プレイヤー情報に得点が記載されています)
線路タイルを全てシャッフルして、山札を作成します。
各プレイヤーは初期手札として山札から線路タイルを1枚ずつ引きます。
プレイ人数2人3人4人5人6人
使用される列車タイル16枚ずつ10枚ずつ8枚ずつ6枚ずつ5枚ずつ

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。

1. 線路タイルを配置する
2. 線路タイルを補充する
3. 線路が完成した場合、得点を獲得する

1. 線路タイルを配置する

手番のプレイヤーは配置ルールに従い、以下のいずれかの方法で線路タイルを配置します。

・手持ちの線路タイルを場に配置する。
・山札から線路タイルを1枚引いて、場に配置する。

しかし、どの駅にもつながっていない路線が完成してしまうことがあります。 このようなルートは、ゲーム上では何の価値もありません。

2. 線路タイルを補充する

手札から線路タイルを配置した場合、山札から線路タイルを補充します。
(※山札から線路カードを出した場合は、このステップは飛ばします)

3. 線路が完成した場合、得点を獲得する

線路タイルを配置して線路が完成した(列車が駅と接続された)場合、列車の持ち主は向かいの駅まで列車を移動させながら得点を獲得します。(得点化した列車タイルは裏向きにされます)

点数は列車が通過したタイル1枚につき1点を獲得します。
(同じタイルを複数回通過した場合も、その数に応じて得点が加算する)

また中央の駅に接続している場合は、獲得する点数は2倍になります。

BGAでは線路の完成時に得点を獲得されますが、通常ではゲーム終了時に一斉に得点計算されます。(※BGAに合わせてルールを記載しています)

ゲームの終了条件

全ての線路タイルが配置され、ボード上の全てのマスに線路タイルが配置されたら、ゲーム終了となります。

最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合は、勝利を分かち合います。

変更可能ルール

タイルの回転(デフォルト:OFF)

この設定をONにすることで、タイルを回転して配置できるようになります。

手元のタイル数(デフォルト:1)

この設定を変更することで、手持ちのタイル数を増やすことが出来ます。
(※設定できる枚数:1~3枚)

拡張版(デフォルト:全部OFF)

拡張は以下の4種類を追加して遊ぶことができます。

・拡張版1:地下鉄会社
・拡張版2:地下鉄駅
・拡張版3:中央路線
・拡張版4:駅コマの数

各拡張は、以下の組み合わせでなら、併用して遊ぶことが出来ます。

併用可能な拡張拡張版1拡張版2拡張版3拡張版4
拡張版1:地下鉄会社×
拡張版2:地下鉄駅×
拡張版3:中央路線×
拡張版4:駅コマの数×

拡張版1:地下鉄会社

この拡張を含めると、各プレイヤーは色を担当しません。
手札の株式を参考にして、8色ある列車のどれを高得点にするかを考えながらプレイします。

追加されるコンポーネント

株式ボード(1枚)
株式(32枚:10%・20%・30%・40%の株式×8色分)
列車タイル(8枚:赤、白が4枚ずつ)
得点マーカー(2枚:赤、白が1個ずつ)

準備

プレイ人数に関係なく、8色の列車タイルを4枚ずつ用意し、ゲームボードの指定位置に配置します。
8色の得点マーカーを初期位置に配置します。
株式ボードを中央に配置します。
株式を%ごとに分けてそれぞれシャッフルして山札を作成し、株式ボードに配置します。
各プレイヤーは各山札から1枚ずつ株式を受け取ります。
その後、各株式の山札の一番上のカードを1枚ずつ公開する。

※線路タイルの準備は通常ルールと同じになります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各tプレイヤーは通常アクションの代わりに以下のアクションを実施できます。

・株式を交換する

自分の株を1枚、同じ%の山札の一番下に裏向きに戻し、『公開されている株式』または『山札の一番上』から株式を1枚受け取ります。

公開されている株式を取った場合、山札の一番上から株式を公開します。

株の交換は、いずれかの色の得点マーカーが25点に到達していない場合にのみ実施可能です。

ゲームの終了条件

ゲーム終了時、以下の流れで得点計算が行われます。

1. 各色の基礎点を出す

各色ごとの得点から順位を出して、基礎点を決定します。
(※同じ順位の場合は同じ基礎点になります)

順位1位2位3位4位5位6位7位8位
基礎点8点7点6点5点4点3点2点1点

2. 各プレイヤーは、手元の株式に対応する得点を得る

各プレイヤーは自分の持っている4枚の株式を公開し、該当する色の基礎点に株式の倍率を掛けた点数を獲得します。(40%=4倍、30%=3倍、20%=2倍、10%=1倍)

3. ボーナス点を獲得する

各色の最大株主(最も多くの株式(%の合計)を持っているプレイヤー)は、色の得点(得点マーカーの位置)を10で割って小数点を切り捨てた値がボーナス点として獲得できます。

同点の場合は、該当プレイヤー全員がボーナス点を獲得できます。

拡張版2:地下鉄駅

追加されるコンポーネント

・中央列車タイル(8枚)

追加ルール

各プレイヤーは自分の色の列車を中央駅用に1枚受け取り、ゲームが開始されます。
ゲーム中1回、各プレイヤーは通常アクションの代わりに以下のアクションを実施できます。

・中央の駅に列車タイルを配置する

線路タイルを置く代わりに、自分の中央駅用の列車タイルを中央駅の空いているスペースに配置できます。

中央の駅に配置した列車は、そこからも駅に繋がれば得点を獲得できます。ただし、中央駅にある列車は中央の駅に繋がっても勝利点が2倍になりません。

『拡張1:地下鉄会社』と併用している場合

各プレイヤーは8色の列車を中央駅用に1枚ずつ用意しておきます。
各プレイヤーは、通常アクションの代わりに以下のアクションを実施できます。

・株式を公開して、中央の駅に列車タイルを配置する

線路タイルを置く代わりに、自分の株式を1枚公開して、その株式の色の列車タイルを中央駅の空いているスペースに配置できます。(各色1枚まで)

公開した株式は交換することはできなくなります。
中央駅にある列車は中央の駅に繋がっても勝利点が2倍になりません。

拡張版3:中央路線

追加されるコンポーネント

・中央駅線路タイル(4枚)

追加ルール

ゲーム開始時、中央駅線路タイルをランダムに4枚選び、ゲームボードの中央駅部分を覆うように配置します。

これにより中央駅の点数(2倍)がなくなります。

また、中央駅線路タイルは既存に配置したタイルとしては扱いません。(※いきなり中央タイルに隣接して配置はできません)

拡張版4:駅コマの数

追加されるコンポーネント

・駅番号タイル(32枚:4色が8枚ずつ)

準備

各プレイヤーは、事前にテーブルの設定に合わせた駅番号タイルをランダムで引きます。
(※他のプレイヤーには見せません)

設定受け取る
各プレイヤーに4個各色の駅コマを1枚ずつ引く
各プレイヤー8個(2人用専用)各色の駅コマを2枚ずつ引く
各プレイヤー12個(2人用専用)各色の駅コマを3枚ずつ引く
各プレイヤー16個(2人用専用)各色の駅コマを4枚ずつ引く

追加ルール

ゲーム終了後、各プレイヤーは自分の駅番号タイルを公開します。

各プレイヤーは通常の得点に加えて、その駅を終着点としている列車の得点を追加で獲得できます。(※自分の列車でなくても可能)

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア