遊び方

『アビス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『アビス(Abyss)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルアビス(Abyss)
特徴派閥を支配し、宮廷を牛耳って、水中の領域を支配しよう!
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 19 分
ゲームデザイナーBruno Cathala, Charles Chevallier複雑さ3
アートワークXavier Collette戦略3
エディターBombyx2
発売日2014やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

アビス(Abyss)とは?

派閥を支配し、宮廷を牛耳って、水中の領域を支配しよう!

アビス(Abyss)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・ゲームボード
・探索カード
 ・支援カード
 ・怪物カード
・貴族カード
・地域タイル
・真珠トークン
・脅威トークン

準備

・中央にゲームボードを配置します。
・探索カードをシャッフルし、探索トラック上に山札を作成します。
・貴族カードをシャッフルし、貴族のスペースに山札を作成します。
 そして、一番上の6枚のカードをめくり、場に配置する。
・地域タイルをシャッフルし、裏向きの山を作成し、一番上のタイルを公開します。
・モンスタートークンをシャッフルし、ゲームボードのそばに裏向きで配置します。
・脅威トークンを、表示されているように脅威トラック上に置いてください。
・鍵を10個、ボードの近くに山として置いてください。
・各プレイヤーはサプライから1つのパールを受け取ります。
・スタートプレイヤーをランダムに決定してください。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れを行ないます。

1. 宮廷での策謀【任意】
2. 以下のアクションを1つ実施【必須】
 ・深海の探索
 ・議会の支持を求める
 ・貴族を雇用する

3. 地域の支配【条件を満たした場合は必須】

1. 宮廷での策謀(任意)

ターンの開始時に、真珠を1つ払い貴族カードを1枚補充できます。
何回でも行えますが、宮廷の空きスペースがなければこの補充はできません。

2. 以下のアクションを1つ実施(必須)

以下のアクションから1つを選択して実施します。

・深海の探索
・議会の支持を求める
・貴族を雇用する

・深海の探索

探索カードの山札から1枚ずつカードを公開し、探索トラックの左から順に並べる。

公開したカードが『支援者』だった場合

他のプレイヤーに時計回りで順番に支援者カードを購入するかを聞きます。

他のプレイヤーがカードを購入した場合

続けて、深海の探索のアクションを実施します。
(※カードを公開し、再度他のプレイヤーに購入の確認も行います)

前述しましたが、購入のコストも高くなります。

誰も購入しなかった場合

『続けて深海の探索のアクションを実施する』、または
『無料で公開されたカードを手札に加えるか』を選択します。

手札に加えた場合、探索の終了の処理を行ないターン終了となります。

探索トラックが全て埋まった場合

探索トラックが全てカードで埋まり、最後(5枚目)のカードが購入されなかった場合、最後のカードを無料で手札に加えて、真珠1つを追加で受け取ります。

その後、探索の終了の処理を行ない、ターン終了となります。

公開したカードが『モンスター』だった場合

モンスターと『戦う』、または『探索を続ける』を選択します。

モンスターと戦う場合

戦う場合、自動的に勝利してモンスターは破棄し、現在の脅威トラックに表示される報酬を獲得します。

その後、脅威トークンを最初のスペースに戻し、探索の終了の処理を行ない、ターン終了となります。

スペース報酬(いずれかを選択して獲得)
1番目・真珠1つ
・モンスタートークン1つ
2番目・真珠2つ
・モンスタートークン2つ
・真珠とモンスタートークン1つずつ
3番目・鍵1つ
4番目・鍵1つと真珠1つ
・モンスタートークン1つ
5番目・鍵1つと真珠2つ
・モンスタートークン2つ
・真珠とモンスタートークン1つずつ
6番目・鍵2つ

探索を続ける場合

探索を続けることにした場合は、脅威トークンをトラック上で1スペース前進させ、カードを公開し続けます。

※探索トラックの最後のスペースでモンスターが明らかになったとき、あなたはそれと戦わなければなりません。 脅威トラックに表示される報酬に加えて、通常通り真珠も1つ受け取ります。

探索の終了

探索トラックに残っている全てのカードを『評議会(ボードの中央)』に種族ごとに分けて、該当スペースに裏向きで配置します。

モンスターは探索廃棄物の山に置かれます。

※探索カードの山札がなくなった場合、捨て札の山にあるすべてのカードを再シャッフルして、新しい山札を作ります。

・議会の支持を求める

議会の支援を行う時は、「評議会」の1つの種類のスタックからそこに置かれているすべてのカードを、内容を事前に確認せずに手札に追加します。

基本的に手札に上限はありません。
これでターンは終了です。

・貴族を雇用する

貴族を雇用を以下の流れで行っていきます。

1. 支援者カードを支払って、貴族カードの雇用する
2. 支援者と提携を行う
3. 貴族カードを右にスライドまたは補充する

1. 支援者カードを支払って、貴族カードの雇用する

手札の支援者カードを支払い、ボード上の宮廷から貴族カードを雇用します。

コストには数字と大きな丸(各色)・ちいさな丸(グレー)が書かれています。

コスト以上の価値の支援者カードを支払うことで、貴族カードを雇用できます。

大きな丸の種類の支援者カードは必ずコストとして使用しなければいけません。
小さな丸があれば丸1つにつき1種類、コストとして支払える種類を増やします。

また、真珠を好きなだけ払い1つにつき1コスト分を補填することができます。

例:大きな丸がクラゲで小さい丸が2つあり10をしめしているなら、クラゲを含む3種類で10以上になるように支援者カードを払います。

雇用した貴族カードを表向きにして前に配置し、効果がある場合は実施します。

貴族カードについて
貴族カードの見方

左上:影響点
右上:鍵
左下:コスト
真ん中:名称・効果
色:所属ギルド

貴族カードは、6種類内いずれかのギルドに所属しており、それぞれ攻撃・補助・真珠・影響点・地域など特化した効果があります。属性によって地域効果で得点に繋がったりもします。

ギルド能力の傾向
戦士【赤】影響点は低いが、相手を攻撃するような能力を持っている
農家【黄】特殊な能力は持っていないが、影響点が高い
政治家【青】宮廷の貴族を雇用するのに長けています
メイジ【紫】支援者カードを集めるのに長けている
商人【緑】貴重な真珠を集めるのに役立つ能力が多い
アンバサダー【黒】地域を制圧するのに長けている
・雇用時(即時)

雇用時(即時)と書かれている貴族カードは、雇用直後に一度だけ実施する能力を持っています。

・雇用時(即時)以外(〇〇の場合、〇〇時など)

「半永続的な」能力を持っており、貴族カードを地域を管理するために使用するまで能力を実施することができます。

2. 支援者と提携を行う

支払った支援者カードは最も価値の低いもの1枚「提携支援者」として、前に表向きに置きます。

残りのカードは探索廃棄パイルに配置されます。

同じ最低値を持つ複数の支援者を支払った場合、どれを残すかを選択します。
提携した支援者はゲーム終了時、影響点となります。

3. 貴族カードを右にスライドまたは補充する

貴族の雇用後、宮廷に残っている貴族カードを右にスライドさせます。
宮廷に少なくとも3枚のの貴族カードが残っている場合、何も起こりません。

しかし、貴族カードが2枚しか残っていない場合は、(ボードに示されているように)真珠2つを獲得し、デッキの上から貴族カードを裏返して、コートのすべての空きスペースを埋める必要があります。

3. 地域の支配【条件を満たした場合は必須】

鍵を3つ集めた(貴族カード/モンスターとの戦闘)場合、即座に地域タイルを獲得します。

地域タイルはゲーム終了時に、あなたに影響点を与える場合があります。
地域タイルの獲得は以下のどちらかの方法で行います。

・場に公開されているものから1枚選択する。
・山札から最大4枚までを一度に引き、1枚選択して残ったものは場に公開する。

モンスターの戦闘で得た鍵トークンを支払った場合、手元から消費し、貴族カードの鍵を使った場合、使った貴族カードを地域の下にスライドさせ、以降「半永続的な」能力は発揮できなくなり、他の貴族カードの能力の標的になることはできません。

ゲームの終了条件

次のいずれかが発生した時、ゲーム終了のトリガーとなります。

・いずれかのプレイヤーが7枚目の貴族カードを雇用した場合
・貴族カードの山札が切れて補充が出来なかった場合

いずれの場合も、アクティブプレイヤーは通常通りターンを完了します。
その後、他プレイヤーは最後の1ターンずつ手番を行い、ゲーム終了となります。

最後に、各プレイヤーは、手札の各種族の中で最も価値の低い支援者を「提携」し配置し、得点計算を行います。

最も影響点を持っているプレイヤーの勝者となります。
同点の場合、真珠の数の多いプレイヤーの勝利。
それも同じなら、最もコストの数値の高い貴族を雇用しているプレイヤーの勝利。

得点計算

各プレイヤーは以下の影響点を全て合計していきます。

・地域タイル
・貴族カード
・提携した各種族で最も価値の高いものと同等の影響点
・モンスタートークン

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア