『ビッズ(Bids)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ビッズ(Bids) | ||
特徴 | 最高値のビッドを行い、中央の黒カードのポイントを獲得します。 それとも、黒カードを1枚も手に入れないことで、ラッキールーザーの得点を狙うことにしますか? | ||
プレイ人数 | 3 - 6 人 | プレイ時間 | 28 分 |
ゲームデザイナー | Lorenzo Simons | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Lorenzo Simons | 戦略 | 3 |
エディター | Self-Published | 運 | 3 |
発売日 | 2018 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ビッズ(Bids)とは?
各プレイヤーには、カラーの入札カードが10枚ずつ配られます。
各ラウンドでは、プレイヤーは10回のターンで中央にある黒のポイントカードに対して入札を行います。各黒のポイントカードには、その上に書かれた数値と同じ点数が付与されます。他の色には基本バージョンでは特別な意味はありません。最終的に最もポイントを獲得したプレイヤーが勝利します。
ビッズ(Bids)の遊び方
ゲームの準備
・使用するカードを準備する
プレイ人数 | 使用するカード |
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3人プレイ | 入札カード(3色):1-10 得点カード(黒):1-10、2x、-5 |
4人プレイ | 入札カード(4色):1-10 得点カード(黒):1-10、2x、-5 |
5人プレイ | 入札カード(4色):1-12 得点カード(黒):1-12、2x、-5 アリーカード(白) |
6人プレイ | 入札カード(4色):1-14 得点カード(黒):1-14、2x、-5 アリーカード(白) |
・山札を作成する
得点カード(黒)を全て取り分け、各色の入札カードをシャッフルして山札にします。
3〜5人プレイの場合、山札からランダムに1枚の入札カードを取り除きます。
6人プレイの場合、全ての入札カードを使用します。
入札カードの山札にランダムに得点カードを1枚追加します。
(※5人の場合は2枚、6人の場合は3枚)
・各プレイヤーに手札を配る
各プレイヤーに山札からカードを10枚ずつ配ります。
残りの得点カードは、中央に伏せた状態で配置しておきます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドでは、以下の流れを繰り返し行っていきます。
1. 各プレイヤーは順番にカードを1枚場に出す
2. 勝者が中央の得点カードを獲得する
全部で10ターン行われた後、1ラウンドが終了します。
1. 各プレイヤーは順番にカードを1枚場に出す
スタートプレイヤーから順番に手札の入札カードを1枚場に出します。
2. 勝者が中央の得点カードを獲得する
トリックの勝者(最も数字の高いカードを出したプレイヤー)が中央の得点カードを獲得し、次ターンのスタートプレイヤーとなります。
(※手札の得点カード(黒)が出された場合、そのトリックの得点に加算されます)
数字の高いカードが複数人いた場合、誰も得点カードを受け取らず、得点カードの山の一番下に置かれます。その場合、数字の高いカードを出した最後のプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
このカードを獲得した時点で持っている全ての得点を2倍にします。
後で獲得したポイントは2倍になりません。
ラウンド終了
前のラウンドのポイントと合計して、次のラウンドを開始します。
次のラウンドでは、合計スコアが最も高いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
引き分けの場合、最後のラウンドのスコアが高いプレイヤー、それも同じ場合、最後のラウンドで最も高いカードを持っているスタートプレイヤーとなります。
ラウンド終了時、1つも得点カードを獲得しなかったプレイヤーはラッキールーザーとなり、プレイ人数とラッキールーザーになった回数分の得点を獲得することができます。
プレイ人数 | 得点 |
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3人プレイ | 12点 × n回目のラッキールーザー |
4人プレイ | 8点 × n回目のラッキールーザー |
5人プレイ | 8点 × n回目のラッキールーザー |
6人プレイ | 7点 × n回目のラッキールーザー |
例:5人プレイ時、3回のラッキールーザーになったプレイヤーは、1回目は8点、2回目は16点、3回目は24点と徐々に得点が増えていきます。
ゲーム終了条件
指定しているラウンド数が終了した時、ゲーム終了となります。
最も得点を獲得しているプレイヤーが勝利となります。
変更可能ルール
サプライズカード
「?」の記号が書かれたサプライズカードが得点カードに追加されます。
これは、プレイヤーが次の黒いカードに対して入札を行うことを意味し、そのカードがどのようなものになるかは分かりません。カードがプレイヤーの手にある場合、中央の黒いカードはそのカードがプレイされると次のカードに置き換えられます。
アリーカード
5~6人プレイの場合、オンにすることを推奨します。
この白いカードは、1人のプレイヤーの手に渡ります。プレイヤーがこのカードをプレイすると、そのトリックの勝者と同盟を結ぶことになります。同盟者であるということは、ラウンドの終わりにすべてのポイントが合計され、2で割られることを意味します。
下剋上カード
下剋上カードが追加されます。このカードが出された場合、そこからは最も低いカードが勝利するようになります(最高のカードではなく)。
ラウンド数(デフォルト:6)
ゲーム終了するラウンド数を指定します。
デフォルトは6です。
-5点ボーナス
-5カードを最も多く取ったプレイヤーが30点を山分けします。
(例)
プレイヤーAは3ラウンド最も多くの-5カードを取った
プレイヤーAは3ラウンド最も多くの-5カードを取った
プレイヤーAは0ラウンド最も多くの-5カードを取った
ゲーム終了時,プレイヤー2AとBは15(30÷2)点を獲得します。
シーフ
シーフカードが得点カードに追加されます。シーフカードは最も低い入札を行ったプレイヤーから得点カードを盗むことができます。
カラービッズ
「カラービッズ」は、テーブル上に最も多く出ている色の中で最も高いカードが勝利となります。
(例)
プレイヤー1が赤5を出します。
プレイヤー2が緑4を出します。
プレイヤー3が黄7を出します。
プレイヤー4が緑5を出します。
テーブル上に2枚の緑のカードがあり、彼が最も高い緑のカードを出したため、プレイヤー4が勝利となります。
注意点:中央の黒いカード
中央の黒いカードも色のカウントに加わります。
つまり、黒のカードは常に+1のカウントとなります。
(例)中央の得点カードが黒8の場合
プレイヤー1が赤5を出します。
プレイヤー2が緑4を出します。
プレイヤー3が緑7を出します。
プレイヤー4が黒5を出します。
黒と緑のカードの両方が同じ数のため、誰もがトリックを勝ち取りません。