『ディテクティブ・ポーカー(Detective Poker)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ディテクティブ・ポーカー(Detective Poker) | ||
特徴 | ディテクティブ・ポーカーでは、各ベッティングラウンドでどのプレイヤーが最高のポーカーハンドを持っているかを推測してください。 ポーカーの戦略は不要です。 | ||
プレイ人数 | 3 - 4 人 | プレイ時間 | 27 分 |
ゲームデザイナー | Gaël (GDC) | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Gaël (GDC) | 戦略 | 3 |
エディター | 運 | 3 | |
発売日 | 2021 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ディテクティブ・ポーカー(Detective Poker)とは?
あなたは、どのプレイヤーが最も強いポーカーの手をしているか、それぞれのラウンドで予想しなければなりません。各プレイヤーの片方のカードだけ見ることができます。
ディテクティブポーカーは2ラウンドで行われます。
3人プレイで3ハンド、4人プレイで4ハンドで1ラウンドが構成されます。
1ハンドは、プリフロップ・フロップ・ターン・リバーの4つのベッティングラウンドで構成され、その後スコアリングフェーズとなります。
各ハンドの最初に、ディーラーによってデッキがシャッフルされ、各プレイヤーに2枚ずつカードを渡します。そのうち1枚はそのプレイヤーにしか見えず、もう一枚は他のプレイヤーにしか見えません。
ディテクティブ・ポーカー(Detective Poker)の遊び方
ゲームの準備
ラウンド前の行うアクション
各プレイヤーに2枚ずつカードを配り、その内1枚を全体に公開します。
もう一枚のカードは誰にも見せないように伏せて置きます。
(自分も確認できません)
ゲームの流れ
このゲームはラウンド制でゲームを行います。
各ラウンド、下記の流れに進めて行きます。
1. プリフロップフェーズ
2. フロップフェーズ
3. ターンフェーズ
4. リバーフェーズ
5. スコアリングフェーズ
・ベットできるコインは1~3枚です。
アクションカードの伏せて置き、その上にコインを乗せてベットします。
・各フェーズは、必ず1~3コインはベットしなければいけません。
・1ラウンド中、3コインをベットできるのは1回だけです。
1. プリフロップフェーズ
プリフロップ(各プレイヤーに配られた2枚のカード)で、最も強い手札を持っているプレイヤーを予想してベットします。
2. フロップフェーズ
場にカードを3枚公開します。
フロップ(各プレイヤーに配られた2枚のカードと場に公開された3枚のカード)で、最も強い手札を持っているプレイヤーを予想してベットします。
3. ターンフェーズ
場に追加でカードを1枚公開します。
ターン(各プレイヤーに配られた2枚のカードと場に公開された4枚のカード)で、最も強い手札を持っているプレイヤーを予想してベットします。
4. リバーフェーズ
場に更に追加でカードを1枚公開します。
リバー(各プレイヤーに配られた2枚のカードと場に公開された5枚のカード)で、最も強い手札を持っているプレイヤーを予想してベットします。
5. スコアリングフェーズ
手札の裏返しているカードを公開し、それぞれのフェーズごとに最も強いプレイヤー、最も弱いプレイヤーを出します。
フェーズ | 確認するカード |
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プリフロップ | 手札のカード2枚のみ |
フロップ | 手札のカード2枚と場のカード3枚 |
ターン | 手札のカード2枚と場のカード4枚 |
リバー | 手札のカード2枚と場のカード5枚 |
ベット時に配置したアクションカードを公開しながら、各プレイヤーがベットが成功したか、失敗したかを判定します。
カード | 効果 |
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+1 Pointカード | ベット成功した時、コインの枚数+1点の獲得。 |
時計回りカード | ベットしたプレイヤーの次のプレイヤーにベット(※)します。 ベット成功した場合、コインの枚数の得点が入ります。 ※ベットしたプレイヤーではなく、次のプレイヤーが勝利していた場合、ベット成功となります。 |
ブラフカード | 一番弱いプレイヤーにベットしていた場合、ベット成功となります。 ベット成功した場合、コインの枚数の得点が入ります。 |
なしカード | 特に効果のないカードになります。 ベット成功した場合、コインの枚数の得点が入ります。 |
ベット成功した場合、ベットしたコインの枚数分の得点(+1 Pointカードの場合、+1点)が入ります。
ゲームの終了条件
2ラウンド終了時に最も多くのポイントを獲得している人が勝者となります。
同点の場合は、手札のアクションカードの枚数が多い方が勝ちとなります。
さらに同点の場合は勝者は共有となります。
オプション
プレイヤーはアクションカードをベットの下に裏向きで置くことができます。
ハンドの終了時に、プレイヤーのカードとアクションカードが開示され、点数が与えられます。
ポーカー・ハンド(役)
役名 | 例 | 説明 |
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ストレート・フラッシュ | ♦K-♦Q-♦J-♦10-♦9 | 5枚のカードが、同じ記号で数字が順番に並んでいる組み合わせがある場合 |
フォア・カード | ♦Q-♥Q-♠Q-♣Q | 4枚のカードが、同じ数字の組み合わせがある場合 |
フルハウス | ♦A-♥A-♠A-♣J-♠J | 3枚のカードが同じ数字の組み合わせと、2枚のカードが同じ組み合わせがある場合 |
フラッシュ | ♦2-♦4-♦9-♦J-♦Q | 5枚のカードが、同じ記号の組み合わせがある場合 |
ストレート | ♦K-♣Q-♥J-♦10-♠9 | 5枚のカードが、数字が順番に並んでいる組み合わせがある場合 |
スリーカード | ♦10-♥10-♠10 | 3枚のカードが同じ数字の組み合わせがある場合 |
ツーペア | ♦9-♥9-♠4-♣4 | 2枚のカードが同じ数字の組み合わせが2つある場合 |
ペア | ♦8-♥8 | 2枚の同ランクのカード。 |
ハイ・カード | 上記以外 |
似た手札の場合、数字の高い方が勝利します。
(最も強いカードはA、弱いカードは2です)
同じようなフォア・カード、スリーカード、ツーペア、ペアの場合、キッカーと呼ばれる他のカードを使って判断されます。例えば「AA852」の手札は「AA763」に勝ちます。
ポーカーの役は5枚以上のカードで構成されることはありません。
ターンやリバーでは、プレイヤーは6枚または7枚のカードのうち、最も良い5枚のカードで役を作ります。
エキスパートモード
エキスパートモードでは、「+1pt」のアクションベットを間違えた場合、1ポイント失います。
また、フロップ・ターン・リバーで場に出されたカードが、既に場に出されているカードと同じ数字であった場合、そのカードは捨てられ、新しいカードが場に出されます。
(新たにカードが出された場合でも適応する。)
そのため、エキスパートモードでは、『フルハウス』と『フォア・カード』は成立しません。