『ダイヤモンド(Diamonds)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ダイヤモンド(Diamonds) | ||
特徴 | ダイヤモンドは、プレイヤーがダイヤモンドを集めるトリックテイキング カード ゲームです。ダイヤモンドとは、そのスートのカードではなく、ゲームに含まれる実際のダイヤモンド クリスタルのことです。 ダイヤモンドでは、スートに従えない場合は、プレイするスートに基づいてスート アクションが実行されます。スート アクションは、各トリックの勝者と、プレイ ラウンドの終了時にも実行されます。スート アクションにより、プレーヤーはダイヤモンドをサプライから取り出し、ショールーム (1 ポイント獲得) または金庫 (2 ポイント獲得) に移動できます。金庫は安全なエリアですが、ショールームは他のプレーヤーによる盗難の危険があります。 10 回のトリックの完全なラウンドが終わると、各スートのカードを最も多く取ったプレイヤーが再びスートのアクションを獲得します。トリックをまったく取っていないプレイヤーは、2 回のダイヤモンド スートのアクションを獲得します。その後、プレイヤーは新しいラウンドを開始します。ゲーム終了時に最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。 | ||
プレイ人数 | 2 - 6 人 | プレイ時間 | 20 分 |
ゲームデザイナー | Mike Fitzgerald | 複雑さ | 1 |
アートワーク | William Bricker | 戦略 | 2 |
エディター | Stronghold Games | 運 | 4 |
発売日 | 2014 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ダイヤモンド(Diamonds)とは?
ダイヤモンドを賭けたスリリングなカードゲームへようこそ!
他のプレイヤーから隠しつつ、クリスタルを自分の「金庫」に安全に収め、他のショールームに奪われないようにします。カードを巧みにプレイし、完璧な「強奪」を目指しましょう!
ダイヤモンド(Diamonds)の遊び方
ゲームの目標
ダイヤモンドを集め、ダイヤモンドの得点が最も多いプレイヤーが勝者となります。
ショールームに置かれたダイヤモンドは公開情報で、ダイヤモンドは1個につき1点。
金庫内に置かれたダイヤモンドは非公開情報で、1個につき2点を獲得できます。
ゲームの準備
内容物
・カード(60枚:4種類のスートが1~15ずつ)
・ダイヤモンド(135個:小が110個、大が25個 ※大は小5個分)
・金庫の衝立(6枚)
・プレイヤーAIDカード(6枚)
・泥棒トークン(1個)
準備
1. 各プレイヤーは金庫とAIDカードを1枚ずつ受け取ります。
2. 金庫を自分の前に立てて、ダイヤモンドを3個取り、金庫の前に配置します。
(金庫の前はショールームと呼ばれ、ここのダイヤモンドは全プレイヤーに公開されます)
3. ランダムでディーラーのプレイヤー決めます。
4. ディーラーの左隣のプレイヤーに泥棒トークンを渡します。
最初の画面は以下のようになります
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ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れを実施します。
1. 手札を配る
2. カードを渡す
3. トリックテイキングを行う
4. ラウンド終了時の特典を受け取る
1. 手札を配る
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カードをシャッフルして、山札を作成します。
その後、各プレイヤーは10枚ずつカードを引き、手札を作成します。
2. カードを渡す
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ディーラーは手札を確認し、交換するカードの枚数(1~3)を指定します。
指定された枚数分、各プレイヤーはカードを選択します。
全プレイヤーがカードを選択し終えたら、左隣りのプレイヤーに渡します。
3. トリックテイキングを行う
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手札が無くなるまでマストフォロー、切り札なしのトリックテイキングを行っていきます。
(ディーラーの左隣りのプレイヤーが最初のリードプレイヤーとなります)
全プレイヤーの手札が無くなるまで以下の流れで実施されます。
❶ | リードプレイヤーは、手札からカードを1枚出す。 (このカードはリードカードと呼ばれます) |
❷ | 他のプレイヤーは順番にリードカードと同じスートのカードを1枚出す。 |
同じスートのカードがない場合は、好きなカードを出し、出したスートのアクションを実施します。 | |
❸ | リードカードのスートの中で最も大きい数字を出したプレイヤーがトリックの勝者となります。 |
❹ | トリックの勝者は、場のカードを全て獲得し、リードカードのスートのアクションを実施します。 |
❺ | トリックの勝者が次のリードプレイヤーになって次のトリックを実施します。 |
スートアクション
各スートのアクションは、以下を実施できます。
スート | アクション |
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ダイヤ ♦ | サプライからダイヤモンドを1つ取り、金庫に置く。 |
ハート ♥ | サプライからダイヤモンドを1つ取り、ショールームに置く。 |
スペード ♠ | ショールームのダイヤモンド1つを金庫に移動させる。 |
クラブ ♣ | 泥棒トークンを持つプレイヤーからダイヤモンドを1つ奪い、ショールームに置く。その後、泥棒トークンを次のプレイヤーに渡す。 |
※対象プレイヤーがダイヤモンドを持っていない場合、奪わずに泥棒トークンだけ移動します。 |
4. ラウンド終了時の特典を受け取る
手札を全て使用し終えたらラウンド終了となります。
以下の順番で対象のプレイヤーはスートのアクションを実施します。
1. 各スートで、最も多くのカードを獲得しているプレイヤー
対象のプレイヤーは、最も多く獲得したスートのアクションを実施する。
(※同点の場合は、実施されません)
順番は♦→♥→♠→♣の順で確認していき、アクションを実施します。
2. 一度もトリックを獲得しなかったプレイヤー
対象のプレイヤーは、ダイヤのスートアクションを2回実施する。
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、ゲーム終了となります。
プレイ人数に応じたのラウンド数が終了した場合
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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ラウンド数 | 4ラウンド | 6ラウンド | 4ラウンド | 5ラウンド | 6ラウンド |
各プレイヤーは自分が所持しているダイヤモンドの得点を合計します。
ダイヤモンドの位置 | 得点 |
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ショールームのダイヤモンド | 1点 |
金庫内のダイヤモンド | 2点 |
最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合は金庫に多くのダイヤモンドを所持しているプレイヤーが勝利です。
2人プレイの場合
上記のルールとほぼ同じですが、各トリックで2枚ずつカードをプレイします。プレイヤーは交互にカードを出し、スートのアクションを実施しながら進行します。
例:2人プレイ(プレイヤーA/B)の1トリックの例
プレイヤーA:4♦を場に出す。
プレイヤーB:3♦を場に出す。
プレイヤーA:♦がないので10♥をプレイし、ハートアクションを実施する。
プレイヤーB:8♦を場に出す。
プレイヤーBが8♦でトリックを勝利し、ダイヤアクションを実施する。
プレイヤーBが次のリードプレイヤーで、トリックを続ける。
変更可能ルール
完璧なダイヤモンド(デフォルト:OFF)
以下のようにカードを調整し、ゲームを実施します。
スート | アクション |
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5人プレイ | 全60枚を使用し、各ラウンドで各プレイヤーに12枚ずつ配ります。 |
4人プレイ | 14~15のカードを取り除き、各ラウンドで各プレイヤーに13枚ずつ配ります。 |
3人プレイ | 10~15のカードを取り除き、各ラウンドで各プレイヤーに12枚ずつ配ります。 |
2人プレイ | 9~15のカードを取り除き、各ラウンドで各プレイヤーに16枚ずつ配ります。 |
スコアを表示(デフォルト:OFF)
金庫にあるダイヤモンドが公開情報としてゲームが行われ、各プレイヤーの得点が見えた状態でゲームが実施されます。
チームモード(4/6プレイヤー)
4人(2チーム)もしくは6人(3チーム)の場合、チーム戦で遊ぶことが出来ます。
チーム戦の場合、以下の点が変更になります。
・ | パートナー同士はテーブルを挟んで向かい合って座ります。 |
・ | ディーラーが、交換するカードの枚数を決定しますが、カードはパートナー間でのみ交換します。 |
パートナー同士で交換するカードの枚数や種類について話し合うことは禁止です。 | |
・ | 各チームは1つの金庫(Vault)とショールーム(Showroom)を共有します。 |
・ | ラウンド終了時、パートナー同士が取ったカードを合計してスートアクションの権利を決定します。 |
・ | プレイヤーがトリックを1度も取らなかった場合、たとえパートナーがトリックを取っていても、そのプレイヤーはダイヤモンドのスートアクションを2回行います。 |