『エイト・マスターズ・リベンジ(8 Masters' Revenge)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | エイト・マスターズ・リベンジ(8 Masters' Revenge) | ||
特徴 | エイト・マスターズ・リベンジ(8 Masters' Revenge)はLudovic Roudy & Bruno Sautterによってデザインされ、Serious Poulpによって発行されたゲームです。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 20 分 |
ゲームデザイナー | Ludovic Roudy, Bruno Sautter | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Ludovic Roudy | 戦略 | 3 |
エディター | Serious Poulp | 運 | 3 |
発売日 | 2013 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
エイト・マスターズ・リベンジ(8 Masters’ Revenge)とは?
8 Masters’ Revenge は2~4人プレイ用の対戦ゲームです。 (BGAでは二人プレイだけです)
あなたは武術の達人です。敵手を打ち倒すことを願い、拳を打ち続けます。
二枚のカードに象徴される両拳だけが、あなたの武器です。
構えを転じながら敵の隙を伺い、拳を放ってください。
“health” マーカーがライフトラックの最後に達したら、ただちにあなたは勝負から除外されます。(ライフトラックの長さはプレイヤー数に依存します)
最後まで生き残ったものが勝者です。
エイト・マスターズ・リベンジ(8 Masters’ Revenge)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ヒーローボード(4枚:両面)
・戦闘カード(100枚)
・弓カード(8枚)
・効果を示すトークン(36個)
・体力マーカー
・怒りマーカー
準備
1. 各プレイヤーは、ヒーローボードを選択して受け取ります。
(ヒーローは8つあり、指定するかランダムかを選択できます)
2. ヒーローボードの下のトラックの一番左に体力マーカー、右上に怒りマーカーを配置する。
3. 自分の戦闘エリアの中央にある攻撃ゾーンに2枚の「弓」カードを並べます。
4. 戦闘カードをシャッフルして山札を作成し、各プレイヤーは山札から2枚ずつカードを受け取ります。
最初の画面は以下のようになります
ゲーム画面の見方
ヒーローボード
❶ヒーローの種類
ヒーローのキャラクターが書かれています。
❷ヒーローの能力
ヒーローの能力がアイコンで示されています。
❸体力トラック
体力トラックでは、自分の今の体力がマーカーによって示されています。
ダメージを食らう度に体力マーカーが右に移動していき、一番右まで移動すると敗北となってしまいます。
❹怒りマーカー
❺カード置き場
カード画面
❶山札
戦闘カードの山札です。
❷自分の手札
自分の手札は手前側に表示されています。
❸相手の手札
相手の手札は向かい側に表示されています。
(裏側)
❶カードの色
カードは全部で4色(赤・青・黄・緑)あり、相手からの攻撃を防御する時や怒りモードの発動条件に関わってきます。
初期の2枚の弓カードは4色に属さない単独の色になります。
(4色から攻撃された場合は防御に使用できない)
❷攻撃/防御数
カードの外側と内側に書いてある大きい数字が攻撃/防御判定に使用する値です。2枚並べたカードの内側の数値合計が自分の攻撃値、外側の数値合計がその時の防御値になります。
❸ダメージ数
攻撃時の自分の攻撃値と相手の防御値が一致した場合、赤いマークの数だけダメージを与えられます。
デフォルトのダメージ値設定は0個~3個のどれかが描かれています。
パワー増減トークンによってこの値は増減させることができます。
❹ドラゴンカウンター
攻撃値/防御値の周囲の曲線に黒くて細いドラゴンのような模様が描かれているカードは、ドラゴンカウンターカードとなります。
❺カードの効果
カード下部に何らかの効果が四角い枠で表示されているカードには特殊効果があります。カードが前に出された際にその効果が発動されます。
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の手番を実施します。
1. アクティブプレイヤー(攻撃側)のアクション
手番のプレイヤーは、以下のいずれかのアクションを実施する。
・山札からカードを引く
・手札からカードを場に出し攻撃する
2. パッシブプレイヤー(防御側)のアクション
攻撃された場合、攻撃を受けたプレイヤーは、以下のいずれかのアクションを実施する。
・何もせず攻撃を受ける
・防御する
・攻撃をカウンターする
1. アクティブプレイヤー(攻撃側)のアクション
以下のいずれかのアクションを実施する。
・山札からカードを引く
・手札からカードを場に出し攻撃する
山札からカードを2枚引けます。
(手札の上限は4枚です。既に3枚ある場合は1枚だけ引けます)
カードを引いたあと、場に出ているダメージトークンをひとつだけ隣接する場にずらすことが出来ます。
カードの上に置かれたダメージトークン(負傷)は、隣接したカードの上にのみ移動できます。場に置かれたダメージトークン(罠)は、隣接する場へのみ移動できます。
手札から場にある2枚のカードの組み合わせの右または左にカードを出します。
出した逆側のカードを前に出して、以下の流れで攻撃を行っていきます。
5つのステップが順に行われます。
1. トークンの効果を実施する
前に出したカードの上にトークンが配置されている場合、トークンの効果を発動します。
2. 攻撃が当たったのかを確認する
アクティブプレイヤーの攻撃値(中央の数値の合計)とパッシブプレイヤーの防御値(外側の数値の合計)が 完全に等しいとき攻撃が当てることができます。
3. 攻撃が当たった場合
攻撃があたれば、パッシブプレイヤーが防御のアクションを行ないます(後述)。その後、攻撃が当たれば、ダメージを処理します。ダメージの大きさは、場から放たれたカード上部の赤いマークの数です。
4. カードの効果を実施
カードの下の書かれているアイコンの効果を実施します。
5. 追加行動の確認
自分の場の2枚のカードの中央の円がぞろ目が揃いペアが出来れば、さらに追加行動が与えられます。(中央の数値がこのような場合 -> 1/1 2/2 3/3 4/4 5/5)
追加行動では、さらに攻撃を行うか 1枚だけカードを引くか選べます。攻撃行動でぞろ目のペアが続くかぎり追加行動は与えられます。
2. パッシブプレイヤー(防御側)のアクション
手番のプレイヤーが攻撃を当てた場合、パッシブプレイヤー(防御側)は以下のいずれかのアクションを実施する。
・何もせず攻撃を受ける
・防御する
・攻撃をカウンターする
何もせず攻撃を受けます。
次の条件を満たすとき、防御を選択することができます。
手番プレイヤーが場から放ったカードと、同じ色のカードが場に出ている場合、カードを下にズラして防御することで、ダメージを1減らします。
一度、防御態勢になったカードは防御することはできなくなります。
また、防御態勢のカードを使って、ぞろ目のペアを作っても追加行動は与えられません。
一番注意しなければならないことは、 防御態勢のカードが残ったままさらに同じ色のカードで攻撃されたとき あなたへ、2のダメージが追加されます
次の二つの条件を満たすとき、 カウンターを発動することができます。
・場にドラゴンカウンターカードが出ている
・手札にドラゴンカウンターカードがある
二つの条件を満たしたとき、場にドラゴンカウンターカードのペアを作ることでカウンターを発動できます。
カウンターされたカードは、効果を発動することは出来ません。もし相手が条件を満たしているなら、カウンターはさらにカウンターされることに注意してください。
手札からドラゴンカウンターカードが無くなるまで、カウンターは続けられます。
ゲームの終了条件
いずれかのプレイヤーの体力が0になった場合、そのプレイヤーが敗北となってゲーム終了となります。
カードの効果について
アイコン | 効果 |
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ドロー 自分あるいは対戦相手に山札から1枚だけカードをドローさせます。 手札が既に4枚あるプレイヤーにドローさせることは出来ません。 | |
スライド 自分または相手のボード上にある2枚のカードをそのままの状態(防御状態のカードは防御状態のまま)左右どちらかに任意の距離だけ移動させることが出来ます。 移動の通り道にダメージトークンが存在する場合は踏んだ扱いになりダメージを受けることに注意してください。 | |
コピー 自分あるいは相手のボード上にあるカードのいずれかのカード効果をコピーして使用することが出来ます。 発動される効果はコピー対象と全く同じ条件になります。 | |
パワー増減 ボード上のカードにパワー増減トークンを付加することが出来ます。 自分のカードに付加する場合はパワー増加トークン、相手のカードに付加する場合はパワー軽減トークンになります。 このトークン1つにつきダメージ設定値が1ダメージずつ増減されます。 | |
トークン除去 ボード上/カード上に設置されているダメージトークンあるいはパワー増減トークンを除去出来ます。 怒りモード能力で設置された特殊トークンは除去出来ません(後述) | |
トラップ(アタックゾーン) ダメージトークンを1つ設置することが出来ます。 トラップ効果には2種類あり、この絵柄の場合はカードの置いてないアタックゾーンに設置できます。 設置されたダメージトークンを踏んでしまったプレイヤーはトークン1つにつき1ダメージを受けます。 | |
トラップ(カード) ダメージトークンを1つ設置することが出来ます。 トラップ効果には2種類あり、この絵柄の場合はカード上に設置できます。 ダメージトークンが設置されたカードを弾き出したプレイヤーはトークン1つにつき1ダメージを受けます。 | |
並び替え 自分のボード上のカード2枚あるいは相手ボード上のカード2枚を左右入れ替えます。 防御状態のカードは防御状態のまま入れ替えます。 |
キャラクターについて
怒りモード
「ヒーローモード」のオプションで「怒りモードあり」を設定している場合は怒りモードが発動できます。
怒りモードを発動することにより各キャラクター固有の特殊能力を使用したり、弾き出したカード以外のカード効果を使用したり出来るようになります。
怒りモードありの卓では怒りマーカーが表向き、怒りモード発動中は怒りマーカーが裏向きになります。
怒りモード発動の条件は、ボード上に置かれた2枚のカードが同色の状態で手番終了することです。
キャラクター一覧
キャラクター | 能力 | 効果 |
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大地の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
カードを場に出したとき、即座に1枚カードを引ける。その場合それを脇に置いておく。あなたのターン終了時、脇に置いておいたカードを手札に加え4枚を超える手札を捨てる。 | ||
拳法の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
あなたの全ての攻撃が追加で1ダメージを与える。あなたはブロックとカウンターができない。 | ||
武士道の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
あなたの攻撃が当たったら、(ダメージを与える代わりに)1「ダメージ」トークンを場にあるカードに置くことができ、さらにペアを作ったときのように追加ターンを得る。 | ||
幻惑の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
あなたのターンのアクション前に、あなたの場にあるカードをアタックゾーンの好きな場所に置ける(並べた状態で入れ替えることなく)、カードがブロックゾーンにあっても構わない。 | ||
達人の中の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
あなたは色に関係なく相手の攻撃をブロックできる。 | ||
風の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
ターン開始時に山札の一番上のカードを公開し、その効果を即時に適用する。このカードが「ドラゴン」付きだったときはカード効果を適用せずに、即時にあなたが1ダメージを受ける。 | ||
カラスの達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
あなたのターン開始時に、1個のカラストークンをいずれかのカードないアタックゾーンに置くことが出来る(最大3個まで)。カラストークンがあるアタックゾーンにカードが置かれた時、捨てられたカードの効果は適応されない。カラストークンは怒りモードが終わっても残り続ける。 | ||
毒薬の達人 | カードを場に出した時、代わりに捨てたカードの効果を使用することができます。 | |
このマーカーをプレイヤーに渡す。そのプレイヤーがターン終了時に3枚より多くの手札(4枚以上)を持っていたとき、そのプレイヤーは1ダメージを受ける。あなたが「怒り」状態でなくなったらすぐに、このマーカーを取り戻す。 |