『ギャングスタ!(Gangsta!)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ギャングスタ!(Gangsta!) | ||
特徴 | ギャングスタ!は、各プレイヤーが犯罪蔓延る世界で自身の影響力を拡大することを決意したマフィアのボスになるカードゲームです。 そのためには、プレイヤーは独自のスキルを持つ追加のギャングスタを雇用します。これで、効率の良い強盗をこなし、影響力をさらに拡大することができます。しかし、これらの挙動は見過ごされる事はなく、プレイヤーは密告を受けた警察や密告者から素早く逃げなければなりません。ギャング間の競争が激化するにつれて、プレイヤーは次のギャング抗争に備える必要があります。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 34 分 |
ゲームデザイナー | Yves Rosenbaum | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Fred Navez | 戦略 | 3 |
エディター | Schmeta Games | 運 | 3 |
発売日 | 2019 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ギャングスタ!(Gangsta!)とは?
ギャングスタ!は、ライバル派閥を踏み台にして影響力を拡大しようと決意したボスを体現します。
プレイヤーは、利用可能な最も収益性の高い強盗を実行するために、多くのギャングスタを雇用する必要があります。
ゲーム終了時、最も影響力のあるプレイヤーが勝利します。
ギャングスタ!(Gangsta!)の遊び方
ゲームの準備
1. ボスカードを受け取る
各プレイヤーはランダムにボスカードを受け取り、それに示されている$を受け取ります。
2. 強盗カード・ギャングスタを場に並べる
強盗カードをチャプターごとに分けて山札を作成します。
最初のチャプター(創世記)から利用可能な、5枚の強盗カードを場に並べます。
利用可能な5人のギャングスタを場に並べます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを行ないます。
・ギャングの雇用
・強盗の実行
・パス
各プレイヤーのターンの終わりに場が補充されます。
いずれかのプレイヤーが、規定数のギャングを雇用した時、チャプターが変更となり、密告が明らかになった場合、すぐに効果を実施して場に公開します。
ギャングの雇用
ギャングスタのコスト(左上の数字)を銀行に支払うことで、雇用することができます。
強盗の実行
場に出ている強盗カードを選択することで、強盗の実行を行うことができます。
強盗カードを選択したら、強盗カードに描かれている必要なスキル(左上)を持っているギャングスタ(下)を選択して強盗を実行します。
強盗に必要なスキルが全て満たされると、プレイヤーは影響力、お金、および強盗カードから追加の報酬を獲得することができます。
使用したギャングスタは関与中状態になります。
協力強盗
強盗カードに協力強盗のアイコンが書かれているカードは協力強盗を行うことが出来ます。
自分のギャングスタを選択した後、スキルが足らない場合は、他のプレイヤーのギャングスタを選択します。
強盗に参加している各プレイヤーは、協力報酬(開始者を含む)を獲得します。(※協力強盗のアイコンの右側の報酬が協力収入です)
ギャングスタが前のターンで強盗に参加していたら関与中となり、そうでない場合は利用可能です。
このフェイズ中、プレイヤーは1$を支払ってギャングスタを関与中から利用可能に変更できます。また、リーダー(黄色)スキル1つごとに1人を無料で利用可能にできます。
・シンクロ
プレイヤーのすべてのギャングスタが強盗に関与している場合、ギャングスタはシンクロしていると見なされ、すべて利用可能になります。
パス
プレイヤーは自分の番をパスするかどうかを決めることができます。
パスをすることで、プレイヤーはリーダー(黄色)のスキルを持つギャングスタの数に相当する$を受け取ります。
カードの補充(強盗/ギャングスタ)
場の強盗/ギャングスタのカードが5枚ずつになるように、場のカードを補充します。
チャプターの変更条件を満たした場合、『チャプターの変更』を実施、
強盗カードを補充した際に密告カードが出た場合、『密告』を実施します。
チャプターの変更条件を満たした場合、場の強盗カードを全て取り除き、強盗カードを次のチャプターの山札に変更して、場のカードを並べ直します。
・創世記(Ⅰ):最初のチャプター。
・ギャング抗争(Ⅱ):誰かが4人目のギャングスタを雇用する。
・支配(Ⅲ):誰かが7人目のギャングスタを雇用する。
創世記
創世記チャプターの終わりに、機会収入と呼ばれる追加の収入がプレイヤーに与えられます。
各プレイヤーは、ギャングスタのスキル量を比較します。
最も多くのスキルを持つプレイヤーは何も受け取りません。
それよりスキルの少ないプレイヤーは差額を受け取ります。
ギャング抗争
ギャング抗争チャプターの強盗カードには3枚の密告があり、それぞれ2,3,4の情報提供者(緑)スキルです。
ギャング抗争チャプターの終わりに、各プレイヤーはギャングスタの傭兵(グレー)スキルを比較します。
傭兵スキルが最も多いプレイヤーは、ギャングスタを失いません。
他の全プレイヤー(同点の場合は全員)は、ギャングスタを1人捨てなければなりません。
2人戦では、1人のプレイヤーが対戦相手の2倍以上の傭兵スキルを持っている場合、どのギャングスタを捨てるかを選択できます。
支配
支配チャプターの強盗カードには5枚の密告があり、それぞれ2,3,3,4,4の情報提供者(緑)スキルです。
密告カードが公開された場合(第2章、第3章)、各プレイヤーは密告カードの情報提供者(緑)スキルごとに1$をすぐに支払わなければなりません。
各プレイヤーは、ギャングスタの情報提供者(緑)スキル1つごとに、このコストを1$減らすことができます。
支払うお金がない場合は、ギャングスタを1人破棄する必要があります。
ボスは、いかなる状況下でも破棄できません。彼が唯一のギャングスタである場合は何も起こりません。
ゲームの終了条件
プレイヤーが9人目のギャングスタを雇用するか、支配チャプターで3枚目の密告が公開されると、ゲームが終了します。
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。
得点計算
各プレイヤーは、獲得した影響力を合計します。
・ギャングスタの影響力の合計
・実行した強盗カードの影響力の合計
・最もお金が多いプレイヤーは影響力2を獲得します(同点の場合は1)。
・ギャングスタの人数が最も多いプレイヤーは影響力2を獲得します(同点の場合は1)。