遊び方

『花火(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『花火(Hanabi)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトル花火(Hanabi)
特徴この協力ゲームでは、すべてのプレイヤーが協力して美しい花火大会を作り上げます。 しかし、すべてのプレイヤーは自分のカードを裏向きのまま持ってプレイします。自分のカードの内容は見ることができません! そのため、味方のプレイヤーに適切なアドバイスを与え、収集したすべての情報を覚えておく必要があります。
プレイ人数 2 - 5 人プレイ時間 11 分
ゲームデザイナーAntoine Bauza複雑さ2
アートワークAlbertine Ralenti戦略3
エディターCocktail Games, Les XII singes3
発売日2010やり取り4

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

花火(Hanabi)とは?

花火(Hanabi)は全員で協力するカードゲームです。
全てのカードにはそれぞれ数字と色が書かれています。このゲームの目的は、全ての色について1から5まで順番になるように手札からカードを出していくことです。

重要な点として、全てのプレイヤーは他人の手札は全て見えますが、自分の手札は見えません。

手番では一定のルールに従って、相手の手札にヒントを出すことができます。
各プレイヤーは他のプレイヤーから出されたヒントを頼りにしてカードを場に出していくことになります。
※チャットなどで手札を教えるのはゲーム性を著しく損なうためルール違反となります。

花火(Hanabi)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・花火カード

花火の『標準ゲーム』では、1~5までのカードがそれぞれ5色あります。
各色、10枚(1:3枚、2・3・4:それぞれ2枚ずつ、5:1枚)あります。

・ヒントチップ

ヒントチップは8枚あります

準備

・プレイ人数に応じた手札を配り、残りを山札とします。
(2~3人プレイ時は5枚、4~5人プレイ時は4枚)

ゲームの流れ

プレイヤーはひとりずつ順番に行動していきます。
自分の番になった場合、以下のいずれかを行います。

・手札から1枚のカードを場に出す
・他プレイヤーの手札にヒントを出す
・手札からカードを1枚捨てる

1. 手札から1枚のカードを場に出す

手札から『花火カード』を1枚出し、山札から新たに『花火カード』を引きます。

成功した場合

数字が1のカードは、その色のカードが場に出ていない場合に成功します。
1以外のカードは、場の一番上に置かれている『同じ色のカードより1だけ大きい』場合に成功します。成功した場合、その色のカードの上に重ねます。

数字が5のカードのプレイに成功するたびに、ヒントチップ(後述)を1枚獲得します。
全ての色で5までカードを場に出せたらパーフェクトゲームとなり、その時点でゲーム終了となります。

失敗した場合

プレイに失敗した場合は、『打ち上げ失敗チップ(赤いチップ)』が置かれ、そのカードは捨て札置き場に置かれます。

全員が合計で打ち上げに3回失敗するとゲーム終了(敗北)になってしまいます。

2. 他プレイヤーの手札にヒントを出す

ヒントチップ(青いチップ。ゲーム開始時は8枚)を1枚使用することで、他プレイヤー1人の手札にヒントを出すことができます。
ヒントチップが全て使用済の場合は行うことができません。

ヒントを出すプレイヤーはカードを1つ指定し、その「数字か色」を選んで、相手の手札のどこにあるかを教えます。
ただし、該当するカードが複数ある場合は、該当する全ての位置を教えます。

ヒントを出した手番では手札の増減はありません。

3. 手札からカードを1枚捨てる

手札からカードを1枚、捨て札置き場に捨てます。
捨て札置き場にあるカードは、全てのプレイヤーが見ることができます。

その後、山札からカードを1枚引き、ヒントチップを1枚獲得します。
ヒントチップが上限(8枚)のときにはカードを捨てることができません。

ゲームの終了条件

カードを引くことで山札がなくなったら、他のプレイヤーが1回ずつ手番を行ってゲーム終了(勝利)となります。

その場合、花火の完成状況に応じた得点が得られます。

変更可能ルール

普通:5色

通常の50枚を使用します。

トリッキー:6色(10枚のカードを追加)

通常の50枚に加え、「レインボー10枚を加えた60枚」を使用します。

難しい:6色(5枚のカード)

通常の50枚に加え、「レインボーの各数字1枚ずつ、計5枚を加えた55枚」を使用します。

色の雪崩:多色(10枚の追加カード)

使うカードはトリッキーと同じですが、ヒントを与える際に”レインボー”を選択することはできません。

他の色のヒントを与える際に、レインボーのカードはその色としてのヒントが与えられます。(例えば”赤”を選択すると、レインボーのカードも”赤”と表示されます)

また、レインボーのカードに異なる2色のヒントが与えられると”レインボー”というヒントになります。

黒色火薬

5つの華麗なボーナス

5のカードのプレイに成功した時、ヒントチップ獲得以外のボーナスが得られる場合があります。

・失敗回数を1回分減らし、ヒントチップを獲得する
・捨て札置き場から1枚のカードを選び、山札に戻せる
・捨て札置き場から1枚のカードを選び、場に出せる
・任意のプレイヤーに色のヒントを出せる
・任意のプレイヤーに数字のヒントを出せる

“不正”について

現実の「花火」では、プレイヤー同士で会話することができます。だから私たちはオンラインの「花火」でもチャットで会話できるようにしました。

結果として花火で不正をすることはとても簡単です。しかし想像してください。不正はとても馬鹿げていて面白く無いものです……ELO レーティングを上げたい場合を除いては。

これがこのゲームで標準的なランキング(例: ベストプレーヤー、2位のプレーヤー) とこれに関するトロフィーを設けていない理由です。

ELO レーティング

あなたがELOレーティングをオンにしてプレイした場合、ゲーム終了時にELOが変化します。 1) チームの全プレーヤーはチームのELOレーティング値の平均を一時的に持っていると考えます。 2) ゲームの結果に応じて仮想的なBOT(これを花ボットと呼ぶことにします)が作成されます。花ボットはELOレーティングを持っており、ヴァリアント(”普通”、”トリッキー”、”とても難しい”)、プレイヤーの人数、獲得スコア(これが一番大きく関わってきます)に応じたレーティング値となります。花ボットのELOレーティングの値は、ランダムな数値だったり獲得スコア/プレイヤー人数に応じて単に比例した数値というわけではなく、経験あるプレイヤーによって定められています。 3) 各プレイヤーのELOレーティングは、チーム(チームの平均ELOレーティングが使われます)と花ボットが戦って引き分けたとみなして増減します。ちなみに、花ボットのELOレーティングは、”普通”ゲームの場合は獲得スコアが18未満のとき、”トリッキー”や”とても難しい”の場合は21未満のときに最小の値となります。

花ボットのELOレーティング値の詳細はこちらのURLをご覧ください: http://forum.boardgamearena.com/viewtopic.php?f=3&t=4814

“難しい”のヴァリアントではELOレーティングをONにできません。
このヴァリアントではドローの影響が大きく、プレイヤーのスキルを適切に反映したスコアに常になるとは限らないからです。

敗北(3回打ち上げ失敗)した場合の獲得スコアは0とみなします。

もしパーフェクトゲームになったのにも関わらずELOレーティングが減少するようなプレイヤーは、花ボットに引き分けたのではなく勝ったとみなします。
よって、このような場合にELOレーティングが減少することはありません。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア