『メガロマニア(Megalomania)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | メガロマニア(Megalomania) | ||
特徴 | ここは傲慢に満ちた世界。農夫が皇帝に、ドワーフが最高位になれる場所。 探検家の道が全て成立するとは限りません。騎士の盾は魔法使いから守ってはくれませんし、オラクルは変装して現れるかもしれませんし、暗殺者は予期せぬ時に突然現れるので、誰が本当のオラクルなのかは分かりません。 メガロマニアは、2~4人用のトリックテイキングです(ペア戦もできます)。プレイヤーは、パワー クリスタル、キューブ、スクロールを駆使してミッションを完遂し、点数を獲得します。 ゲーム終了時に最高得点のプレイヤーがゲームの勝者です。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 42 分 |
ゲームデザイナー | Vakho Inoridze | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Gaga Turmanishvili | 戦略 | 3 |
エディター | BGERA games | 運 | 3 |
発売日 | 2022 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
メガロマニア(Megalomania)とは?
ここは傲慢に満ちた世界。
農夫が皇帝に、ドワーフが最高位になれる場所。
探検家の道が全て成立するとは限りません。騎士の盾は魔法使いから守ってはくれませんし、オラクルは変装して現れるかもしれませんし、暗殺者は予期せぬ時に突然現れるので、誰が本当のオラクルなのかは分かりません。
メガロマニアは、2~4人用のトリックテイキングです(ペア戦もできます)。
プレイヤーは、パワークリスタル、キューブ、スクロールを駆使してミッションを完遂し、点数を獲得します。
最強のカードが存在しないゲームです。
戦術とタイミングさえ間違えなければ、最も価値の高いカードである「皇帝」を、最も価値の低いカードである「農夫」で倒すことも可能です。
ゲーム中には様々なミッションがあり、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
メガロマニア(Megalomania)の遊び方
ゲームの準備
このゲームは4色x8枚(15/12/9/7/6/4/2/1)=計32枚のカードで構成されています。
ミッションとスクロールの山札をシャッフルして、ゲームテーブルに裏向きで置きます。
パワークリスタルとキューブを山札の近くに置きます。
トランプをシャッフルして、プレイエリアの中央に置きます。
ゲームの流れ
ディーラーの左プレイヤーは、ラウンドの最初にカードをリードします。(リードカラー)
どのカードでもリードできます。手番は時計回りに進みます。
毎ターン全プレイヤーは、リードカラーのカードを出さなければなりません。
その色を持っていないプレイヤーは、ドミナントカラー(切り札)のカードを出さなければなりません。
どちらの条件も満たさない場合は、どのカードでも出すことができます。
トリックのルール
トリックは、ドミナントカラーの中で一番大きいカードを出したプレイヤーが取ります。
ドミナントカラーがない場合は、リードカラーの中で一番大きいカードを出したプレイヤーが取ります。
同値の場合は、先に出されたカードが上位です。
トリックを取ったプレイヤーは、次の手番をリードします。
ゲームの終了条件
ゲーム終了時にプレイヤーの点数を集計します。
12ラウンド終了後(ショートは8ラウンド)、完了したミッションに応じて各プレイヤーの点数が集計されます。
未使用のスクロールを1つ以上持つプレイヤーはさらに2ポイント獲得します。
点数を合計して最も高い人が勝者となります。
同点なら、マイナス点がより少ないプレイヤーが勝者となり、マイナス点が同じなら、未使用のスクロールを持っていないプレイヤーが勝者となります。
ミッションと点数システム
このゲームには25種類のミッションがあります。
ミッションカードには、そのタスクと、タスクを完了した場合に対応するスコアが記されています。
ミッションの内容によって、プレイヤーは点数を得るか失います。
プレイヤーが固定点を得るか失うかのミッションと、変動点を得るか失うかのミッションの2種類があります。
ミッションカードには、固定点と変動点、カードを配るルール、タスク、点数などが記されています。
リソース
パワークリスタル – カード固有のパワーを活性化します。
キューブ – カードの値を増減させることができます。
スクロール – プレイヤーにアドバンテージを与え、ミッションの達成を助けるサポートカードです。
(注:未使用のスクロールのみが次ラウンドに持ち越され、クリスタルとキューブは持ち越されません。)
カードごとの説明
カード | 名前 | |
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![]() | 皇帝 (15) | 【パワーの無効化】※1ターンに1回 他プレイヤーはパワーやキューブを使用できません。皇帝パワー前に使用したパワーとキューブは有効です。 |
![]() | オラクル (12) | 【色の変更】 プレイヤーは自分がプレイしたオラクルの色を変更することができます。ドミナントカラーには変更できません。 |
騎士 (9) | 【切り札の解除】※1ターンに1回 他プレイヤーのプレイするドミナントカラーはアドバンテージを失います。騎士パワー前に出されたドミナントカラーは有効です。 | |
魔法使い (7) | 【強制的に一番小さいカードを出す】※1ターンに1回 他プレイヤーはリードカラーの中で一番小さいカードをプレイしなければならず、リードカラーがない場合は、ドミナントカラーの一番小さいカード、そのいずれも満たさない場合は、どの色の一番小さいカードでもプレイできます。 | |
![]() | ドワーフ (6) | 【値の逆転(革命)】※1ターンに1回 ドミナントカラーのカードの中で最も小さい値を出したプレイヤーがトリックを取ります。ドミナントカラーが出なかった場合は、リードカラーのカードのうち最も小さい値を出したプレイヤーがトリックを取ります。 |
![]() | 探検家(4) | 【カードを発見する】※最初のターン使用不可 プレイヤーは以前のトリックからランダムに1枚のカードを取り、手札と交換できます。1ターンに複数のプレイヤーが探検家パワーを使用した場合、最初に使用したプレイヤーが先に取り、そこから時計回りの順番です。 |
![]() | 暗殺者 (2) | 【どの色でもプレイできる】 リードカラーが何色であっても、たとえ他のカードをプレイしなければならない場合でも、暗殺者カードをプレイできます。 |
![]() | 農夫 (1) | 【次ターンのリードプレイヤーを選ぶ】※1ターンに1回 プレイヤーは、最後のトリックを誰が取ったかにかかわらず、次ターンのリードプレイヤーを選ぶことができます。(自分を含む) |
スクロールの効果
スクロール | 効果 |
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1 | 【ドミナントカラーの変更】 ドミナントカラーを指定した色に変更する。 |
2 | 【指定した色のカードを各プレイヤーから貰う】 指定した色のカード(ドミナントカラー以外)を相手から1枚もらい、自分のカードを渡す。(貰ったカードでもOK)(全プレイヤー分繰り返す)。相手がその色を持っていなかった場合は相手が好きな色のカードを選んで渡してくる。 |
3 | 【ミッション成功時の獲得ポイント2倍】 ミッション成功した時に、獲得するポイントが2倍になる。 |
4 | 【手札を配り直す】 手札の配り直しを行う。この時、ミッションは変更されない。 |
5 | 【新しいスクロールを引く】 新しいスクロールを引き、このスクロールはゲーム終了まで保持します。 |
6 | リソース獲得フェイズをとばす |
7 | 前に使用されたスクロールを選んで使用。(人が使用したものでもいい) |
8 | スクロールを3枚引いて1枚キープ。キープした1枚はこの(8を起動した)ラウンドに使うこともできる。 |
9 | リソースを組み合わせて選べる。(3クリスタル5キューブなど)スクロールは選べないし、同じものを2回は選べない。(4クリスタルは無理) |
10 | ラウンド中に、獲得された1トリックを奪うことができる。カードも奪ったものとして扱う。 |
11 | ポイント固定のミッションでのみ使える。ラウンド終了時に獲得トリック数の調節ができる。 |
12 | 獲得トリック数分ポイントがもらえる。 |
13 | 他のプレイヤーと手札の交換(丸ごと)ができる。 |
14 | 使用ラウンドで毎ターン、他のプレイヤー全員が出した後にカードを出すことができる。 |
15 | リソース獲得フェイズで他のプレイヤーが選んだリソース(スクロールだともらえない)も自分のに追加して得られる。 |
16 | そのラウンドの1ターン限定でトリックを取ることができる?100%ではないが取らないために使うこともできる? |
17 | 即時で3ポイント得る |
18 | クリスタルを1つ得られ、そのクリスタルは他のプレイヤーのカードの能力の発動にも使うことができる。 |
19 | プレイヤーを選んでそのプレイヤーがそのラウンドずっとリードプレイヤーになる。自分も選べる。 |
20 | ラウンド中、カードの能力発動時にそのカード以外の能力(ex.皇帝出しながらドワーフの能力を発動)を使うことができる。 |
ミッション一覧
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番号 | 手札 | ポイント 固定/変動 | 説明 |
1 | 8枚 | 固定 | ちょうど3トリック取ったプレイヤーが3ポイント。 |
2 | 8枚 | 固定 | すべての色のカードを取ってしまったプレイヤーがポイントを失う。 |
3 | 8枚 | 変動 | 獲得した青カード1枚につき1点。 |
4 | 8枚 | 変動 | 獲得した黄色カード1枚につき1点。 |
5 | 8枚 | 固定 | 4トリック以上取ったプレイヤーにポイント。 |
6 | 8枚 | 固定 | ドワーフと魔法使いを取らなかったプレイヤーにポイント。 |
7 | 8枚 | 変動 | カードの数値の合計が25以下のトリック1つにつき2点獲得。 |
8 | 8枚 | 固定 | すべての色が含まれたトリックを取ったプレイヤーがポイントを獲得。 |
9 | 8枚 | 変動 | 獲得した赤カード1枚につきマイナス1点。 |
10 | 8枚 | 変動 | 獲得した黒カード1枚につきマイナス1点。 |
11 | 8枚 | 固定 | 獲得したカードの数値の合計が80以上のプレイヤーがポイント。 |
12 | 7枚 | 固定 | 奇数トリックを獲得したプレイヤーがポイントを失う。 |
13 | 6枚(3枚表) | 固定 | 3枚公開した状態でラウンドが始まる。公開したカードはそのまま出す。 (更に他のカードを公開するわけではない)。 ちょうど1トリックとったプレイヤーがポイント。 |
14 | 6枚 | 固定 | トリックごとにドミナントカラーがめくられたカードで決まる。 ちょうど2トリックとったプレイヤーが2点獲得。 |
15 | 6枚 | 固定 | 6枚のカードを見てスクロールの使用とリソースを決める。 手札の出す順番を最初に決めてその順で出す(キューブやクリスタルの使用は出したタイミングで決める)。 1番多くトリックをとったプレイヤーがポイント。 |
16 | 8枚 | 固定 | 4トリック以上取ったプレイヤーがポイントを失う。 |
17 | 7枚 | 固定 | ちょうど2トリック取ったプレイヤーがポイントを失う。 |
18 | 8枚(4枚表4枚裏) | 変動 | 伏せられたカードの上に表のカードが重ねられ、上のカードをプレイするとしたのカードを手札にできる。 獲得したトリック1つにつき1点。 |
19 | 8枚(4枚裏) | 変動 | 裏の4枚を重ねて、手札を使うたびに1枚ずつ引いて手札にする。手札しかプレイできない。 ドワーフと魔法使いのカード1枚につき1ポイント。 |
20 | 8枚 | 固定 | 8枚のカードを見てスクロールの使用とリソースを決める。 その後対面のプレイヤーにカードをすべて渡す。対面がペア。 獲得トリックが多いペアがポイント。 |
21 | 8枚 | 固定 | 8枚のカードを見てスクロールの使用とリソースを決める。 その後対面のプレイヤーにカードをすべて渡す。対面がペア。 獲得トリックが少ないペアがポイントを失う。 |
22 | 6枚 | 固定 | カードを出すごとに、残りの手札をすべて右のプレイヤーに渡す。 最も多いトリックを獲得したプレイヤーにポイント。 |
23 | 8枚 | 変動 | 色ごとに1番カードを獲得したプレイヤーに2ポイント。 獲得した枚数が同数だった場合ポイントはなし。 |
24 | 8枚→4枚 | 固定 | 8枚のカードを見てスクロールの使用とリソースを決める。 8枚の手札を4枚ずつの山札に自分で分け、隣のプレイヤーに中身を見せずに選ばせる。 残りはこのゲーム使わない。(選ばれた4枚でこのラウンドを行う。) トリックを取らなければポイント。 |
25 | 8枚 | 変動 | 8枚のカードを見てスクロールの使用とリソースを決める。3枚隣のプレイヤーに渡す。 獲得トリック1トリックにつき1ポイント失う。 |