『マインド・サイクリング(Mind Cycling)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！

ボードゲームの基本情報
タイトル	マインド・サイクリング(Mind Cycling)
特徴	目標は、チームで最も多くのメダルを獲得して最高の「マインドサイクリングマネージャー」になることです。メダルは、レースの勝者 (最初にフィニッシュラインを通過したサイクリスト)、最優秀スプリンター (「スプリント」セクションを最初に終えたサイクリスト)、最優秀クライマー (「山道」セクションを最初に終えたサイクリスト)、および最優秀チーム (レースの最終順位における各チームのサイクリストの順位に基づきます) に授与されます。
プレイ人数	2 - 6 人	プレイ時間	21 分
ゲームデザイナー	Philippe Scheinok	複雑さ	2
アートワーク		戦略	5
エディター		運	0
発売日	2024	やり取り	2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

マインド・サイクリング(Mind Cycling)とは？
マインド・サイクリング(Mind Cycling)の遊び方

マインド・サイクリング(Mind Cycling)とは？

目標は、チームで最も多くのメダルを獲得して最高の「マインドサイクリングマネージャー」になることです。

メダルは、レースの勝者 (最初にフィニッシュラインを通過したサイクリスト)、スプリント賞(「スプリント」セクションを最初に終えたサイクリスト)、山岳賞 (「山道」セクションを最初に終えたサイクリスト)、および最優秀チーム (レースの最終順位における各チームのサイクリストの順位に基づきます) に授与されます。

マインド・サイクリング(Mind Cycling)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・	ゲームボード（1枚）
・	サイクリスト（36個）
・	ベース（54個）
・	メダルトークン（4個）
・	トロフィートークン（1個）
・	ポイントトークン（11個）
・	小さな風トークン（20個）
・	大きな風トークン（1個）
・	補給ゾーントークン（2個）
・	タブ（5枚：青タブ2枚、緑タブ1枚、黄色タブ1枚、白タブ1枚）
・	岩山（6個）
・	メモカード（4枚）

準備

❶	各プレイヤーは国を選択して、サイクリストを6個受け取ります。
❷	受け取ったサイクリストから使用するサイクリストを選択します。（ゲームの長さに応じて選択：3個＝短い、6個＝長いフルコース）
	スプリンター（緑のヘルメット）：スプリントセクションで最も速いクライマー（黄色のヘルメット）：山岳セクションで最も速いドメスティーク（青のヘルメット）：平地セクションで最も速い
❸	青いヘルメットを着用しているサイクリストには青いベースを、それ以外のサイクリストには黒いベースを装着します。
❹	プレイヤーはレースの長さとセクションに対応する、タブをコースの2列のマス目の間に配置します。
	青＝平地セクションの開始緑＝スプリントセクションの開始黄＝山岳セクションの開始白のダブルライン＝レースのゴール
❺	セクションは新しいセクションが始まる場所で終了します。各メダルをゲームボード上の指定されたスロットに配置します。
❻	最初の取り外し可能なタブ（青、緑、または黄）がレースの実際のスタート地点となります。仮のスタートライン（「START」）と実際のスタート地点（最初のタブ）の間に全てのサイクリストを配置できるように配置します。
❼	スタートプレイヤーをランダムで決め、そのプレイヤーは最初のサイクリストを選び、スタートライン前の任意のマスに配置します。その後、左隣のプレイヤーがサイクリストを選んで配置し、順番に続きます。
	スタートライン前では、チームのサイクリストを縦一列に配置することはできません。全てのサイクリストが配置された後、ゲームを開始します。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの補足

地形・ゴールラインについて

各地形は開始位置が各ラインで示されており、次のラインがあるまでがその地形として扱われます。白色の2重線がゴールラインとなります。

ゲームの流れ

レースの先頭にいるサイクリストから順番に以下の流れで手番を行います。
（※同じ列にいる場合は、左側のサイクリストから移動します）

1. サイクリストを移動する
2. 後ろのサイクリストはホイール/リレーを選択する（任意）
（※トレイン内のサイクリストが移動した場合）
*. ボトルを受け渡す（任意）

全てのサイクリストが移動した後、再びレース先頭のサイクリストから次のラウンドを開始します。

1. サイクリストを移動する

サイクリストは、前方の道が空いている場合にのみ、斜めまたは直進して移動できます。
（前方に少なくとも1つの隣接した空きマスがある場合）

移動ルール

・	サイクリストは移動範囲内だけ移動することができます。
・	サイクリストは少なくとも1マスは前進しなければなりません。（前方に空きマスがない場合を除く）
・	前もしくは斜めの空きマスに移動することができます。
・	横や後ろには移動できません。また、進行中に道路の外に出ることもできません。

移動範囲

各サイクリストは、自分のターンの開始時にいるセクションによって移動可能な歩数（マス数）が異なります。

名称	平地	スプリント	山岳
スプリンター（緑のヘルメット）	最大5歩	最大7歩 [得意地形]	最大3歩
ドメスティーク（青のヘルメット）	最大7歩 [得意地形]	最大5歩	最大5歩
クライマー（黄色のヘルメット）	最大5歩	最大3歩	最大7歩 [得意地形]

風の影響

前方にサイクリストがいない場合、そのサイクリストは風に逆らって走行していると見なされ、通常の移動力から1歩減少します。

各ターンの開始前に、風に逆らって走行しているサイクリストの前に風トークンを置き、それを目印とします（図2参照）。

ボトルを使用する

ベース（青色の土台）のサイクリストはボトルを持っています。

得意な地形を走っているサイクリストはボトルを使用することで、追加で3マス分多く移動することができます。

ボトルを使用したらベースが黒色になります。

ボトルを持っていないドメスティークは、チームメンバーとしての役割を終え、疲労状態となります。

そのドメスティークの移動力が1歩減少し、前方のサイクリストに追従したり、リレーを行うこともできなくなります。

フィードゾーン、岩山

以下の特殊マスは以下の効果があります。

	特殊マス
	フィードゾーンボトルのないドメスティークが通過した場合、ボトルを補充できる。
	岩山岩山が置かれているマスは通過することも停止することもできません。

2. 後ろのサイクリストはリレー/ホイールを選択する（任意）

トレイン内のサイクリストを移動した場合、すぐ後ろのサイクリストは以下のいずれかを実施できます。（※移動せずにパスすることも可能）

・	リレー	前に進んだトレインの先頭に移動する。	※3人まで
・	ホイール	前に進んだトレインの後ろに移動する。	–

これを『誰かがパス（トレインを分断）』もしくは『トレイン内のサイクリストが全員移動』するまで移動を行います。

トレイン

2人以上のサイクリストが縦一列で並んでいる状態をトレインと呼び、トレイン内のサイクリストが移動すれば、後続のサイクリストはリレー/ホイールが実施できます。

トレイン内のサイクリストの3人までリレーを実施でき、4人目以降はホイールしか選択することができません。

ただし、リレー/ホイールは同じトレインに留まることになるので、他のトレインに参加したい場合は、リレー/ホイールを行わず、通常の移動で参加する必要があります。

・	リレー、ホイールを行ったサイクリストは通常の移動は行えません。
・	山岳地帯では、スプリンター（緑のヘルメット）はホイール／リレーを使用できません。
・	ゴールラインを通過したサイクリストに対して「ホイール」や「リレー」戦略を使用することはできません。