『ペイント・ザ・ローズ(Paint the Roses)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ペイント・ザ・ローズ(Paint the Roses) | ||
特徴 | ペイント・ザ・ローズは2-5人プレイヤーで協力する推論ゲームであり、プレイ中にあなたのスキルに自動的に適応します。 「不思議の国のアリス」の不可解な世界を舞台に、あなたたちは新しく任命された王室の庭師です。ハートの女王の気まぐれに従って宮殿の庭園を完成させるために全員で協力します。戦略、論理、チームワークを駆使して、女王に追いつかれないで庭を完成させてください、さもなければ、最後の言葉を聞くでしょう「彼らの首を落としなさい!」 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 28 分 |
ゲームデザイナー | Ben Goldman | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Jacqui Davis | 戦略 | 4 |
エディター | North Star Games | 運 | 2 |
発売日 | 2022 | やり取り | 5 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ペイント・ザ・ローズ(Paint the Roses)とは?
あなたとチームメイトは、新しい王室の庭師として任命されました!
あなたの仕事は、ハートの女王を喜ばせるためにロイヤルガーデンを飾ることです。
しかし残念ながら、女王は美しい庭よりもあなたの頭を刎ねることにご執心のようです。
ペイントザローズ(Paint the Roses)は協力推理ゲームで、チームメイトと協力して女王の熱心な斧の一歩先を行くことです。ロイヤルガーデンを完成させながら、絶え間なく変化する女王の好みを解読します。
すべてのプレイヤーは、女王の好みを表す秘密の気まぐれカードを持っています。毎ターン、プレイヤーは低木タイルをロイヤルガーデンに置き、秘密の気まぐれカードについての手がかりを与えます。
自分の気まぐれカードについて話すことはできませんが、他のプレイヤーのカードについて自由に議論することができます。
これらの気まぐれカードを理解することで、庭師たちはスコアトラックに沿って移動し、女王の熱心な斧の一歩先を行くことができます。
女王に捕まることなくロイヤルガーデンを完全に埋め尽くすと、ゲームに勝利します。埋める前に女王が庭師たちを捕まえると、あなたが聞く最後の言葉は「首を刎ねよ!」です。
ペイント・ザ・ローズ(Paint the Roses)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・庭ボード
あなたとチームメイトが低木を植えるロイヤルガーデンです。
・低木タイル(32枚)
各低木タイルは、4つの形(クラブ、ハート、ダイヤ、スペード)の内1つと、4色(赤、ピンク、黄色、紫)の内1色で構成されます。これらの内8枚は、裏面が緑ではなく赤の初期タイルです。
・ガーデニング袋
この豪華なバッグには初期タイルを除くすべての低木タイルが入っています。
・温室
ターンごとに温室から低木タイルが取り出され、ロイヤルガーデンの空きスペースに植えられます。
・庭師
あなた達の点数を庭ボードのスコアトラックに記録します。
・女王
スコアトラックで庭師たちの後方からスタートします。彼女が庭師たちに追いついてしまったら、即刻「首を刎ねよ!」となるでしょう。
・花トークン(4個)
女王に取り付けられた花トークンごとに素早く移動します。
・白ウサギ
庭師たちが白ウサギを追い越すと、花トークンが女王に追加されます。
・気まぐれカード(イージー20枚、ミディアム40枚、ハード72枚)
すべてのプレイヤーは、秘密の気まぐれカードを持っています。それらは”女王がどのように低木を植えたいか” “正しく推測されたときにプレイヤーがスコアトラック上で移動するスペースの数”を示しています。
・手がかりトークン(プレイヤーごとに6個)
秘密の気まぐれカードについて手がかりを伝えるために使用します。
準備
1. 庭ボードをテーブルに配置します。
2. 庭師をスコアトラックの”0″に、女王を”44″に、白ウサギを”9″と”10″の間に置きます。
3. 各プレイヤーに同じ色の手がかりトークンを6個ずつ配ります。
4. 4つの花トークンを横に置きます。
5. 対応する番号のヘクスに、初期低木タイルを配置します。
6. 3種類の気まぐれ山札をそれぞれシャッフルし、ボードの上に置きます。
7. 各プレイヤーは好きな山札から気まぐれカードを1枚引き、自分だけ確認します。
(※一度に1人だけがイージーな気まぐれカードを持つことができます)
8. 袋からランダムに低木タイルを4枚引き、表向きにして温室に置きます。
9. 最近植物に水をやったプレイヤーがスタートプレイヤーです。
最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ
手番が来たら、以下のフェイズを1から順番に実行します。
1.低木タイルを配置する
2.手がかりトークンを配置する(自動)
3.気まぐれカードを推測する
4.女王を動かす
5.クリーンナップ
1.低木タイルを配置する

温室から低木タイルを取り、庭の空きスペースに配置します。
2.手がかりトークンを配置する(自動)

低木タイルが配置した後、全プレイヤーは手元の気まぐれカードを確認します。
“新しく置かれた低木タイル”と“隣接する低木タイル”が“プレイヤーの気まぐれカードと一致する場合”、新しく置かれたタイルに自身の手がかりトークンを置きます。
手がかりトークンは常に新しく配置されたタイルに置きます。
3.気まぐれカードを推測する

ボード上に配置された手がかりトークンをもとに各プレイヤーが持っている『気まぐれカード』を推測します。
誰でも推測できますが、少なくとも1人のプレイヤーの推測する必要があります。
両方のシンボルを正しく推測した場合にのみ、推測が成功します。

推測成功した気まぐれカードの右下に書かれている数だけ、スコアトラックの庭師たちを進めます。
その気まぐれカードに使用された手がかりトークンを、そのプレイヤーに戻し、気まぐれカードは捨て札置き場に表向きで置きます。
庭師たちが白ウサギを通り過ぎた場合、女王に花トークンを1つ追加し、白ウサギトークンを次の白ウサギアイコンに進めます。
女王が4つの花トークンをすべて持ったら、白ウサギをゲームから除外します。
チームは、推測が成功するたびに、別のプレイヤーの気まぐれカードを推測するかどうか選択できます。
このフェイズは終了となります。
また、このターンに動かされる女王の移動が2倍の速度で移動されます。
4.女王を動かす

推測が終わった後、女王を速度分進めます。
この時、推測が誤っていた場合、女王は2倍の速度で移動します。
女王の速度は1から始まり、プレイヤーが白ウサギを通過するたび花トークンが追加され、速度が1上昇します。
5.クリーンナップ
庭師が女王よりも先にいる場合は、次の手順を実行します。
1. スタートプレイヤーマーカーを渡す
スタートプレイヤーマーカーを次のプレイヤーに渡します。
2.気まぐれカードを引く
気まぐれカードを持っていない人は全員1枚引きます。
注:気まぐれカード(イージー)を持てるのは1人だけであることに変わりありません。
3. 温室に低木タイルを補充
温室の空いているところに、袋から低木タイルをランダムに取り出して追加します。
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、チームの勝利/敗北が決定します。
・勝利条件
庭師が女王に捕まらずにボードのマスを埋め尽くせば、チームの勝利!
※ボードが埋め尽くされていても、気まぐれカードの推測や女王の移動を含む、全てのフェイズを完了する必要があります。
・敗北条件
女王が庭師たちに追い付くと、即座にチームの敗北となります。
オプション
■エキスパートバリエーション
中央の初期タイル4枚を取り除き、袋に入れた状態で開始します。熟練者向け。
■自動メモ(推奨)
あり得る組み合わせと不可能な組み合わせを全て自動でメモに記録します。相談フェイズオプションと同時設定不可。
■チェシャ猫
チェシャ猫カードを2枚追加します。それに描かれているものと順番も含めて完全一致するライン(回転可)を庭に完成すると3歩進みます。