遊び方

『ペニープレス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『ペニープレス(Penny Press)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルペニープレス(Penny Press)
特徴ペニープレス(Penny Press)はRobert Dijkman Dulkes, Matt Golecによってデザインされ、Asmadi Gamesによって発行されたゲームです。
プレイ人数 3 - 5 人プレイ時間 27 分
ゲームデザイナーRobert Dijkman Dulkes, Matt Golec複雑さ3
アートワークMackenzie Schubert戦略3
エディターAsmadi Games2
発売日2015やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ペニープレス(Penny Press)とは?

ペニー・プレスは、19世紀末の激動期である「黄色いジャーナリズム」の時代において、ピューリッツァーやハーストなどの新聞王の役割を引き継いで、ニューヨークの旧市街で主導的な新聞となることを目指すゲームです。

プレイヤーは、記事を取材するために記者を派遣し、その後、それらの記事を読者のために新聞の一面記事に公開することで競い合います。

記事の価値は、利用可能な記事の数や記事を追跡している記者の数によって変化する可能性があります。

「戦争」、「犯罪・災害」、「政治」、「ニューヨーク市」、そして「スポーツ・民衆」の5つの主要なスクープカテゴリーがあります。つまり、これらのカテゴリーを最も報道しているプレイヤーには、ゲーム終了時にボーナスが授与されます。

最も多くのポイントを持つプレイヤーが、ゲーム終了時に勝者となります!

ペニープレス(Penny Press)の遊び方

ゲームの準備

1. 各プレイヤーは、得点トラックの開始地点に得点ディスクを置きます。

2. ボーナストラックに、5つのボーナスマーカーを開始地点に置きます。

3. 各プレイヤーに、新聞マットと5個の記者コマを渡します。

4. ボードの隣に、ペニーと広告を置きます。

5. 記事を積み重ねて、一致するスクープボードの下(記事供給スタック)に配置します。3つ星の記事は底、2つ星の記事は中央、そして1つ星の記事は上になるように積みます。

6. 最初の見出しカードを各プレイヤーが1枚ずつ引きます。各カードについて、ボーナスマーカーを進めます。次に、カードに表示された記事を、それぞれのスクープボードに配置します。セットアップの場合、広告タイルの配置は行いません。

7. 各スクープボードの記事の真上に、矢印マーカーを配置します。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを実施します。

・記者を割り当てる
・記者の再割り当て
・記者を呼び戻す
・記事の印刷(プレス)

記者を割り当てる

手番プレイヤーは手元にある記者コマ1個以上をスクープボードのいずれかの記事に配置します。

記者は他の記者が居ない記事はもちろん、既に他の記者(自分の記者でも他人の記者でも)が居る記事にも配置することができます。

1つの記事に配置できる記者の数に制限はありません。

記者の再割り当て

既に記事に配置してある自分の記者を別の記事に移動させることもできます。

1度の手番で再割り当てできる記者は1人ずつです。1度に複数人まとめて移動させることはできません。

割り当てアクションと同様に記者は既に他の記者がいる記事にも再割り当てすることができ、記事ごとに記者数の上限はありません。

記者を呼び戻す

既に配置してある自分の記者をボードから取り除き、手元に戻すこともできます。

思わぬ誤算で計画が狂ってしまった場合などにはこれが最良の選択になることもあります。

記事の印刷(プレス)

これで狙い通りの記事が集められると思ったら記事の印刷(プレス)を行います。

プレスを選択したプレイヤーは、その記事に配置されている自分の記者が最も人数が多い記事をすべて獲得し、紙面に配置することができます。

記事の印刷を行いたいプレイヤーは[紙面を印刷する(Xつの記事を発表する)]ボタンをクリックします。(Xには獲得できる記事の個数が入ります)

ゲームの終了条件

いずれかのプレイヤーによりゲーム終了条件が満たされた場合、各プレイヤーが1度ずつ最終版を印刷してゲーム終了します。

・2人~3人のゲームの場合

いずれかのプレイヤーが自分にとって4回目の印刷を行った場合

・4人~5人のゲームの場合

いずれかのプレイヤーが自分にとって3回目の印刷を行った場合

・矢印マーカーが固定

最終版のトリガーが引かれたら矢印マーカーが赤色になり、それ以上は上下しないように固定されます。

各記事の得点はその時点から変動しないということです。

最終版をトリガーしたプレイヤーは通常通りに印刷しますが、印刷後に見出しカードは引かれません。

トリガーを引いたプレイヤーが一面記事を作成した後、残りのプレイヤーは1度ずつ印刷を行えます。

各プレイヤーは印刷を行う前に記者コマ1人分だけを割り当てまたは再割り当てすることができます。

印刷が行われたら一面記事が作成され、スクープポイントが授与されます。
(すでに最終版を公開しているプレイヤーの記者が相乗りしている場合は、該当プレイヤーはスクープポイントを獲得します)

得点計算方法

各プレイヤーの新聞が5つの主要なスクープカテゴリを最も報道していたのかでボーナスポイントを獲得します。

ボーナスポイント加算後に合計勝利点が最も高いプレーヤーが最も成功した新聞男爵としてゲームの勝者になります。

同点の場合は引き分けになります。
(実物では最終得点が同点の場合、最も記事を多く発表したプレイヤーの勝利ということなのですが、BGA版ではタイブレークは設定されていないようです。)

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア