『3000人のならずもの(3000 Scoundrels)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 3000人のならずもの(3000 Scoundrels) | ||
特徴 | 3000人のならずものは2~4人のプレイヤー向けの対戦ゲームです。プレイヤーはトラベラーが残した貴重なテクノロジーを盗もうとするライバルのリーダーの役割を引き受けます。 ならずものを雇って自分の部隊を築き、完璧な戦略を立て、勝利への道をハッタリで固めましょう! | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 47 分 |
ゲームデザイナー | Corey Konieczka | 複雑さ | 3 |
アートワーク | David Ardila, Matijos Gebreselassie | 戦略 | 3 |
エディター | Unexpected Games | 運 | 2 |
発売日 | 2022 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
3000人のならずもの(3000 Scoundrels)とは?
3000人のならずものは2~4人のプレイヤー向けの対戦ゲームです。プレイヤーはトラベラーが残した貴重なテクノロジーを盗もうとするライバルのリーダーの役割を引き受けます。
ならずものを雇って自分の部隊を築き、完璧な戦略を立て、勝利への道をハッタリで固めましょう!
3000人のならずもの(3000 Scoundrels)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ゲームボード(1枚)
・リーダーボード(4枚)
・ポーカーカード(28枚:各7枚ずつ)
・金庫カード(18枚:各色6枚ずつ)
・マーカー(28枚:各7枚ずつ)
・特技カード(50枚:赤10枚、青40枚)
・仕事カード(60枚:黒22枚、紫:22枚、緑:16枚)
・スリーブ(60枚:黒22枚、紫:22枚、緑:16枚)
・ドルトークン(38枚:5ドル8枚、1ドル30枚)
・手下トークン(12枚:各プレイヤー3枚ずつ)
・評判トークン(4枚:各プレイヤー1枚ずつ)
・戦略カード(8枚)※追加ルール
準備
1. ゲームボードを準備する
ゲームボードをテーブルの中央に配置し、すべてのお金をその近くに置きます。
(これが銀行です)
2. ならず者を作成する
特徴カードと仕事カードを組み合わせてスリーブに入れることで、ならず者を作成します。
(※プレイ人数によって、使用するカードの枚数が異なります)
プレイ人数 | 特徴カード | 仕事カード |
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2人プレイ | 青色:14枚 赤色:全てのカード | 緑色:4枚 紫色:6枚 黒色:全てのカード |
3人プレイ | 青色:20枚 赤色:全てのカード | 緑色:6枚 紫色:8枚 黒色:全てのカード |
4人プレイ | 青色:26枚 赤色:全てのカード | 緑色:8枚 紫色:10枚 黒色:全てのカード |
3. 酒場にならず者を配置する
ならず者を3枚酒場に配置します。
4. 金庫を配置する
金庫カードを色ごとに分けて、それぞれシャッフルします。
その後、ゲームボードの金庫スペースに、対応する色(デポ、エステート、ラボラトリー)の位置に5枚のカードを裏向きで配置します。各色ごとに1枚ずつ未使用の金庫があるので、見えないように伏せて横に配置しておきます。
5. リーダーボードを受け取る
各プレイヤーはリーダーボードを1枚受け取り、対応するポーカーカード7枚、手下トークン3つ、評判トークン1つ、マーカー7枚を受け取り、以下のように準備を行います。
A. | 手下トークンを1つ刑務所に配置する。 |
B. | 評判トークンを評判トラックの『0T』の位置に配置する。 |
C. | 銀行から$4を獲得します。 |
D. | シートの近くに説明カードを配置します。 |
E. | ポーカーカードを全てシャッフルして山札を作成します。 その後、山札から7枚カードを引き、手札を作成します。 |
F. | 戦略カードありの設定の場合 2つの戦略カードを受け取り、1つを選択して受け取ります。 |
6. 最初のプレイヤーを決定する
最初のターンを行うプレイヤーをランダムで決定する。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足
ならず者について
❶ならず者の名前 ❷効果を発動する数字(A~6) ❸カードの効果 ❹コスト(緑のドルの数) ❺種類(3種類でカードが出るタイミングが示されています) ❻技術アイコン(ゲーム終了時に1つあたり1点を獲得できる) |
特殊な効果
アイコン | 効果 |
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ボーナスマネー ならず者の能力を使用する前に1ドルを得ます。 | |
2回使用 ならず者を使用するとき、その能力を2回使用します。 |
特殊な効果の実施タイミング
スロットの目ではなく、以下のように実施タイミングが書かれている場合があります。
例 | 実施タイミング |
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特別なタイミング 白い矢印がある場合、その方向にある隣接するならず者の効果が実施された場合、その直後に効果が実施されます。 (例の画像は上、右の隣接するならず者の効果実施後) | |
テキスト テキストで書かれている場合は、効果の実施タイミングがテキストで書かれています。そのタイミングで効果を実施します。 |
金庫カードについて
金庫カードは3色あり、それぞれ金庫カードの数字が異なります。
(金庫の色によっては、存在しない数字もあるので、トークン配置時に注意してください)
金庫カード | 金庫カードの数字 |
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金庫カード(赤:デポ) 3、3、4、4、4、5 | |
金庫カード(黒:エステート) 2、3、3、4、5、6 | |
金庫カード(青:ラボラトリー) 2、2、3、4、6、7 |
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. 計画フェイズ
2. 能力フェイズ
3. 悪党/保安官フェイズ
各プレイヤー4回ずつ手番を行なったら、1日(ラウンド)終了です。
1日の終わり(1ラウンド終了)の処理を行い、次のラウンドを実施します。
1. 計画フェイズ
計画フェイズは個人ボード下部のスロットに手札のカードを裏向きに差し込みます。
(※自分のみ表に見えますが、他のプレイヤーには裏側で見えています)
各スロットにはA~6までの差込口があり、正しい数字のカードを出しても良いですが、誤ったカードをスロットに差し込んで、嘘をついてもOKです。
カードは0~6まであり、0のカードに対応するスロットはないので、0のカードを配置する場合は、必ず嘘をつく必要があります。
各プレイヤーには、全部で3枚ずつの手下トークンがあります。
(※ゲーム開始時は、1枚は刑務所に配置されています)
相手の手番中、相手がこのターンに裏向きに配置したポーカーカードに対して、スロットと異なると数字だと思ったカードに、手下トークンを配置できます。
(※2~3フェイズを見てから配置することも可)
手下トークンを配置したカードは、ラウンド終了時に公開されます。
本物(誤った場合)だった場合、手下トークンが刑務所に投獄。
嘘を見破った場合は、+1点となり、見破られたプレイヤーは-1点となります。
2. 能力フェイズ
差し込んだスロットの数字に対応する個人ボード・雇ったならず者の効果を実施します。(ブラフをしていた場合でも実施できます)
ならず者は1手番につき1回だけ使用できます。
ならず者が複数のポーカーカードアイコンを持っている場合、一致するスロットにカードを実施する度に使用できます。
スロット | スロットの効果 |
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A/2のスロット 敷地の金庫を偵察する。それからマークを付ける。 | |
3のスロット 3ドル獲得する。 | |
4のスロット 4ドル獲得する。 | |
5のスロット 敷地から金庫を盗む。 | |
※6のスロットに対応する効果はありません。 |
場にある金庫の中から1枚を選択して内容を確認し、トークン(2~7)を配置します。
BGAではトークンを配置した金庫は、自分のみ公開された状態で見えていますが、他のプレイヤーからは裏向きで見えています。(※トークンは公開状態です)
トークンは金庫と同じ数字、異なる数字のどちらでも配置可能ですが、同じ数字を配置している場合は、金庫を盗んだプレイヤーに追加点が入ります。
また、配置できるトークンには限りがあるので、注意してください。
2/3トークン | 4/5トークン | 6/7トークン | |
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トークン | |||
トークンの枚数 | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
場にある金庫を1つ選択し、金庫とそこに配置されているトークンを全て獲得することができます。
金庫は全部で経過した日数までの金庫を獲得することができます。
(※獲得できる金庫は1日あたり1つのみ)
ただし、獲得せずに交換することができます。
その場合は、金庫の上に乗っているトークンも金庫と一緒に戻します。
・1日目に金庫を1つ取った場合、2日目は1つの金庫を獲得できます。
・1日目に金庫を取らなかった場合、2日目は2つの金庫を獲得できます。
・1日目に金庫を2つ獲得することはできません。
3. ならず者/保安官フェイズ
手番終了時、以下のいずれかのアクションを実施することができます。
・ならず者を雇う
・保安官事務所を使用する
コストを支払って、場にあるならず者を1枚選択して雇うことが出来ます。
(※個人ボードの5つのスペースの1つに配置できます)
コストは右側の緑色の$アイコンがコストとなります。
このタイミングでならず者を再配置することができ、ならず者の数が5つに収まらない場合は、捨て札にするならず者を捨て札にします。
その後、場のカードを山札から補充します。
保安官事務所を使用する場合、酒場の一番右のならず者を捨て札にします。その後、酒場のカードを右にスライドし、一番左にならず者を補充します。
その後、以下のいずれかを実施します。
・2ドルを受け取る
・2ドルを支払い、手下トークン1つを開放する
・4ドルを支払い、手下トークン2つを解放する
最終日のみ
・$12を支払い、金庫を購入する。
1日の終わり(1ラウンド終了)
各プレイヤーが4回ずつ手番をプレイした後、1日(ラウンド)が終了します。
以下の流れでラウンド終了処理を行います。
(※最終ラウンドの場合はステップ1のみ実施する)
1. 手下トークンの判定を行う
各プレイヤーが手下トークンを配置したカードが公開され、手下トークンの指摘が正しいかどうかの確認を実施します。
カードにある全ての手下トークンは刑務所に配置され、関連する保安官のアクションによって呼び戻されるまで活動停止となります。
手下の所有者は評判を1点獲得し、手下トークンを手元に戻します。
ブラフをかけたプレイヤーは評判を1点失います。
2. 使用したカードを回収し、次のラウンドの手札を作成する
各プレイヤーは使用したカードをシャッフルし、山札の一番下に追加します。
その後、カードを4枚引いて手札を作成します。
3. 次のスタートプレイヤーを決める
現在の得点が最も高いプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーになります。
ゲームの終了条件
事前に設定していたラウンド数(2日/3日)が終了した場合、ゲーム終了となります。
各プレイヤーは獲得した金庫を公開し、得点計算を行います。
最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、最も多くの所持金を獲得しているプレイヤー。
それも同じ場合は最近のターンを行ったプレイヤーが勝利となります。
得点計算方法
各プレイヤーは以下の項目で得点計算を行います。
得点項目 | 得点 |
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金庫カード | 獲得した金庫カードに書かれている数字分の得点を獲得。 |
トークンボーナス | 金庫カードの数字とトークンの数字が一致している場合、一致しているトークンにつき1点を獲得。 |
ならず者の技術点 | ならず者の技術アイコン1つにつき1点を獲得。 |
評判点 | 手下トークンによる評判点により、その数字を加点/減点を実施。 |
変更ルール
ゲームの長さ(デフォルト:標準)
ゲームの長さは、『短時間』『標準』の2種類を選択することができます。
『短時間』では2ラウンドまで、『標準』では3ラウンド行われます。
プレイ時間を調整したい場合に設定してください。
戦略カード(デフォルト:戦略カードなし)
戦略カードをありの場合、ゲーム開始時に各プレイヤーに戦略カードが2枚配られて、その内1枚を選択して手元に配置します。
各プレイヤーはゲーム中、その戦略カードの効果も適応されます。