遊び方

『トゥルネー(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『トゥルネー(Tournay)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルトゥルネー(Tournay)
特徴トゥルネー(Tournay)はSébastien Dujardin, Xavier Georges, Alain Orbanによってデザインされ、Pearl Gamesによって発行されたゲームです。
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 33 分
ゲームデザイナーSébastien Dujardin, Xavier Georges, Alain Orban複雑さ3
アートワークAlexandre Roche戦略3
エディターPearl Games1
発売日2011やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

トゥルネー(Tournay)とは?

トゥルネー(Tournay)の遊び方

ゲームの準備

内容物

基本ゲーム用アクティビティカード90枚(各色30枚、3段階で構成)。カードに使用されているアイコンはプレイヤー補助カードに記載されています。

拡張用アクティビティカード18枚(各色6枚、レベルIおよびIIで構成)。拡張カードの説明はルールの最後に記載されています。

プラザカード4枚

プレイヤーカラーの得点マーカー4個

スタートプレイヤーマーカー1個

両面のゲームボード1枚(供給面/得点面)

市民33個(黄色の一般市民11個、白の宗教市民11個、赤の軍事市民11個)

デニエ硬貨(1金 ×30枚、5金 ×9枚、10金 ×10枚)

イベントカード15枚

ダメージ/灰色市民トークン20個

プレイヤー補助カード6枚

準備

ゲームボードを「供給」面が上になるように配置します。各色の市民を3人ずつ、指定された場所に配置します。アクティビティカードを色とレベルごとに分類し、各10枚のデッキを9つ作成します。初めてのゲームでは、基本カードのみを使用してください。それぞれの9つのデッキをシャッフルし、レベルが降順になるようにゲームボードの対応する色のスロットの下に配置します。イベントカード15枚を1つのデッキにし、ゲームボードの上、最初の黒いスロットの上に置きます。このイベントデッキから3枚をめくり、それらを他の3つの黒いスロットの上に置いてイベントキューを形成します。

各プレイヤーは6金のデニエ、プラザカード1枚、同じ色の得点トークンを取り、自分の前に置きます。また、各プレイヤーは各クラス(黄色、赤、白)の市民を2人ずつ立てた状態で自分のプラザカードの上に配置します。ゲーム中、プラザカード上に立てられている市民は「利用可能な市民」となります。

残りのデニエとダメージ/灰色市民トークンは、一般供給としてまとめておきます。スタートプレイヤーを1人決め、そのプレイヤーにスタートプレイヤーマーカーを渡します。このスタートプレイヤーマーカーはゲームが正確に終了するタイミングを決めるためだけに使用されます。

ノーマルルール→赤・白・黄色のワーカー2つずつと6ドゥニエを受け取ります
上級ルール→赤・白・黄色のワーカー1つずつと9ドゥニエを受け取ります

カードの種類

[建物]      建設後、市民を使い活性化すると様々な効果をもたらす
[人物]      並び(同行か同列)のカードに付随効果をもたらす
[名声建造物]  ゲーム終了時に各種条件により勝利点ボーナスをもたらす
(※『名声建造物』は『建物』に含まれないので注意)
[廷吏]      各デッキに1枚で、これが捲られるとイベントが発生する

最初の画面は以下のとおりです

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。

1. 手札からカードをプレイする(任意)
2. 市民コマを使ってアクションを行う(必須)

1. 手札からカードをプレイする(任意)

・手札から区画にカードをプレイして配置(任意)

コストはカード左上に記載 レベルⅠは1ドゥニエ/レベルⅡは3ドゥニエ/レベルⅢは5ドゥニエ・20ドゥニエ・2ドゥニエとカード1枚(手札のものでも場にプレイしたものでもいいが城壁は不可。場から選択する場合、重なったカードの場合下にあるカードでもよい。このカードは該当デッキの一番下に戻る)・該当市民駒1つをストックに戻すのいずれか。赤い旗の中に示された数字が勝利点。 区画は3×3の9枚で、そこからはみ出さないうちは上下左右に全体の位置をシフトできる。 同色のカードは重ねて出すことができ、下になったカードはカードの勝利点(レベルⅠかレベルⅡ)のみが有効。 異色のカードを重ねると、下にあったカードは捨てられ、デッキの下に戻される。 レベルⅢ名声建造物は1人のプレイヤーが同名のものは出せない。レベルⅠ・Ⅱの同名のものは出せる。

2. 市民コマを使ってアクションを行う(必須)

市民コマを使用して次の5種(上級ルールでは6種)のアクションから選んで実行する。1コマにつき2ドゥニエ所有者に払うことで相手プレイヤーの市民コマも利用可能。利用されたコマは寝かせる。

[カード獲得] 獲得するカードのレベルと同数かつ同色の市民コマを寝かせて(使用済みの証として)獲得。デッキの上に公開されている1枚を得るか、その下の裏向きの2枚のうち1枚を得る(この時表向きカードはデッキの1番下に戻す)。表向きに公開されたカードがなければ自動的に2枚引き1枚を得る。2枚のうちどちらかが廷吏カードだった場合、もう1枚引き廷吏カードを90°回転してデッキの一番下に公開し、各イベントカードに1ドゥニエ置きイベントを発生させる(後述)。2枚のうち選ばなかったカードは表向きにしてデッキの1番上に置く。手札上限は後述の城壁も含め最大4枚までです(超過したカードは選択後該当デッキの一番下に戻されます。城壁を選んだら捨てることになりますが、1勝利点及び軍事名声建造物『ヘンリー八世の塔』の対象効果はなくなりません)。

[建物の活性化] 自分の区画に配置されたダメージ・市民コマの乗っていない建物カードに、同色の市民コマ1個を置いて効果発動。(ただし、白の『司祭』効果で2回活性化も可能)

[イベントへの対抗] コスト(左上に示されたコスト+カード上に置かれたお金分)を支払い発生済みのイベントカードを回収し城壁として手札に加える、そして新しいイベントが補充される(手に入れたイベントカードは城壁として手元に加え、任意のイベントカード1枚の効果を無効化できます)。基本的に発生済み(カード上にお金が置かれたもの)のイベントカードにしか対抗できませんが、軍事Ⅱの『要塞』を活性化させることによって発生前のカードにも対抗できます。

[ドゥニエ獲得] 同色の市民コマ1個以上を寝かせ、1個につき2ドゥニエ得る。

[市民集結] 全使用済み市民コマ(寝かせたもの+建物を活性化した際カード上に置いたもの)を広場に回収し、ダメージトークンと灰色市民トークンを取り除く。

[市民コマ獲得(上級ルール)] 市民コマ1個を寝かせ5ドゥニエを支払って同色の追加の市民コマを得る。

イベント解決

デッキからカードを引いた時に廷吏カードが引かれるとイベントが左から順に発生する
(もしくは軍事カードのバリスタが活性化されたとき)

  1. [廷吏]カードを山札の下に横にしておく(発生済みの目印でゲーム終了条件に影響する)
  2. 各イベントカード上の枠に1ドゥニエ置く(イベントカードに置かれるドゥニエには1~4の上限が各カード毎に定められている。上限に達したらドゥニエは置かれないがイベントそのものは発生する)
  3. イベントの効果は上に乗っているドゥニエ数分、倍数となるのでそれを処理する。
  • 城壁を建設する(手札から使用済みとして場に置く)ことでイベント処理を1枚回避できる

ゲームの終了条件

  • スタートプレイヤーのターン開始時に、下記[1]を満たすプレーヤーが2人いるか、[1][2]が同時に満たされていたらそのラウンドが最終ラウンドとなる
    • [1]区画全部がカードで埋まり、うち2枚以上名声建造物が表面にでている
    • [2]プレーヤー人数より多くの[廷吏]のカードが出現している
  • 最終ラウンド終了後以下の最終アクションを行う
    • 手札から1枚伏せて場に出す
    • 同時に表に出し区画に配置する(コストを払う)
    • 同列、同行の人物カードの効果を適用する

得点計算

  • 表面に見えている名声建造物のボーナス得点(重ねられてカードの下になった名声建造物の得点は無効。『建物』・『人物』・『名声建造物』毎にというカードは表面に見えているもののみを対象とし、重ねられて下にあるカードは数えない。『城壁』・『市民コマ』は未使用・使用済みかどうかは問わず対象。名声建造物の同名カードが2つ出ていた場合、各プレイヤーその効果を2回得るわけでなく、所有者かそうでないかで各プレイヤー1回のみの効果。また1つの名声建造物で得られる名声点は最大12点まで)
  • 人物・建物の名声点(表面に見えていない下に置かれたレベルⅠ・Ⅱカードも対象になる)
  • 城壁の数×1点(使用されてなくても使用されていても得点になる)

カード一覧

自分のボードの右上にある『π』をクリックするとカード一覧が現れます。一覧を消すには、一覧中のカードのなにかをクリックしてください。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア