『トランクウィリティ(Tranquility)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | トランクウィリティ(Tranquility) | ||
特徴 | トゥランクウィリティはプレイヤーが海に浮かぶ島 - 具体的には数字が書かれた島のカード - で海を埋め尽くし誰かがカードを使い果たす前に船を誘導して帰らなければならない協力型カードゲームです。 | ||
プレイ人数 | 1 - 5 人 | プレイ時間 | 11 分 |
ゲームデザイナー | James Emmerson | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Tristam Rossin | 戦略 | 2 |
エディター | Board Game Hub | 運 | 3 |
発売日 | 2020 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
『トランクウィリティ』の魅力
ボードゲーム初心者にもおすすめ
手札のカードを出して、出した分のカードを補充するという感じのゲームなので、ルールはシンプルで一度覚えれば気軽に楽しめるゲームです。
1ゲームあたりも10分前後で遊べるので、分類としてはライトゲームに入るんじゃないかと思います。
初心者と一緒に遊ぶというのもおススメなボードゲームなので、是非遊んでみてください。
ボードゲームでは数少ない協力ゲームを楽しめる
ボードゲームの中では『協力ゲーム』はそこまで多くありません。
手札のカードを伝えるのはルール上できませんが、チームで団結してゴールにたどり着く達成感は協力ゲームならでは味わえる感覚かと思います。
運要素もありますが、どのように出していくかを考えながらカードを出していく戦略要素もあるゲームなので、是非楽しんでみて下さい。
拡張機能により、自由に設定できる難易度!
このゲームは拡張機能が豊富で、難易度を気軽に変更することができます。
追加ルールも複雑なものではなく、気軽に導入できるもので、段階的に難易度を上げられるので、一度クリアしても何度も楽しむことができるのがこのゲームの魅力かと思います。
普通にプレイするだけでも慣れるまでは結構難しいので是非楽しんでみて下さい!
『トランクウィリティ』の遊び方
ゲームの目的
みんなで協力して島カードで海を埋めて、船を故郷に導くこと
『トゥランクウィリティ』は、プレイヤーが海に浮かぶ島(数字が書かれた島のカード)で海を埋め尽くして、誰かがカードを使い果たす前に船を誘導して古幸へ帰ることを目指す協力型カードゲームです。
ゲームの準備(BGAでは自動)
『トランクウィリティ』の準備物
ゲームの準備(プレイヤーごとの準備)
『島カード』と『完了カード』を全て加えてシャッフルし、プレイヤーごとにできるだけ均等に配って山札を作成。
各プレイヤーはそれぞれの山札から5枚のカードを引いて手札を作ります。
最後に各プレイヤーは『開始カード』を自分の山札に加えてシャッフルします。
ゲームの準備(全体の場の準備)
『境界カード』を使用して、全体が見える場に6×6のプレイエリアを作っていきます。
『ボードゲームアリーナ』のゲーム画面は下記にようになっております。
ゲームの流れ
このゲームはスタートプレイヤーから時計回りに手番を回します。
各プレイヤーは自分の手番で下記の行動を行っていきます。
❶『カードを1枚プレイする』または『カードを2枚捨てる』を実施する。
❷ 手札が5枚になるように手札を引く。
❶『カードを1枚プレイする』または『カードを2枚捨てる』
各プレイヤーは『カードを1枚プレイする』または『カードを2枚捨てる』のどちらかを選択して実施していきます。
プレイエリアに『開始カード』が配置されていない状態で『開始カード』が手札にある場合、必ず『開始カード』をプレイしなければいけません。
【島カードをプレイする】
手札にある島カードを1枚、プレイエリアの任意の位置に置くことが出来ます。
『島カード』を配置する場合は以下の点に注意して配置してください。
- 左下から右上に向かって、昇順で島カードを配置すること
- 配置済みカードの隣に配置する場合、差分の数字分の手札を捨てること
『島カード』は必ず左下から右上に向かって数字が昇順になるように配置していきましょう。
一番右側の列にたどり着いた場合、1段上の左側の列が次の数字になり、これらは隣同士扱いになります。
手札のカードを他のプレイヤーに伝えるのはNGなので、全員が配置しやすいように考えて置いていきましょう。
『島カード』を配置する時、既に配置されている『島カード』の隣に配置する場合、数字の差分の枚数分の手札を捨てないといけません。
左右両方に隣り合うカードが配置されている場合は、差分の小さい方の枚数を手札から捨てます。
手札の枚数が足らない時は配置することが出来ません。
【開始カードをプレイする】
『開始カード』が手札にあり、プレイエリアにまだ置かれていない場合は必ず『開始カード』をプレイしていきます。
『開始カード』の配置場所はプレイエリアの左下になります。
『開始カード』をプレイした時、全プレイヤーから手札を合計8枚のカードを捨てていきます。(2人プレイの場合は各プレイヤーは手札を2枚引いてから捨てる)
【完了カードをプレイする】
『完了カード』はプレイエリアを全て埋めた後にプレイすることができ、置いた瞬間に勝利となります。
『完了カード』の配置場所はプレイエリアの右上になります。
『完了カード』は最後にしかプレイできないですが、全部で5枚しかないので、捨てすぎると勝利できなくなるので注意が必要です。
【カードを2枚捨てる】
『カードを1枚プレイする』ことが出来ない時、いらないカードを捨てたい時に『カードを2枚』を選択することが出来ます。
ボードゲームアリーナでは、カードを2枚選択することで2枚捨てるボタンが表示されます。
❷ 手札を5枚になるように手札を引く
❶の行動を行った後は、自分の山札から手札が5枚になるように引いていきます。
引き終えたら次のプレイヤーの手番に移っていきます!
ゲームの終了・勝利条件
下記の条件になった時にゲーム終了となり、勝利/敗北が決定します。
【勝利条件】
・『完了カード』を配置する
【敗北条件】
・ プレイヤーの誰かがプレイできなくなる
プレイエリアを全て埋めていき、完了カードの配置を目指していきましょう。
『トランクウィリティ』の変更可能ルール
ルールは部屋を立てた時の左側にある『ゲーム構成』から、ルールを変更して遊ぶことが出来ます!(2021年5月14日時点)
『トランクウィリティ』では、『埋まらない隙間の防止機能』『島カードの除外枚数』『海の怪物カード』『ギザギザ岩』のルールを変更できます。
埋まらない隙間の防止機能
『埋まらない隙間の防止機能』が『なし』『有効』の選択が可能です。
『島カード』を配置する中で、絶対に埋まらない隙間を作らせないようにする初心者向けのオプションです。
必ずクリアできない状態になるのは、それだけでもモチベーションが下がってしまうので、不安な方は『有効』にしてプレイしてみると良いかと思います。
島カードの除外枚数
『島カードの除外枚数』は『なし』『ガラテイア(4枚)』『トリトン(6枚)』『レウコテア(8枚)』『アンフィトリテ(10枚)』『ポセイドン(12枚)』の選択が可能です。
言葉の通り、『島カード』を枚数分除外した状態でプレイが始まります。
(開始カード・完了カードの枚数は変わらないです。)
難易度を上げたい時に設定してみて下さい。
海の怪物カード
『海の怪物カード』は『なし』『海の怪物カード3枚』『海の怪物カード4枚』『海の怪物カード5枚』の選択が可能です。
『海の怪物カード』のカードを設定枚数分追加してゲームを行います。
『海の化物カード』は既に置いている島カードを破壊するカードです。
捨てることも出来ないカードで、誰かが持っていると『完了カード』を出せません。
こちらも難易度を上げるカードになるので、是非試してみて下さい。
ギザギザ岩
『ギザギザ岩』は『なし』『手動』『自動』を設定することができます。
『ギザギザ岩』とは、各プレイヤーの手番終了時に境界カード上を移動するカードです。
置かれている列は『島カード』を配置することができません。
『手動』は毎回どこに移動させる場所を決めて、『自動』はランダムにカードが配置されます。
こちらも難易度を上げるカードになるので、是非試してみて下さい。
最後に
ボードゲームアリーナで公開されているボードゲーム『トランクウィリティ』について、今回は書かせて頂きました。
ここ最近は協力ゲームにハマっているので、気軽に遊べる『協力ゲーム』がボードゲームアリーナに登場して嬉しい限りです。
そこまで難しくないゲームですし、皆さんもこの記事を読んで是非遊んでいただけたらと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。