『レター・タイクーン(Letter Tycoon)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | レター・タイクーン(Letter Tycoon) | ||
特徴 | 言葉を作ろう! 文字を買おう! 得点を得よう! あなたのアルファベット帝国を築きましょう! 各ターンではお金と株を稼ぐためできるだけ長い単語を作ってください。 使用する文字の特許を購入してください!それらの文字を使う他の人からロイヤリティを徴収します。 特許の中には、ユニークな特権を与えてくれるものがあります! メンサセレクト2015受賞 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 29 分 |
ゲームデザイナー | Brad Brooks | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Mackenzie Schubert, Peter Vaughan | 戦略 | 2 |
エディター | Breaking Games and Squirmy Beast | 運 | 3 |
発売日 | 2015 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
レター・タイクーン(Letter Tycoon)とは?
レターカードを使って単語を作り、お金と株を稼ぎましょう。
お金を使ってレター特許を購入します。特許は、そのレターが使用されたときにロイヤルティを獲得します。一部の特許には追加の能力が付与されます。
一定の価値に到達した時点で、1人のプレイヤーの特許がトリガーとなり最終ラウンドが開始します。
そのラウンドの終わりに、特許、お金、株の合計値が最も高いプレイヤーが勝利です!
レター・タイクーン(Letter Tycoon)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・文字カード(全102枚)
・特許カード(26枚)
・コイン/株
・飛行船トークン(1個)
・スコアカード(両面:スコア面/文字の頻出面)
・目標カード(4枚)
準備
1. ランダムでスタートプレイヤーを決め、飛行船トークンを渡します。
2. 文字カードを各プレイヤーにランダムで7枚のカードを配ります。
3. 3枚の文字カードをランダムで公開して場札を作成します。
4. 残りのカードで山札を作成します。
5. 特許カードを全てのプレイヤーが見ることができるように並べます。
6. コイン・株をプレイヤーの手の届く範囲に置きます。(初期コイン・株はありません)
7. 各プレイヤーにスコアカードを渡します。(両面)
8. ゴールカードを配置します。(プレイヤーの数に対応したもの)
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下のアクションを実施します。
1. 単語の組み立て
2. コインと株を獲得
3. 銀行がロイヤリティを支払う
4. 特許を購入
5. 次のラウンドの準備
1. 単語の組み立て
手札または場札から文字カードを使用して単語を作ります。(所有している特許の能力も使用できます)
単語には必ず手札のカードから1つ以上の文字が含まれている必要があります。
一部の文字には特別な能力があります。
Qレターの能力 「Q」を含む単語は報酬が倍になります(お金と株の両方)。 この能力は「Q」特許の能力とは独立しています。 | |
Yレターの能力 プレイヤーは各「Y」を子音または母音として扱うかを決定します。 |
プレイヤーは他のプレイヤーの単語にチャレンジすることができます。
チャレンジに成功した場合
チャレンジされた単語が辞書にない場合、手番プレイヤーは自分のカードを戻し、罰としてカードを1枚捨て、ターン終了となります。
チャレンジに失敗した場合
単語が辞書にある場合、チャレンジャーは手番プレイヤーに1ドルを支払わなければなりません。チャレンジャーにお金がない場合、アクティブプレイヤーは銀行から1ドルを取得します。
自動チャレンジでは、プレイヤーはチャレンジすることはできません。
代わりに全てシステムによって自動的にチャレンジされます。
単語が辞書にある場合
手番を続けます。
単語が辞書にない場合
『自動的にチャレンジした際の再試行』で設定した回数分、再度単語をだすことができます。(デフォルトは3回)
回数を使い果たした場合、プレイヤーは自分のカードを取り戻し、残りのターンを失い、罰としてカードを1枚捨てなければなりません。
2. コインと株を獲得
単語の長さに基づいてコインと株を獲得します。
単語の長さ | コイン | 株 |
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文字数 3 | 1コイン | – |
文字数 4 | 2コイン | – |
文字数 5 | 3コイン | – |
文字数 6 | 4コイン | 1枚 |
文字数 7 | 6コイン | 1枚 |
文字数 8 | 6コイン | 2枚 |
文字数 9 | 6コイン | 3枚 |
文字数 10 | 6コイン | 4枚 |
文字数 11 | 6コイン | 5枚 |
文字数 12 | 6コイン | 6枚 |
3. 銀行がロイヤリティを支払う
他のプレイヤーが、文字の特許カードを所有している場合、該当する文字が作られた単語に含まれていた時、そのプレイヤーは銀行から1コインを受け取ります。
自分の特許に対してはロイヤリティを獲得しません。
特許の能力を使って単語に追加する場合、追加部分は相手にロイヤリティを支払いません。
4. 特許を購入
コインを銀行に支払って、単語を形成するのに使用した文字カード(手札または場札から)と一致する特許を1つだけ購入できます。
特許の購入コストは、文字カードと特許カードの左下に表示されています。
黄色の特許カードは能力があります。
特許の能力は1ターンにつき1回まで使用できます。
特許 | 効果 |
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B特許 単語が母音で始まり母音で終わる場合、報酬が倍になります。 お金と株の両方が倍になります。 | |
J特許 単語の母音が半分以上の場合、報酬が倍になります。 お金と株の両方が倍になります。 | |
K特許 単語に母音が1つだけ含まれる場合、報酬が倍になります。 お金と株の両方が倍になります。 | |
Q特許 ターンを開始するためにカードを1枚交換することができます。 単語をプレイする前に捨てて引き直すことができます。 | |
V特許 2つの単語を作成することができます。それぞれの単語は個別にお金と株を稼ぎます。 他の特許の能力は1つの単語または他の単語にのみ適用されます。 各単語には少なくとも1枚の手札からのカードが含まれ、3文字以上の長さである必要があります。 | |
X特許 1枚のレターカードを2回使用できます。つまり、1つの文字を複製することができます。 合計で少なくとも3枚の実際の(複製されていないまたは生成されていない)レターカードを使用する必要があります。 「V」特許の能力を持つ2つの単語をプレイする場合、最初の単語から2つ目の単語に文字を複製できます。 他のプレイヤーは、この複製された文字の2つ目に対して追加のロイヤルティを得ません。 | |
Z特許 単語の末尾に「S」を追加できます。 これは受け入れ可能な単語を形成する必要があります。 実際の「S」のレターカードを使用せずに「S」特許を購入することはできません。 他のプレイヤーはこの生成された「S」に対してロイヤルティを得ません。 |
5. 次のラウンドの準備
場札から使った文字カードを捨て、山札からカードを補充して場札を3枚に戻します。
使用した文字カードと手札から選んだ他のカードを全て捨て、山札から7枚に補充します。
山札が尽きた場合、捨て札をシャッフルして新しい山札を作成します。
ゲームの終了条件
いずれかのプレイヤーが、目標カードに表示されている以上の価値の特許カードを獲得した場合、全プレイヤーが同じ回数分手番を行ってゲーム終了となります。
(※スタートプレイヤーまで手番を回す)
勝者は、特許とコイン、株を合算した中で最も高い価値を持つプレイヤーです
引き分けの場合は、特許の価値が最も高いプレイヤーが勝者です。
プレイヤー人数 | 目標価値 | 最低特許数 |
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2 | 45 | 6 |
3 | 34 | 5 |
4 | 26 | 3 |
5 | 21 | 3 |