『エミネント・ドメイン(Eminent Domain)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | エミネント・ドメイン(Eminent Domain) | ||
特徴 | 銀河を調査して帝国を拡大しましょう! 最高の帝国を築いてゲームに勝つために、近くの惑星を植民地化するか、それとも強制的に略奪する手も...貿易のための資源を生産し、新しいテクノロジーを研究しましょう! エミネント・ドメインは、帝国の能力が役割カードのデッキに基づいている帝国構築ゲームです。 毎ターン、実行するアクションを選択する必要があります。その際、これらのカードの1つをデッキに追加します。アクションを実行するときに、選択したアクションに一致するカードを手札から追加でプレイすることで、その効果を高めることができます。 例えば、あなたの帝国がより多くの研究を行うほど、あなたの帝国はより良い研究をすることができます。なぜならあなたのデッキにはより多くの研究カードがあるからです! | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 37 分 |
ゲームデザイナー | Seth Jaffee | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Gavan Brown, plus more | 戦略 | 3 |
エディター | Tasty Minstrel Games | 運 | 3 |
発売日 | 2011 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
エミネント・ドメイン(Eminent Domain)とは?
銀河を調査して帝国を拡大しましょう! 最高の帝国を築いてゲームに勝つために、近くの惑星を植民地化するか、それとも強制的に略奪する手も…貿易のための資源を生産し、新しいテクノロジーを研究しましょう!
エミネント・ドメインは、帝国の能力が役割カードのデッキに基づいている帝国構築ゲームです。 毎ターン、実行するアクションを選択する必要があります。その際、これらのカードの1つをデッキに追加します。アクションを実行するときに、選択したアクションに一致するカードを手札から追加でプレイすることで、その効果を高めることができます。
例えば、あなたの帝国がより多くの研究を行うほど、あなたの帝国はより良い研究をすることができます。なぜならあなたのデッキにはより多くの研究カードがあるからです!
エミネント・ドメイン(Eminent Domain)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 中央ボード(1枚) |
・ | 任務カード(96枚) |
・ | 惑星カード(27枚) |
・ | 初期惑星タイル(6枚) |
・ | 技術カード(39枚) |
・ | 戦闘機トークン(35個) |
・ | 資源トークン(24枚) |
・ | プレイヤーエイドタイル(4枚) |
・ | 影響力トークン(32枚) |
準備
❶ | 各プレイヤーに政略(Politics)カードを1枚配ります。 余った政略カードはゲームから除外します。 |
❷ | 他の任務カードを種類ごとに分け、表向きの5つの山にして、中央ボードの対応するスペースに置きます。 |
❸ | 各プレイヤーは以下のカードをよく混ぜ、以下のカードを受け取り、初期の山札を作成します。 |
・政略(Politics)カード:1枚 ・戦争(Warfare)カード:1枚 ・入植(Colonize)カード:2枚 ・研究(Research)カード:2枚 ・調査(Survey)カード:2枚 ・生産(Produce)/交易(Trade)カード:2枚 | |
❹ | 各プレイヤーは初期惑星タイル1枚をランダムに受け取り、裏向きで自分の帝国(場)に置きます。 |
❺ | 惑星カードをシャッフルして山札を作成し、中央ボードの横に配置します。 |
❻ | 各プレイヤーにプレイヤーエイドタイル1枚をランダムに配ります。 “スタートプレイヤー”と書かれたタイルを受け取ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。 |
❼ | 影響力トークンの内、8枚は、他とは違う印がついています。他の24枚とは別にして置いておきます。 |
❽ | 技術カードを種類(肥沃化 属、改良、金)ごとに分け、表向きの山にして中央ボードの横に置きます。 プレイヤーはいつでも、どの技術カードでも獲得することができます。 |
❾ | 各プレイヤーは、自分の山札からカードを5枚引き、ゲームを開始します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足
任務カードの種類
生産/交易 | 研究 | 入植 | 戦争 | 調査 | 政略 |
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16枚 | 20枚 | 20枚 | 16枚 | 20枚 | 4枚 |
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に、以下の流れで手番を行います。
1. アクションフェイズ(任意)
2. 任務フェイズ(強制)
3. クリーンアップフェイズ(強制)
1. アクションフェイズ(任意)
手札からカードを1枚を使用し、アクションの効果を実施します。
(使用したカードは、捨て札置き場に配置されます)
2. 任務フェイズ(強制)
任務フェイズは以下の流れで実施されます。
1. 任務を1つを選択し、中央から任務カード1枚を取って使用する
入植、研究、生産、交易、探査、軍事の6つの任務から1つを選び、中央ボードから選んだ任務カード1枚を取って、自身のプレイエリアに置きます。
任務はカード配置ボードに対象のカードが残っていなくても実行できます。
その場合、交易、生産、研究では補助的なリーダーボーナスがあります。このボーナスは山札に対象のカードが残っていない場合にのみ適用されます。
2. 同じ種類のカードを出してブースト(強化)する
選択した任務と同じ任務のカードを手札から出すことで、任務の効果を強化できます。
また、自分の場で公開されている惑星カードがあれば、その惑星のシンボルに該当すれば、そのシンボルの数も追加で効果が強化されます。
3. 選択した任務の効果を実施する
選んだ任務を【リーダーの特権】で、効果を実施します。
(ブーストした場合は、ブーストで強化した効果で実施します)
任務 | 効果 |
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軍事 任務:シンボル1つにつき戦闘機を1機得る。 リーダー特権: 代わりに惑星1つを攻撃してもよい | |
入植 任務:シンボル1つにつき植民地を1つ追加する。 リーダー特権: 植民地追加の代わりに、惑星1つを開拓する | |
探査 任務: (シンボル – 1)枚惑星カードを見て1枚保持する。 リーダー特権: 1枚多くカードを見る | |
研究 任務: シンボルコストと惑星の条件を満たした技術カード1枚を得る | |
生産 任務: シンボル1つにつき資源1つを生産する。 | |
交易 任務:シンボル1つにつき資源1つを交易し、それぞれ★を得る |
軍事
任務
・「戦争」シンボル1つごとに、戦闘機を1機獲得する。
リーダー特権
・戦闘機を得る代わりに、惑星1つを攻撃する。
・戦争コストの戦闘機トークンを支払い、自分の裏向きの惑星カード1枚を裏返す。
注意点
・プレイヤーは自分の裏向きの惑星のみ攻撃することができます。
・惑星を攻撃した場合、その惑星にある「入植」カードは捨て札置き場に置きます。
入植
任務
・場に出したカードを裏向きの惑星(複数可)の下に差し込む。
(各カード上のは、その惑星上にあるコロニーとして数えます)
リーダー特権
・コロニーの追加の代わりに、惑星に定住する。
・必要なコロニー数のコロニーを持つ惑星カード1枚を表向ける。
・惑星でコロニーとして使われていた全てのカードは捨て札置き場に置く。
注意点
・定住に必要な数以上のコロニーを惑星に追加してもかまいません。
・惑星上にある各「入植」シンボルは、別の惑星に定住するときに必要なコロニーの数を1つ減らします。(※定住を試みるとき、プレイヤーはこれらのシンボルを、帝国内の各惑星にある仮想コロニーと見なすことができます)
探査
任務
・惑星の山札から[シンボルの数-1]枚を引き、その内1枚を裏向きで自分の場に配置する。(残りの惑星カードは表向きで惑星カード捨て札置き場に置く)
・惑星デックがなくなった場合、捨て札をよく混ぜて新たな惑星デックを作る。
リーダー特権
・追加の惑星カードを1枚引きます。
研究
任務
・研究コストを満たすだけのシンボルを手札から出すことで、技術カードの山札から技術カードを手札に加えます。(公開している惑星もシンボルの数に含めます)
・技術カードを取る場合、右下の惑星の条件を満たしておく必要があります。
(右下の惑星アイコンの数、該当する惑星が公開されていなければいけません)
リーダー特権
・中央ボードの任務カードがなくなるまで、リーダー特権はありません
・中央ボードの任務カードが無くなった場合、研究シンボルを1つ追加されます。
重要な注意
・技術カードは手札に加えるものと、場に出されるカードがあります。
・場に出すカードを獲得した場合、好きな面を選択して惑星と一緒に場に出し、その後そのカードの効果が適応されます。
・技術カードの獲得は任意です。
(研究の任務カードを獲得するためだけに実施しても良いです)
生産
任務
シンボル1つごとに、自分の場に空いている資源スロットに対応する資源トーク ン(シリコン、水、食料、鉄)を1個配置します。
リーダー特権
・中央ボードの任務カードがなくなるまで、リーダー特権はありません
・中央ボードの任務カードが無くなった場合、生産シンボルを1つ追加されます。
重要な注意
「生産」はに生産のシンボルによってのみ増強/追随することができます。
交易
任務
・シンボル1つごとに、自分の場にある任意の資源トークン1個を戻して、影響力トークンを1枚得る。
リーダー特権
・中央ボードの任務カードがなくなるまで、リーダー特権はありません
・中央ボードの任務カードが無くなった場合、交易シンボルを1つ追加されます。
重要な注意
・必ず交易シンボルと同じ数だけ資源トークンを戻す必要があります。
・「交易」は交易シンボルによってのみ増強/追随することができます。
4. 他のプレイヤーは、任務に参加/対抗を選択する
他のプレイヤーは手番の順番で、選択された任務に対して参加/対抗を選択します。
参加する
選択された任務と同じ任務カードを手札から1枚以上出すことで、任務の効果を実施します。(※リーダーの特権の効果は適応されません)
この時、公開されている惑星のシンボルも適応されますが、任務に参加する場合は、最低でも1枚のカードは出さなければいけません。
対抗する
自身の山札からカードを1枚引いて手札に加える。
3. クリーンアップフェーズ(強制)
クリーンアップフェイズでは、以下の流れで実施されます。
1. 使用した任務カードを捨て札にする
プレイエリアに配置したカードを自分の捨て札にする。
(入植のために惑星カードの下に置かれたカードは除く)
2. 手札から任意枚数、任務カードを捨てる
手番プレイヤーは、手札から任意の枚数だけカードを捨てることができます。カードを1枚も捨てなくても構いません。
3. 手札を上限まで補充/捨て札にする
手札の上限になるまで、山札から引く、もしくは手札のカードを捨て札にします。
手札の上限は最初は5枚で、技術カードの効果により増えることがあります。
山札が尽きている場合は、自分の捨て札のカードを全てシャッフルして山札に戻してから、カードを引きます。
ゲームの終了条件
以下のいずれかの条件を満たした場合、全プレイヤーが同じ回数手番を実施したらゲーム終了となります。
・影響力トークンが全て無くなった場合
・中央ボードから任務カードの1~2種類の山札が無くなった場合
(2~3人プレイ:1種類、4人プレイ:2種類)
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
得点計算方法
以下の得点項目の内容を全ての合計数が得点となります。
得点項目 | 得点 |
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影響力トークン | 獲得した影響力トークン1個につき1点を獲得する。 |
技術カード | 所持している技術カードに対応する得点を獲得する。 |
公開された惑星カード | 公開された惑星カードに対応する得点を獲得する。 |