遊び方

『クラッシュ・オブ・デッキ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『クラッシュ・オブ・デッキ(Clash of Decks)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルクラッシュ・オブ・デッキ(Clash of Decks)
特徴クラッシュ・オブ・デッキは多くの工夫を盛り込んだ消費型の2人用ゲームで、その中でも最大の特徴は、8枚のカードデッキを構築し、そのカードを繰り返し使ってゲームを組み立てることです。 毎月発売されるこのゲームは、プレイヤーが2つのレーンにある2つの橋の両側にクリーチャーを召喚し、相手の砦、そして城塞を破壊するために攻撃します。そのためには、まず相手のクリーチャーを退治しなければなりません。 プレイヤーがダメージを受けると、手札の砦/城塞カードを左から右に移動させます。一番右の位置に到達した場合、その建物は破壊されます。 手札の枚数はそのプレイヤーがターンの最初に得るマナの量であり、敗北したクリーチャーは一番右の位置で手札に戻るので、どのクリーチャーをプレイし、どのクリーチャーを死なせるかを知ることは、ボード上の順位とライフの合計を管理する鍵となります。
プレイ人数 2 人プレイ時間 12 分
ゲームデザイナーLéandre Proust複雑さ3
アートワークClément Proust, Studio Rexard戦略4
エディターGrammes Edition1
発売日2020やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

クラッシュ・オブ・デッキ(Clash of Decks)とは?

クラッシュ・オブ・デッキは多くの工夫を盛り込んだ消費型の2人用ゲームで、その中でも最大の特徴は、8枚のカードデッキを構築し、そのカードを繰り返し使ってゲームを組み立てることです。

毎月発売されるこのゲームは、プレイヤーが2つのレーンにある2つの橋の両側にクリーチャーを召喚し、相手の砦、そして城塞を破壊するために攻撃します。そのためには、まず相手のクリーチャーを退治しなければなりません。

プレイヤーがダメージを受けると、手札の砦/城塞カードを左から右に移動させます。一番右の位置に到達した場合、その建物は破壊されます。

手札の枚数はそのプレイヤーがターンの最初に得るマナの量であり、敗北したクリーチャーは一番右の位置で手札に戻るので、どのクリーチャーをプレイし、どのクリーチャーを死なせるかを知ることは、ボード上の順位とライフの合計を管理する鍵となります。

クラッシュ・オブ・デッキ(Clash of Decks)の遊び方

ゲームの準備

・手札を作成する(カード選択の操作有)

各プレイヤーは以下の流れで9枚の手札を作成します。

1. 各プレイヤーは砦/城塞カードを1枚受け取ります。

2. 残ったカードをシャッフルして4枚ずつ場に出し、2枚ずつ受け取ります。
(※最初のプレイヤーが1枚選び、2人目のプレイヤーが2枚選び、最後の1枚を最初のプレイヤーが取ります。(A-B-B-Aの順))

3. カードを合計8枚引くまで、取得する順番を入れ替えながら2を繰り返します。

ドラフトで選択した8枚のカードと砦/城塞カードが各プレイヤーの手札となります。
砦/城塞カードはゲーム開始時、「砦」側を表にして手札の一番左に置きます。

・橋を2つ配置する

戦場となるボードの中央の上下に橋を2つ置きます。
橋を挟んで左側が自陣、右側が敵陣となります。

橋を挟んだフィールドをそれぞれ「上レーン/下レーン」と呼びます。
各レーンに配置できるクリーチャー数に制限はありません。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。

1. マナを獲得する
2. クリーチャーを召喚する
3. クリーチャーの攻撃を行う

1. マナを獲得する

ターン開始時、(砦/城塞カードを含んだ)手札の枚数と同じ量のマナを獲得します。

スタートプレイヤーの1ターン目に限り、固定で6マナを獲得します。
未使用のマナは手番終了時に消滅し、持ち越すことはできません。

2. クリーチャーを召喚する

手札の左4枚にあるカードがプレイ可能です。(砦/城塞カードは除く)

カードをプレイするには、カードの左上に書かれた分のマナが必要になります。
クリーチャーをプレイする場合、設置するレーンを選択します。

最初に召喚したクリーチャーは橋の最も近くに配置され、以降召喚されたクリーチャーはその外側に配置されます。

呪文を使用する

左上のコストの分だけマナを払うとプレイできます。

敵のフィールドにいるクリーチャーにダメージを与えることができます。

呪文は即座に効果を発揮し、使用後は手札の右端に置かれます。

召喚フェイズか攻撃フェイズであればいつでも使用可能です。

3. クリーチャーの攻撃を行う

ラウンド中に出されたカードを除き、場に出ている全てのカードが攻撃を行います。

上レーンの「橋から遠いカード」→「橋に近いカード」、下レーンの「橋から遠いカード」→「橋に近いカード」の順に攻撃を行われます。

攻撃は同じレーンにある「最も橋に近いカード」に対して行われ、カードの左下に書かれた数値が攻撃力、右下が体力となっています。

体力以上のダメージを受けたカードは破壊され、所有者の手札の右端に置かれます。
全てのクリーチャーの体力は、ターン終了時に回復します。

相手側にクリーチャーが居ない場合

防御側にクリーチャーがおらずレーンが空の場合、戦闘ダメージは砦カードに与えられます。

与えられたダメージと同じ分、砦カードを右に移動します。

砦カードは、手札の一番右に到達すると破壊されてしまいます。その場合、城塞側を表にして、手札の一番左に移動します。

城塞カードについても、砦カードと同様のダメージ処理を行います。

ゲームの終了条件

城塞カードが、手札の一番右に到達すると破壊されてしまいます。
城塞カードが破壊されたプレイヤーは敗北し、対戦相手の勝利となります。

※自分がカードをプレイすることで砦/城塞カードが右端に来た場合でも、砦/城塞は破壊されます。

特殊能力一覧

各カードには、特殊能力が備わっていることがあります。

アイコン名称効果
オーラこの能力は別の特殊能力と組み合わさり、隣接するクリーチャーがその特殊能力の恩恵を受ける。
オーラによる恩恵を受けるのは隣接したクリーチャーのみであり、オーラを持つクリーチャー自身は恩恵を受けない。
狂暴このクリーチャーが相手のクリーチャーを攻撃して破壊するたびに、再び攻撃する。

この能力を持つクリーチャーが防御側のクリーチャーを全て破壊した場合、砦/城塞を攻撃する。

※憤怒によってプレイされたターンに攻撃した場合は、上記の場合でも砦/城塞を攻撃出来ない

この能力持ちが砦を破壊した場合に、続けて城塞を攻撃することは出来ない(砦はクリーチャーではないため)。
不滅呪文カードの効果やダメージを受けない。

呪文による効果やダメージは受けないものの、呪文カードの対象にすることは適正
貫通対象となるクリーチャーに加え、同じレーンの後ろにいるクリーチャーにもダメージを与える(砦/城塞は対象外)。
保護毎ターン、このクリーチャーを対象とする最初のダメージを0に減らす。

呪文カードによるダメージも、自分が対象であれば軽減される
憤怒場に出したターンに相手のクリーチャーを攻撃できる(砦/城塞は対象外)。
横薙ぎ対象となるクリーチャーに加え、橋から同じ距離にいる隣接レーンのクリーチャーにもダメージを与える。
進撃攻撃フェイズでこのクリーチャーの番になると橋に最も近くなるまで移動して、攻撃ダメージに+xを加える。xは移動した際に追いこしたクリーチャーの数と等しい(移動しなかった場合はゼロ)。

この能力によって橋に近づいた場合でも、1ターンに行える攻撃は1度のみ
攻撃ボーナスはこのターンの攻撃フェイズの最後まで有効となる
失踪1以上のダメージを受けて破壊されなかった場合、戦闘の処理の終了後に橋から最も遠い位置に移動する。「失踪」の能力は「本能」の能力より先に発動する。
水生橋に隣接している場合、与えるダメージが2倍になる。「進撃」を持っている場合、「進撃」によって与えられる攻撃ボーナスも2倍になる。
本能1以上のダメージを受けて破壊されなかった場合、その戦闘処理終了後に橋に最も近いクリーチャーを攻撃する。敵のクリーチャーがいなければ敵の拠点を攻撃する。この能力は「失踪」の能力より後に発動する。
尖鋭クリーチャーを破壊するときに超過したダメージを相手の拠点に与える。
再生各クリーチャーにダメージを与えるたびに、自分の拠点を手札の左の位置に1つ移動させる。城塞を左に移動させる際、すでに手札の1番左の位置にあるのであれば、城塞を回転し砦を上にして、手札の右から2番目の位置に移動させる。
血の代償プレイするのに不足しているマナにつき、自分の拠点を右に1つ移動させる。
飛行
このクリーチャーが上レーンにいる場合、敵のクリーチャーを攻撃せず、拠点を直接攻撃する。このクリーチャーに「憤怒」を付与しても効果はない。「防衛」が付与されると、上レーンにいる場合に敵のクリーチャーだけでなく拠点への攻撃もできなくなる。
傭兵破壊されたあと、相手の手札の右端に戻る。
触媒あなたのターン開始時、このクリーチャーをプレイしていれば+2マナを得る。プレイヤーが獲得できるマナの量に制限はない。
防衛相手の拠点を攻撃できない。
弱体化このクリーチャーの攻撃力は、対象の各クリーチャーのHP-1である。他の能力により複数の相手に攻撃する場合、それぞれに対して効果が有効になる。この特殊能力は対象を破壊するのではなく、弱体化させるものである。「進撃」や「水生」と組み合わせた場合は、あらゆるクリーチャーを一撃で破壊することができる。拠点に攻撃した場合、拠点カードの向きは変えずに相手の手札の右から2番目に移動させる。
共生単独、またはプレイ済みで「共生」がいない自分のクリーチャーに重ねて出すことができる。重ねた場合、破壊されるまで攻撃力、HP、能力が足される。「弱体化」に重ねた場合、「共生」の攻撃力は足さない。
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くり坊
Web系フリーランスエンジニア